生産性を向上せよ | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

生産性を向上せよ

 

最近我が日本でも生産性向上を目指すべきだと言う人が増えてきています。失われた20年の間、生産性向上がおろそかにされてきたと言う指摘です。私もそう思います。

 職業柄、あちこちへ出かける事が多いのですが、良くする質問に

「最近、採用の方はどうですか?」

と言うのが定番になっています。

ついこの間行った静岡でも

「(人が)来ませんね」との答えで

「外国人の採用はどうですか」と聞くと

「すでに使っています」との答えでした。人数は教えてもらえませんでしたが・・

人手不足と外国人採用をいつも尋ねるのですが、メンテナンス業界での人手不足は相当に深刻なようです。ヤマト運輸の人手不足の問題は弊社の配送問題を含めて深刻ですが、メンテナンス業界も例外ではありません。

外国人を雇うのも一つの手である事は間違いありませんが、今の生産性を上げる事の方が重要なのではないでしょうか。

清掃の生産性を上げるためには、お掃除の科学化が必要です。お掃除を論知的・合理的に捉え処理する必要があるのです。また、資器材も最先端の物である必要があるでしょう。清掃する方の用具を見ると、古い箒やモップを片手にお掃除している人が圧倒的に多いように思います。これでは生産性は向上しないでしょう。

古い箒やモップの代わりにマイクロモップを使用しましょう。マイクロモップは形状がフラットタイプで接地面積が普通のモップより圧倒的に広いので手早く作業が終わります。自動洗浄機の活用も考えるべきです。

また、水拭きではなく洗剤を活用しましょう。洗剤では汚れの80%しか除去出来ません。常に100%除去する事が重要なのです。水では人件費の20%を無駄使いしている事にほかならないのですから。その場所に適した洗剤をチョイスすれば、衛生性・美観・悪臭の除去・作業効率アップなど目的に添った結果が得られるのです。

最新の資器材を使用する事

最新の確かな技術を駆使する事(怪しげな発明技術ではなく)

が重要です。