研修旅行&トイレに手を入れないで掃除するのは手抜き??
先週は九州へ行っていました。主目的はある会社の社員研修旅行で洗剤の基礎を60分話す事でした。新しく購入したプロジェクターを持参し、セッティングしたのですが、パソコンの画面とプロジェクターの画面が一致せず、焦りました。社員に電話し相談したのですが、早々にエプソンの電話相談番号を送ってくれたのでそこに電話しました。プロでしたネ。直ぐに解決しました。講習会は概ね好評で、ほっとしました。夕方の意見交換会と小宴会は盛況で、偉い方々が社員の方一人一人に話しかける姿には感心しました。
前後して、九州の資材店の営業の方とメンテナンス会社を数社訪問したのですが、その時の事です。
トイレに手を入れずに清掃すべきと言うのが弊社の主張ですし、病院清掃では特に強調しています。ある会社に行き、トイレ清掃の話が出た際に、トイレメンテナンスのコツと洗剤の向きが通常のアルカリサイドと異なり、酸が必要になる事、適正な酸性洗剤を使用すれば、便器内に手を入れずに簡単に清掃が済む事を、動画等を見せて説明しました。
また、便器内に手を入れる事が社員の方の健康とお客様の衛生性に問題を起こす事を具体例を挙げて説明したのです。その際に、相手の副部長の方が「なるほど」と言いながら、ニヤリとしてこう言ったのです。
「弊社は『トイレに手を入れずに清掃するような杜撰な事はするな』と言うのが社訓ですからねェ」
これには参りました。この会社にとっては、トイレに手を入れてまで清掃するという事がお客様に対するサービスであると考えているのです。ある種の感動を覚えました。この心根は素晴らしいと思います。
いつも言っている事ですが、
トイレに手を入れてお掃除するのは先進国では我が日本だけです。何回か書きましたが、かつての洗剤使用の行き違いから、トイレに手を入れると言う習慣が定着しました。それは情報の行き違いから起こる問題ですので、正しい知識が伝われば解決するでしょう。しかし、サービスの心意気や意気込みと言った問題にどうやって対処できるでしょう。こうした真面目な会社の方にこそ、弊社製品をお使い頂きたいと強く思いました。
適正な洗剤を使用すれば、トイレに手を入れずに、より美しく、より衛生的に、無臭に維持する事が可能になります。作業時間は大幅に短縮されますが、それは決して手抜きではありません。論理的・合理的なメンテナンスを実施したという事なのです。