東京での講習会 | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

東京での講習会

 昨日は東京での講習会でした。40名を超すお客様で盛況でした。今回はプレゼンをキーノートでやってみようと思い立ち、マックを持って行ったのですが、操作がウィンドウズとかなり違うため、時間が掛ったり、動画がスムーズに出なかったり、チョイとモタモタしました。感想文は概ね好評で、この件についての言及がなく、ホットしました。

 休憩時間での質問が2つ。
 一つ目はバイオボウル(便器の内側で使用します)の使用量の問題でした。
 私の説明と使用量が大きく違う事から質問に来られました。使用方法と伺ってみると、明らかに使用量が足りません。作業時間も私の説明より掛っており、悪臭も出ている様子です。目皿周りも黄ばんでいるとの事でした。本社からは1ケースで1年持たせるよう言われているとの事で(バイオボウルが安い洗剤ではないからでしょう)、どの程度のトイレ数かは伺いませんでしたが、使用量が足りない事をご説明し、使用量が問題であったなら、目皿を毎日バイオボウルが着いたボウルスワッブで軽くぬぐう方法をお伝えしました。30C.C.の規定量が無理な場合はこの方法が洗剤が少ない割に、作業性が良いのです。勿論、目皿清掃回数を減らしたり、2日に一度の便器内清掃とは行きませんが・・・・。

 もう一つは学校でのトイレで湿式清掃と呼ばれていましたが、トイレ床を水で流しながら清掃をしているものの、悪臭が取れないとの事でした。水の量にもよりますが、アンモニアは水に溶けるため、水洗いでは尿の成分を拡げてしまう事があるのです。湿式が作業仕様として縛られているのなら、水洗いの前に弊社「ピロキシー」か「エコライザー」で拭いてしまい、その後水を流される様、提案しました。

こうした機会は様々な場所と様々な問題を知るいい機会になりますね。
東京講習会