日本人の誇りを読みました。
今週末は割にゆったりとしていたので、買っておいた藤原正彦氏著「日本人の誇り」を読みました。
良い本でしたね。
真、善、美が実は同じものだと言う事を初めは疑いながら、年を経る事によって、納得される様子が最初に書かれていましたが、納得でした。
テーマの一つである人種差別については、私も若い時に英国(これはチョットしたもので、いまだに英国を好きになれません)と米国(これは大したことのない程度のものでした)で差別を受けた体験があります。一昔前までは世界的には当たり前の様に行われていましたが、今の若い世代はどう受け止めているのでしょう?著者の言う通り当時の世界を今の基準で判断する事は間違いを生む基になる事でしょう。
また、私達のような世界を相手にしている商売ですと、日本人とは何かと言うテーマは永遠に続くものであり、自国に対する誇りは非常に重要なものなのです。
弊社の若手にも読む事を薦めようと思っています。
しかし、この前、弊社の若手に比較的厚めの経済書を「是非読んでほしい」と渡した所、もれ聞く所では段落を4等分(4人に渡したので)して読む事にしたとか・・・・・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
今度は薦める事は薦めますが、自腹を切ってもらいましょう!