久しぶりに会社に戻ってきたスタッフから「スパルタン(弊社提携先米国スパルタンケミカル社=業務用ケミカルメーカーのトップの一つ)に行くと、うちを指して『バイオボウル!』と言われる位、バイオボウルがダントツですよネ。
でもスパルタンでは他のトイレ製品も売れており必ずしもバイオボウルがうちみたいに突出してないようですけど・・・、アメリカと日本ではトイレの構造や使い方が違うんでしょうか?」
それを受けてこう答えました。
「構造や使い方のせいじゃない。日本ではビルメンテナンス業創成期(半世紀以上前)に当時の塩酸ベースの洗剤(酸性洗剤)で事故が続出した為に、トイレで酸性洗剤(塩酸)を忌避する習慣が大手メンテナンス会社で定着した。
その為、メーカーも開発しなくなってバイオボウルが売れる前まではトイレ用の酸性洗剤はこぞって塩酸ベースだった。
一方、トイレと浴槽には酸が必要である事を熟知していた欧米では酸性洗剤が発達した。リン酸、クエン酸、乳酸などだ。
従って、それらのファンも多くいる。
バイオボウルはクエン酸にバイオを配合し、安全性が高いのに、洗浄効果を高め(バイオが出す酵素が効くのです!)、バイオ洗剤の特徴の消臭効果(良いバイオが悪臭の原因菌を追い出すので)と持続効果(バイオが汚れを食べ続けるので)を持つ最も新しい洗剤なので、うちが紹介した当時、最もトンガっており、特徴のある洗剤だったので、ファンが着いたのだ。
即ち、間を飛び越しているという状態なのだ。
本質的な違いと言うより、歴史的、経験的な違いによって状況が異なる良い例だと思う。」
彼女が「ガッテン!」をくれるといいのですが・・・
今日はこれから名古屋へ向かい、大手メンテナンス会社でトイレの講習会です。

バイオボウルの日本語表示ボトルがうまく載せられませんでした(=下手ですね)。(日本で売っているのは日本語です。ご安心を)