スランプと本能。それでも私がブログを書く理由。 | 占い考察備忘録。心理占星術が好き。

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宿曜占星術・タロット・西洋占星術について考察した内容をまとめておきたいブログ。時おり心理学も絡めています。
今は四児の母(三人目双子)として家事育児に奮闘中。
老後は占い師として復活することを夢見ています。

こんばんは、まいな惺と申します。

耳をすませば鳥の声に虫の声、カエルの声と聴こえてくるこの季節。
だんだんと蒸し暑くなってきましたね~!


ここ最近、ブログでは心理学や西洋占星術についてのことに触れてきました。
まだいくつか書きたいネタも残っています。

ただ、実はそれらに関してちょっとスランプ気味なのです。
今日はそのことについて正直に綴っていきます。


・・・
突然ですが。

つい最近まで当たり前すぎて忘れていましたが、私たちは人間です。
心がどうとか星がどうこうだけでなく、人間だからこその本能ってあると思います。

それゆえ、いくら心理学や占星術で分析を重ねてもやはり理屈で解き明かせない点が出てきてしまうように感じ、そろそろ限界かなぁとスランプに陥っております。


例えば私は、特に恋愛感情についてはこの歳では誰にも負けないくらい(笑)心理学や占いを駆使して理屈や理論で考えてきました。

過去の痛いブログにもいくつか書いてあるので詳しくは割愛しますが、たどり着いた結論は、心理学の観点からは“幼少期の感情の再体験(両親に似ている・自らの育て直し等)”と“自己愛の投影(勝手に自分の理想・自分の未解決の問題を押し付ける等)”が主だとしておりました。
一方でそれを占星術の観点から、金星や火星はもちろん、第5ハウスや第7ハウス第8ハウス、太陽や月などを用いて解き明かそうとしてきました。

ただ、ふと分かったんです。

いくらそんなことしても、本能には勝てませんね(´д`)

恋愛感情ひとつを取っても“より良い遺伝子を残すための本能”とか“生物的に魅力的な異性に吸い寄せられる本能”とかがあるはずですし、それが結婚となれば“自分が安全に生きていくための本能”などが影響してくるのは当然かもしれません・・。


私は今まで長らく考えすぎる青春時代(笑)を過ごしてきたもので、それが一つの生きがいのようにもなっていたのですが、正直ここ最近バカらしくなってきました。

もちろん当時考えすぎたお陰で得られたものは沢山あるので、決して無駄にはなっていないものの、今の私にはもう必要ないのです。
そもそも勉強があまり好きではないことからも、本来は考えることもあまり好きではないのだと思います。
実際、占星術等も基礎的なところを一通り独学して勝手に研究しただけで満足してしまい、より踏み込んで深めていく気力は今のところ出てきません…。

おそらく考えすぎていた頃は、自らの生きづらさに悩んでいたからこそ必要に駆られて考えて自分を鼓舞していただけであり、今現在はもうその必要性を感じないのです。

なんてこったい(´д`)


これからは、もっと枠にとらわれない視点で、物事を見て聞いて感じていきたいと思います。
そしてそれは鑑定の場面でも同じです。

時間はかかるかもしれませんが、その意識を胸に『まいな惺』として成長し続けていきたいと思います。



そんな私でも、どういう訳か考察ブログは書きたいと思ってしまい、こうして娘が昼寝するとすかさずパソコンに向かい文字を書き続けています。
考えるのはもう疲れたし嫌なのに、ちょっと頭に浮かんだことや過去に考えていたことを文字に残してブログに書きたくなってしまうのはどうしてなのだろうか…。

それを自問自答していたところ、それこそ私の本能なのかもしれないと気づいたのです。
以下にそのお話を書かせていただきます。



私はあまり他人と関わることが得意ではなく、一人で行動することが好きな人間です。
お仕事はお仕事なので別として、とにかくプライベートで人と接するのが苦手なのです。

そうは言っても、一人気ままにカフェに行った時、そのカフェでコーヒーやケーキ等を作ってくれる人や出してくれる人、もっと言えばその材料を作っている人がいるのです。
また一人公園にお散歩に行った時、その公園を作った人や管理している人がいるわけですし、お花が咲いていたら植えた人や世話をしている人もいるはずなのです。
こういった例は他にもいくらでも思い浮かびます。


いくら一人でいるのが好きで他人との接触を控えていても、今私が生かされているのは間接的に他の人間の存在があってこそなのです。
今私がいる空間にあるものでさえ、例えば今向かっているパソコンも、テーブルや椅子も、どこかの他の人間が作って提供してくれたものです。

こうして受け取るからには、自分も人間としてどこかの誰かに何かを還元していきたいといった気持ちが出てきます。

つまり、私自身の性格として人と関わるのは苦手であっても、やはり人間の本能として、間接的にでも他の人間とのつながりを持っていたい気持ちがあるのかもしれません。

そこで私にとっての“つながり”の場として、ブログが出てきます。


まず人間の持つひとつの特性として、言葉を使うというものがあります。
多数の人はそれを使い他人とのコミュニケーションを取ることで、安心感を手に入れることが出来るでしょう。
これは同じ種族でまとまっているといった本能からの安心感でもあるように感じます。

一方でブログは、言葉を自由に発信できる場でもあります。
あまり他人との付き合いが得意ではない私でも、ブログを使うことで自分の書いた言葉がどこかにいる人間の目に留まる可能性が出てきます。

つまり私にとってブログを書くこと、ようは言葉を通して他の人間とのつながりが生まれる可能性を感じられることは、本能的にも安心する行為なのです。


余談ですが…
かなり前にこちらにもチラッと書かせていただきましたが、これはもう天王星以降の外惑星を使った人とのつながり方だと思いますので、土星の枠から外れた時代に産まれて良かったなぁと思います。



正直な気持ちを書かせていただきますと、今まで心理学やホロスコープの考察を沢山してきた内容はもちろん、自分が思ったことや考えたことが、誰かの目に留まる可能性を残しておきたいのです。

もしかしたら、占いに興味のある誰かがマニアックなキーワードで検索した際にこのブログがヒットして、その誰かの好奇心を少しだけ満たすことが出来るかもしれません。
また占いを一から勉強したい方にとって、役に立つささやかな情報が見つかるかもしれません。

それに加え、私は青春時代(笑)のほとんどを占いや心理学の研究に没頭して費やしてしまったので、それだけの熱意をもって取り組んだものを私の中だけに留まらせておくことはもったいないと思う気持ちがあります。
思い上がりなのは承知ですが、当時の若い視点とエネルギーを持ち占いに真っ向から立ち向かっている様子は、占いに興味がある誰かにとっては貴重なデータでもあると思うのです。


私が死んでしまったとしても、このブログが残っていれば、私の一部は生き残ってほかの誰かにつながっていく可能性もゼロではありません。
また、とあるホロスコープを生きた女性のデータとしても丸々残すことが出来ます。

そんな気持ちを込めて、私はマイペースにブログを書き続けようと思います。



まいな惺(まいなさとる)
大学院で学んだ心理学の理論をもとに、占星術やタロットを研究してます。
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