今回のお話は、人物が特定されない為に年齢も時期も、その他フェイクで書いてゆきます。過去のお話です。
登場人物
琴美ちゃん・・今回の主人公。３０歳のヘアメイクアーティスト。
浩二・・・30代のお笑い芸人で、琴美ちゃんの彼氏・・だったはずだが？最近売れてきた。
浩二の妻・・浩二の携帯から、琴美ちゃんの他に２名の浮気相手を見つけ、いてもたってもいられない。現在妊娠中。
だが、奥さんにも秘密があった。
エイジ・・パンダの２０年来の友人。女優・モデルさんを手がけるヘアメイクアーティスト。琴美ちゃんが所属する美容室のオーナー。ヒゲマッチョな男性と猫っぽい女子と観葉植物が好き。
※このブログは様々な女性の人生の一部を、私が本人に変わって書いています。
よろしければ他のシリーズも合わせて、読んでみて下さい。
シーズン1 ミキの芝生 『DVモラハラ夫の不倫』
シーズン２ 武田さんの芝生
シーズン３ 紀子さんの芝生
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フライデーされ
自宅まで記者が来てしまうからと
浩二が発した言葉。
浩二さん
「もう俺自宅にいられないので
よければ今から
パンダさんの家で
かくまってくれませんか？」
ねぇ。
本当に。
どうしてこの人の思想は
そうなるのか。
私
「大変な状況はわかりますが
はっきり
お断りさせてください。」
浩二
「ええっ。」
いや、なんで驚くんだ！
まさか私がこんなこと笑顔で
引き受けるとでも？
私
「そこで驚かれても・・
浩二さん、
私たちが顔を合わせたのは
１回だけですよ。
そんな男性を
彼氏もいるというのに
なぜ私が、かくまうと思ったんですか。」
浩二
「それは・・パンダさんなら
なんとかしてくれると・・」
WHY。
あからさまに
ショックだという雰囲気を出す浩二に
苛立ちさえ感じる。
私
「浩二さん・・
こういう時に頼る相手は
まず女性ではなくて、
事務所の方とか
先輩とか、
ご友人なんじゃないですか。」
浩二
「もちろんそれは
同じ事務所の人たちがみんな
心配してくれていて・・
だけど同じ業界の人だと
僕のせいで家が知られたら
大変なことに・・」
あーーーーーー。
もーーーーーーーーー。
がおー！！
（という謎の雄叫びが溢れ出た。）
やっぱりこの人は
何か感情のどこかが欠落している
病気なのだと思う。
私
「いや、一般人の私の方が
知られたら嫌なんですが・・」
浩二
「…そうです・・よね。」
私
「はい、明らかにそうです。
・・というか浩二さん
ほんっとうに私に
連絡してこないで欲しいです。
今回はなんか
フライデーの後だったので
もしかしたらあの時のバーの写真も
撮られていたのかなとか
勝手に先回りして
心配してしまいましたが・・
そうじゃないなら本当に・・」
浩二
「……それはもう今後
僕がどう頑張っても
改心しても
僕とはありえないってことですか？」
だーかーらー
・・いや、ここで浩二と
やり合っても仕方ない。
私の心の無駄遣い。
平気で浮気、
不倫できる男の思考は
相手の女性の気持ちなど
全く考えられないのだから。
だから多くは語るまい。
私
「はい。
これからも、
ありえません。」
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