大変ですね(゚∀゚)y~
さて、12月から全くかかなかったブログですが、btcが2月からバカ下げしてげっそりしていた所、4月半ばから急回復してきたので、私は元気です。
4月から、パートで仕事していた会社(週4で4h勤務)からフルタイム週4にしてほしいと頼まれ、やや労働時間伸びましたが投資の方は変わらずbtcロング、スイとスイチェーンのアルトコインロングのポジションを継続中です。
あまり短期で見てもしょうがないので、btcに関しては税制改正まで現物は売らない予定です。
スイとスイチェーンもDEXで運用しているのですが、年率で15%ぐらいは安定してあるので、ステープル半分、Crypto半分ぐらいで短期売買で出た利益でコツコツ現物を買っています。
Crypto投資はいずれにせよ税制改正がされなければ法人でやらないとバカみたいに税金取られますので、まぁボチボチやりつつ2030年ぐらいにビットコインが50万ドルぐらいになれば良いなと思っています。
ビットコインは4月の月足クローズに上ヒゲがどの程度つくのかつかないのか。
とりあえず98000ドル~102000ドル界隈に向かって、ヘッジ1倍のショートを狙っているのが今のところです。
おそらく5月に下ヒゲ無しって事は無いでしょうから、なんだかんだでそのへんのショートが取れれば一回いい感じになるような気がしています。
日足もやり過ぎ感ありますし、5月も陽線になるとしても、10万ドル界隈で何の抵抗もなくまたATHまでの全戻しまで一気通貫ということは無かろうとの見立てです。
さてさて、それよか気になってるのが与沢氏の件。
与沢 翼氏の件に見る覚醒剤のヤバさ
与沢翼氏と言えば、情報商材詐欺の走りであり主祖と言えるやも知れません。
だいたいこの手の詐欺師達は、あれこれと分かりづらい横文字と何やらいかにも金儲けができそうな雰囲気の話に謎のプライスを付けてアレコレやる人々です。
彼に限らずXなどを見ていると数限りない商材屋詐欺を見かけますが、彼はそれで一財産築き上げ、パクられたり殺されたりする前に海外に無事資産を逃がし、ひとまずは完全犯罪のような事をやり終えた、詐欺師の上がり方としてお手本のような生き方をしてきたのだろうと思います。
そんな彼が、覚醒剤(メタンフェタミン)にハマり、妻に逃げられ子どもとも別れ、随分と落ちぶれた生活をしているようです。
離婚されたそうで、カネもそこそこ取られるでしょうし、あげく自分は殺されるかも知れない、保険金殺人に合うかも知れないみたいな事まで言い出す始末。
連日、長時間のyoutube動画を雑な仕上がりで投稿したり、支離滅裂な妄想をアレコレしておられるようで、だいぶ脳みそが壊れておられるようです。
覚醒剤の怖さ
彼はおそらく今後も薬をやめられないでしょうし(現在数週間の断薬が出来ているそうだが)、既に自分で壊してしまいましたが、大切な物、カネでは買えない物を壊し、最終的に不可逆な脳の損傷をもたらすようです。
私の周りにも数人、覚醒剤で人生を駄目にした人がいるのですが、そんな中で印象的な2人のお話です。
地元の先輩
当時、私は22才ぐらいでした。
ある2月の深夜、外は氷点下になるような冷え込む夜でしたが、私の家に地元の先輩であった佐藤くんが来ました。
彼は深夜の2時にピンポンを押して、訪ねて来ました。
10代の頃、仲良くしてもらった私の家から1キロぐらいの所に住んでいた2個上の先輩で、とても優しく、後輩にも友達にも年上にも好かれるリーダータイプの男でありました。
ただ、地元の先輩後輩というのはどうしても学生を終わる頃にだんだんと疎遠になるもので、その日訪ねて来たのも数年ぶりの再開でありました。
10代の頃はよく私が彼の家に遊びに行って、バイクで出かけたり彼の車でナンパに行ったりしていて、楽しい思い出しか無いとても良い先輩でした。
そんな彼が深夜2時に数年ぶりに何故訪ねてきたのか。
玄関を開けると彼はただそこに立っていました。
ライダースの革ジャンを着て、JEANSという出で立ちで明らかに真冬の深夜に後輩の家に訪ねて来た雰囲気ではありません。
しかも歩いて来たようで、車もバイクもなく、ただドアを開けた私の前で、まるでスイッチが切れたロボットのように佇んでいました。
「佐藤くん?どしたのこんな深夜に、久しぶりだけど何かあったの?」
みたいな事を私は聞いたような気がします。
それに対して体感的には数十秒から1分ぐらい、彼はやはりただそこに佇んでいました。
まるで魂だけ抜かれたように、目はどこを見ているのか解らず、呆けて居ました。
これはシラフではないなと感じた私ですが、明らかに酔っ払っている様子ではなく、ひとまず彼を家に入れるのは危険だと思った私は、
「明日仕事だから、もしあれなら車で送るけど?どこか行く予定なの?」みたいな事を聞き、彼を見ますが、やはり呆けたまま。
そこからまた1分ぐらいの時間が過ぎた頃、彼はハッと我に返りました。
私と目が合い、「久しぶり、ごめん帰るわ」
みたいな事を言い残し、送ると言う私の話も聞かず、自宅の方に歩き始めました。
もし仮にパトロールしている警察でも居たら、一緒に居る自分もマズイなと思った私は、そのまま彼を見送りました。
そしてそんなことがあった数カ月後、また深夜に彼は現れます。
そして同じように心ここにあらずと言った感じで玄関に立ち、呆けていました。
彼が自殺したのは、それから数カ月後の話。
彼は重度の覚醒剤中毒でしたが、家庭を持ち自分の会社を持って数人の職人を抱え、それなりの所得を得て子どもも居ました。
それとは別に愛人も居たのですが、何しろ仕事もプライベートも充実していたようです。
しかし何故か彼は首を吊りました。
その理由は彼にしか判りません。
先輩2
佐藤くんは中学時代からの先輩で、彼とはまた別の友達で、田中くんと言う男が居ました。
彼は私の4つ上で私の地元から少し離れた地域の人で、バイク関係で付き合いが出来てそれから仲良くなった先輩でありました。
田中くんは地元で100人規模の暴走族をしていたカリスマみたいな男で、デカい体と持って生まれたリーダーシップがある男で、やはり建築系の会社を持ち、20代半ばで既にかなり稼いでやはり子どもと嫁さんが居る充実した人生を送っていました。
ある日彼から電話が来ます。
「ねこくん久しぶり!!ねこくんの地元まで行くから久しぶりにメシでも」みたいな話でありました。
テンションが高い以外は特に気になることもなく、わざわざ私の地元まで来てもらうのは悪いなと思いつつ(車で1hぐらいの距離)、せっかく電話くれたのに断る理由も無いので快諾しました。
一つ気になったのは、21時過ぎくらいに電話が来たのに、「今から行く」と言った事でした。
普通、数年ぶりに会う人に当日の夜アポイントを取るのはちょっと社会人として変です。
ですが、彼はそういう人だったので特に気にせず、私は自分の車で地元の駅ロータリーで待ち合わせた所まで出かけて行きました。
そこへ彼がやってきます。
彼は当時、BMWの中ぐらいの大きさのセダンに乗っていたのですが、車を通常路駐するような形ではなく、駅ロータリーから歩行者しか入らない場所にバコーンと車をツッコミ、バーンとドアを開け、ドア開けっ放しで私に向かって歩いてきます。
瞬間「やべぇ殺される」と思った私ですが、彼は大ぶりなボディーランゲージで握手を求めて来て、軽く私にハグしました。
まるで外国人のような挨拶をしたあと、最寄りのファミレスに行こうとなり、移動しました。
それから2時間か3時間。
彼は機関銃のようにエンドレスにとりとめのない話をし続けます。
私は、途中で彼が覚醒剤を使っているなと気付いた訳ですが、ゴリラみたいにデカい男なので、下手に機嫌を損ねたら殺されかねません。
彼が満足するまで話を聞き、またメシでも行こうねと機嫌よく別れました。
友達の山崎
私には小学生からの親友と呼べる男が2人居て、1人が山崎と言う男です。
彼とは中学時代も高校時代も一緒にブラブラして、大人になってからも付き合いは続き、未だに年に数回はメシ食ったりちょっと飲んだりするような間柄です。
そんな彼が私が田中くんと会ってから数年後、(田中くんからは結局最後に会った日以降連絡は無かった)ある時期にこんな話をしました。
山崎
「そういやねこくんは、◯◯市界隈の田中くんて友達だったよね?」
わし
「うむうむ、最後に会った時、間違いなく冷たいの行ってる感じだったからドン引きしたわ」
山崎
「あーそうなんだ、やっぱなー」
わし
「なんで?というか山崎は何で田中くん知ってるの?」
と話を進めていくと、田中くんという新人が派遣社員で山崎の会社に入ってきたと。
しかし彼は、全く会話が噛み合わず、支離滅裂で一言で言えば知的障害が強くあるような感じで簡単な二桁の足し算すら危ういぐらいで、とても仕事を覚えられずにごく短期で退職したそうな。
そんな田中くんが、山崎と昼飯を食った時に、◯◯市だとねこくんとか知ってます?と聞かれたんだよ。
みたいな話でありました。
しかしこの話はどうもおかしくて、私の知る田中くんは非常に頭脳明晰で頭の回転も良く、少なくとも知的障害はありませんでしたし、二桁の足し算すら危ういような人でもありませんでした。
そこでもう少し聞いていくと、やはり田中くんは覚醒剤の後遺症で脳の深い所までやられたようで、後天的に知的障害のような状態になり、通常の生活が送れるような状態ではなくなっていました。
また、地元ではあちこちクビになったりして仕事が見つからず、私が住む街で仕事をみつけたようです。
彼の話はその後聞いていませんが、この不可逆と思われる状態になっていたのは私が最後に会ってから数年後なので、やはり覚醒剤が原因と考える以外に理由が思い当たりません。
そんなわけで
覚醒剤にハマると、最終的には自殺するか、脳みそが治らないようなぶっ壊れ方をして、全てが破滅する。
というのが私の持論です。
ハームリダクション
そこそこの付き合いのある人間が、数人そのようにして人生を駄目にしてきたのを目の当たりにした私が思うのは、
「薬物中毒は病気であるので、刑罰でなく治療すべき」
と思う理由がこれです。
人間は、自分の脳みそで起こる事象の中でコントロールできる事と出来ない事があります。
例えば、ウンコを限界まで我慢することは出来ますが、限界を超えれば漏らすでしょうし、おしっこも同じ。
これは生理現象ですが、性欲とか睡眠なんかもこのジャンル。
食べ物だって、もしも1週間も10日も食べられなければ、誰かから盗んででも食べ物を求めるハズです。
このような欲求は我慢することが忍耐や努力では限界があり、強い薬物(覚醒剤やヘロインなど)を使う事が日常になると、これらに対する欲求は恐らくシラフの人間が理解出来る範疇を超えた物になるようです。
何らかの切っ掛けで強いケミカル系薬物と出会ってしまい、それを使う事が日常になってしまった人は、生理的欲求を我慢できないように、薬を使う事が我慢できません。
その先にあるのが不幸だと解っていても、それを止める事が出来ません。
そうした人を捕まえて刑務所に数年入れてみたところで、結局うまくやれなかったから捕まったとの思いが強まるだけで、次はうまくやろうとは思うかも知れませんが、依存治療としてはまるでうまくいっていません(覚醒剤の再犯率を見る限り)
ですから、こうした中毒者を罰する場合、それは刑務所に入れるのではなくて、病気としてアルコール依存と同じように治療して社会復帰を促してあげることが、彼らと彼らの周りに居る人達にとって、ひいては社会全体にとって有益なのだろうと私は思うわけです。
皆様はどのようにお考えになられるでしょうか。
与沢さんはおそらく数千数万の人に恨まれ、人によっては彼を殺せるなら刺し違えても構わないぐらいに恨んでいる人も居る事でしょう。
覚醒剤でおかしくなった彼は、そうした今までしてきた自分の行為が自分の妄想として自分を攻撃し、ついには半分命を取られたような風体になってしまいました。
この先彼に待っているのは、刑務所か自殺のどちらかだと思います。
何十億稼ごうが、盗もうが、それで完全犯罪を完結させようが、キレイな若い嫁さんをカネの力でゲットしようが子どもを作ろうが、それら全てを自分が選択した薬を使うという行為の代償として失い、最後は命も取られる。
おそらくそれぐらいのバカでかい抗えない力が覚醒剤の正体であると私は思います。
おっかない話ですね(´・ω・`)y~
おつかれさまでした。
次回、本当にあった殺されかけた話をゴールデンウィーク中に書きたいと思います。










































































