大神神社を出て、次の目的地は天川村の、天河弁財天。
音楽の神様は、呼ばれた人しか行けないなんて言います。
車の故障などで行けなかったりする人も、実際に身近にいるので、毎回到着するまでドッキドキです、笑
さて、到着したのは12時少し前。
最後にコンビニを見たのはどれぐらい前だろう?ぐらいな山の中です。
今回も、ご祈祷をしていただきました。
そしたら神主さんの計らいで、
「一曲奏でられますか?」とお声かけ頂き、
神様の前で、荒城の月(春なんで)を奉納させていただき、
途中、何とも言えない空気に泣けそうになりました。
演奏の動画がないので残念ですが、
本当に幸せなことでした。
神主さん、ありがとうございます。
さて、天河弁財天を出ますとそこから車で15分ほどの、御手洗渓谷へ。
道路が、すれ違えない細い道でドッキドキですが、
それはそれは美しい渓谷です。
吊り橋風だけど吊り橋じゃない橋を渡り、その向こう小さな吊り橋を渡り、
その向こうの小さな橋を渡ると、
まあ綺麗なこと。
しばらく景色を堪能して、
橋を戻る際、
向こうからいらした同世代の女性が、もじもじしていらして、
ご主人もそばにいらしたので写真を頼みたいのかなと思っていたら、
「笛の方、ですよね???」と話しかけられました。
天河弁財天の演奏中、たまたま居合わせたそうで、
声を掛けたかったがかけそびれたのだけど、ここで逢えるなんて、と感激していらっしゃいました。
自分の演奏で、こうやって喜んでくださる方がいらっしゃるのが、
演奏の原点だよなあ・・・と感じながら、私も感激でした。
写真一緒に撮ればよかった。
さて、ドキドキしながら、細い道を引き返して、天川に戻り、
コンビニ代わりの小さな商店でアルコールやおつまみを調達して、
今夜の宿泊地、洞川温泉(どろかわおんせん)に向かいます。
途中、桜が満開でびっくり!!!
洞川は、ちょうど遅れた桜が満開でした。
天河弁財天あたりから、車で20分ほどです。
今宵(4月30日)の宿は、久保治という旅館。
14時頃の到着でしたので、車を置かせていただいて、散策に出ることにしました。
桜が満開の、龍泉寺。
まさか、こんな時期に桜が見られるなんてトクした気分。
今年はとても桜が遅れたのだそう。
ヌオオオオオオ!っと内心思いながら、重軽地蔵を、なんなく持ち上げてみる。
近くのお店で、アユの塩焼き、たまこんにゃく(これ超美味しかった)、生ビール、いただきました。
そこから歩いて、面不動鍾乳洞へ。
トロッコ風のモノレールで上までショートカット(歩いてもいけます)
鍾乳洞はひんやりしています。
けっこうたくさん人が来ていました。
向こうに町が見えます。
ここに行けばコンビニがあるのだろうか・・・
とにかく洞川温泉街はコンビニゼロ。
モノレールがやってきたので、
下りました。
温泉街を散策します。
陀羅尼助(だらにすけ)という、
この辺で言う、だらすけさん、百草丸みたいな、胃腸薬のお店がたくさんあります。
水が綺麗でお豆腐屋さんがいくつかあり、
その場頂ける名水豆腐をいただきました。
おいしいいいいいい
ゴマ豆腐のお店もあって、これも感激の美味しさでした。
そしてチェックいんして、
温泉に浸かって、
部屋ではホットカーペットに寝っころがって、ゆっくりしました。
(テレビとか今一つ、チャンネルが少なくて退屈といえば退屈)
夜は、ぼたん鍋など、山の幸中心のお料理をいただき、
退屈になったのでビールの調達も含む、お散歩に出ました。
大峰山に上る行者たちが泊まった洞川温泉。
非常にレトロな雰囲気です。
ただ、夜は早い、というか、午後になるとお店がどんどん閉店していきますし、
酒屋も1店、市価より高めのビールが自販機で売られていて、すこし買いました。
龍泉寺に行って、再び、今度は夜桜も楽しんで、
部屋に戻りました。
何もないところですが、時にはこういうところで、のんびりもいいものです。
つづく