昨日大人のピアノの生徒さんが、
「なんか、綺麗になりましたよね、ピアノの音」
とおっしゃいました。
今日は生徒君の一人が、
「なんか音がおっきくなった」
もう一人が、
「なんか音が出しやすくなった」
と言ってくれました。
丸一日かけてピアノを調整していていただいてよかったと思いました。
さて、報告が遅れましたが、8月の15，16日と、
上高地～乗鞍に旅行に行ってきました。
上高地に向かう道中の温度計が、どんどん下がってきて、
エアコンを切って窓をあけて走るすがすがしさ！
上高地へは、沢渡大橋のそばの駐車場から、バスに乗車しました。
マイカーは入れません。
往復2000円だったかな。
大正池前で下車しました。
透き通った美しい池と、バックに今も小さく噴煙を上げる焼岳の景色が素晴らしいです。
自然の保護のために、ペットの持ち込みも禁止、
また生き物へのえさやりも禁止。
大事に見守られているせいか、
鴨たちがそばでのんびりしています。
あまりの池の美しさに、ボートに乗ることに。
30分待ちで800円。
夫はオールを握ると慣れた手つきでスイスイ。
うーん、さすが公園ボート世代。
きっと、大学時代に上野公園の不忍池でボートの腕を磨いたに違いありません？
ちなみに若い男性は漕ぎ方があまり上手ではありません。
初めてなんでしょうね。今はあまりボートって流行らないし、あっても白鳥だったりしますしね。
ひどいのは、反対に回して漕いでいるお父さん。
子どもにも当然反対に教えていました、笑
大正池から、遊歩道を歩いて、河童橋まで散策をしました。
大正池も、そばを流れる川も、
手を入れると１０秒入れていられるかどうか。
ジンジンしびれて来ます。
本当に冷たいです。
太陽に当たらなければ、本当に涼しいです。
天然のクーラー。
途中のホテルでお弁当を買ってしばし休憩。
木陰で川を眺めながらのお弁当は本当に美味しい。
河童橋まで来ました。
大混雑の河童橋。
河原は本当に気持ちがいいです。
せっかくなので、明神池まで足を延ばすことに。
途中の水草がとっても美しい川でみんながカメラを構えていました。
多くの人がクマ除けの鈴をぶら下げています。
なななんと！熊出没情報を見ますと、
熊が出た、その頃、私たち近くを通ったのです！
いいですね～。
本当に冷えるんです。
明神橋を渡ります。
明神池には本当に神様が居そうな、そんな雰囲気が漂っていました。
さて、川の反対側を戻ります。
こちらは人が少なく、誰もいないと熊が出るんでは？とドキドキ。
ガサガサ音がしたので緊張して固まっていると、
タヌキが通過。
また、フサフサしたものが一瞬見えたので凍りつきまして、よくよく見ましたら大きなニホンザル。
そりゃーいるよね、原生林が美しいです。
携帯のカメラだと分かりにくいのですが、本当に美しかったです。
え？？え？？
これって、クマが爪を研いだ後ではないでしょうか？
途中に大きなフンも転がっていました。
汗。
さて、バスで沢渡の駐車場にもどると、新穂高温泉方面へＧＯ。
カントリーハウスつくしんぼ、という民宿が宿泊地です。
エアコンのない民宿。
じゅうぶんな涼しさでした。
それでもこの日は特別暑くて扇風機を今年はじめてまわした、のだそうです。
飛騨牛のステーキが分厚くておいしゅうございました。
アユの塩焼きや、郷土料理、美味しかったです。
宿主ご夫婦は、なんと、南知多師崎の出身。
その昔は左官屋を営んでいたそうですが、大手企業が参入、
商売を畳んで、
知り合いを頼って新天地、新穂高へ来たのが２５年前だそう。
お嬢さんが半田、息子さんが武豊在住だとか。
「やっぱり海はいい。懐かしい。
ここは苦手。
夜になればウサギもたぬきもキツネも出る。
イノシシには荒される。
熊もでるよ。」
だそうです。
隣の声が聞こえ、
風を通すために部屋のドアを開けっ放し、
そんな、まるで親戚の家に泊まったような感覚。
子どもの頃の旅行を思い出しました。
２２時消灯、ということで早いなあ。。。と思ったのですが気づけば知らぬうちに寝ていました。
翌日は新穂高ロープウエーへＧＯ。
ということで、
つづく。