４月３０日
渋滞が苦手な私たち。
朝早く起き過ぎてでも渋滞を回避したいという思いで、
早朝３時３０分に出発。
確か、昨年は、モロ連休の「３，４，５日」あたりに旅行にいったため、
この時間でも、途中からうんざりした渋滞に巻き込まれたが、
今回は平日とあって、渋滞まるきりゼロ。
ということで、余裕で、途中のサービスエリアで朝ごはんを買う。
大阪方面のSAでは必ず買ってしまう、
「宝塚ハードドーナツ」
昔懐かしオーソドックスなドーナツだ。
どこのＳＡだったか忘れたが、ここから夫と運転を交代して、さらに進み、
もう一度岡山あたりのＳＡで夫にハンドルを渡した・・・
さてしかし、あまりに順調すぎて、これでは広島に早くつきすぎてしまうから、
一度行きたかった尾道に行ってみよう、と尾道インターを降りる。
降りるとすぐに渋滞していたので、尾道渋滞？と思いきや、なんと事故渋滞。
左折したトレーラーの周りをたくさんの警察官が囲んでいて、もぐりこんでいる警察官もいる。
よく見れば、グシャグシャになった自転車が前輪の下敷きになっている(涙）
被害者はもう運ばれたのか。
考えてみたら血痕があまりなかったので、本人は飛ばされて、助かったのかもしれない。
節に祈る・・・
安全運転だね、と夫と心に誓うように言い聞かせて、尾道へ。
尾道駅前の駐車場に到着したのが９時半。
ここから徒歩で尾道散策をしようと歩き出したが、
レンタル自転車が目に入った夫が、
「しまなみ海道、自転車で行くといいんだよね。ちょっとだけ行ってみようか」
と言う。。。
さっきトレーラーに巻き込まれた自転車を見たのにそーなるか？と思ったけれど、
従うことにした。
レンタル自転車が置いてある駐車場に戻ると、若い男性たちがこちらを見ている。
なんだろう？と思っていると一人が近づいてきて、こんにちは～、というので、
こんなところでこんにちはなんて知り合いもいないでしょ、人違いよね？と思っていたら、
夫が「おおおお！」と声を上げる。
なんと、職場の若い子達。
前日から尾道入りして、しまなみ海道を自転車で四国へ渡るのだとか！
待ち合わせたって、なかなか会えないだろうこんな遠くで・・・・びっくりだ。
さて、感動の写真撮影のあとは、こちらのサイクリング。
が、しかし、
以前、二人の子供を前に後ろに乗せて走ったワタクシ。
１５年前にスキーで右足靭帯を痛めてから、自転車に乗っていない。
おまけに、「ママチャリ」にしか乗ったことがないワタクシ、
あの、「前のめり８段変速、サドルがやたら細くてお尻が痛そう」な、自転車で走れるのだろうか・・・
案の定、「前のめり」自転車は乗りにくく、昔弟の自転車に乗ってみたが、なんであんな自転車がいいんだろうと思った記憶がよみがえる。
よろよろと運転しながら、そのうち慣れることを信じて、半分悲しい気持ちで向島への渡し船に乗った・・・
さて、大阪あたりは雨だったが、尾道は雨が上がって、徐々に回復方向。
空は曇り空だが、念のため持って行ったダウンのジャンバーがちょうどいい寒さ。
自転車は徐々に慣れてきて
軽快に飛ばせるようになってきた・・・
うみには魚もたくさんいて、
タコが泳いでいるのも見られた。
車ならあっという間の因島大橋も、
自転車だと遠い・・・
８段変速のおかげで足はいいのだが、
オシリが痛くなってきて泣けそうだ・・・
因島大橋は、二階建ての橋で、上が自動車道、下が自転車道になっている。
そのため、オリの中を走っている感があるけれど、
いい景色で楽しかった。
楽しかったがしかし、
お尻が限界。
ママチャリと違って、サドルが細くてかたすぎる。
普通はお尻にパッドを入れて乗るのだろうか。
このまま進むと、帰って来れなくなるだろうと、ここでＵターンを決めた。
帰りはもう、とにかくお尻の痛みとの戦いである。
ちょっと下り坂になると、腰を浮かせたり、左右交互に浮かせたりと、痛みを散らしながら頑張った・・・
そして渡し船へ・・・
渡し船は、人が１００円、自転車１０円。
車は別の船乗り場から乗るようだ。
さて、尾道にわたると、おなかが空いたので、商店街を散策。
尾道には２０１０年夏まで、「ドビンちゃん」という雑種の観光案内犬がいて、
ドビンちゃんブログが楽しみだったワタクシ。
杏の日記は、このドビンちゃんブログをヒントに、「杏が書いている」もので、ある。
１８歳で亡くなったドビンちゃんは、今もなお、空からブログを書き続けているのだ・・・
こんな乗り物発見！
懐かしのオバＱ。
子どもの頃、大好きだったアニメ。
バケラッタのＯ次郎が好きだったな～。
今は動かないが、昔は１０円で動いたらしい。
さて、お昼は尾道ラーメン たに でいただくことに。
魚介ダシとしょうゆ味のスープが美味しい。
メンはコシがあって固め。好みの味。
背油がたくさん浮いていた。
ラーメンのみは５５０円。
お腹も落ち着いたし、尾道商店街を抜けて散策もしたいが、
広島へ向かわねばならないので、ここで尾道とはさようなら。
つづく。。。。