いきなりバックハグ
つづきです
10個上のJさん1話目
ホテル街に入ってすぐの
外観も綺麗で高級そうなところに
手を引かれて入る
ラブホはHと一度行ったきりだったので
少し緊張してしまう
Jさんが慣れた手付きで選んだ部屋は
広くて天蓋付きのベッド
ゴージャスな雰囲気
そしてびっくりしたのが
トイレとお風呂、洗面台が一緒の個室なんだけれど
壁がスケルトンになっていて
外から丸見えなこと
なんだかやらしい感じ…
私の目がバスルームに
釘付けになっていたからか
彼が言う
お風呂一緒に入る？
どうせ丸見えだし
えっ、はい…
丸見えな中、一人で入るほうが
恥ずかしい気がしてついOKしてしまった
お湯を溜めている間
冷蔵庫にあった缶チューハイで
乾杯した
溜まったよ
入ろっか
はい…
でも、
脱いでるの見られるの恥ずかしいので
先に入っててください
はは、わかったよ
彼が先に向かった
シャワーをしてる音がする
缶チューハイをもう一口飲んで
少し心の整理をしてから
ゆっくりと服を脱いだ
扉を開けると湯船に浸かっている彼
泡風呂にしてくれている
恥ずかしいのであんまり見ないでください
急いでシャワーをする
えーどうしよっかなぁ
視線を感じた
洗い終わると、
どうぞ
スペースを開けてくれたので
彼に背を向けて一緒に浸かった
すると、後ろからギュッとされた
つつーっと腕に添えられる手
まいちゃん、肌綺麗だね
見惚れちゃった
つづく
