過去問を買い集める季節になりましたね・・・
ということで、我が家も受験しそうな学校の過去問をチェックし始めました。
←オレンジ本。たぶん一番多くの学校を取り扱ってる。中堅以下の学校だと、ここでしか取り扱いがない学校も多いのでは?
←赤い本。オレンジ本との違いは・・・正直よくわかりません(汗
←上記2社とは大きく異なっていて、実際の問題用紙とかなり近いフォーマットのプリントになっているので、臨場感はピカ一。取り扱っている学校数が少ないのですが、もし受験を考えている学校で取り扱いがあればお勧め。
ただ、欠けてるところもかなり多いので、こちらの本を使える場合でも、赤本・オレンジ本と併用したほうがいいです。
ザーッとみて、けっこう差分があったので、とりあえず、志望度の高い学校なら、あるだけ全部買う が正解かと思いました。
具体的に、どんな差分があったかというと・・・・
国語の本文掲載:
我が家が買った学校の中には、教英出版では国語の本文が省略されてるけど、声の教育社は全文掲載、という学校もありました。(逆もあるかもしれません)。これは結構致命傷。
模範解答:
特に記述問題ですね・・・
些末な差ではなく、押さえてるポイント自体が違うんじゃない??と思うくらい解答に差があるところもありました。親が判断できればいいんですけど、塾の先生のアドバイスを仰ぐのが一番かと。
これは過去問演習が本格化するまえに、あらかじめチェックしてあたりをつけておいたほうがいいのではないかと思います。
想定配点:
配点を公表していない学校の場合、声の教育社と東京学参は、想定配点をつけているのですが、これが結構差がありました。1点2点でも入試本番ではかなり怖い差になるかなと・・・とはいえ、学校が公開してない以上、どちらが正解か真相は闇の中、ですが・・・
尚、教英出版では想定配点はなし。すべて学校公開情報のみです。それはそれで、採点が難しいのでいかがなもんかと。
問題用紙のレイアウト:
これは、圧倒的に教英出版の圧勝ですね。
赤本もオレンジ本も、解答用紙のほうは、拡大コピーすれば、解答欄のサイズはリアルに近くなるんですけど、問題用紙のほうが、想像してた以上に雰囲気が違います。
というか、赤本もオレンジ本も、文字詰めすぎ。
例えばこんなん。
教英出版。
こちらは、1段組みのせいか下のほうにゆとりもあるし、行間も必ず段落ごとに1行あけてある。
解答用紙
まず・・・赤本もオレンジ本も、解答用紙のほうに縮尺%が書いてあってそれに合わせれば解答欄は限りなく実物大!というのが基本ですが、教英出版のほうは、B4プリントに統一=学校によっては原寸とかけ離れているところもある!
同じ問題の解答欄です。
左が教英出版、右が声の教育社の解答用紙を指定通りに拡大コピーしたもの。
このあたり、学校によってどこまで気を使ったほうがいいかは、かなり差はあると思います。
ぶっちゃけ、学校が模範解答も配点も公表している学校であれば、上記どれを使っても大差ないと思いますし。