回復の道はとても長い、だから気楽にいこう。 | 三重臨床心理カウンセラー/恋愛依存症専門カウンセリング

三重臨床心理カウンセラー/恋愛依存症専門カウンセリング

自分を取り戻し、人生を、価値をもって生きていくために

こんばんは。

 

 

 

このブログは恋愛依存症でお悩みの方に書いています。

 

(あなたに合うものを参考にして、合わない内容はここに置いていってくださいね)

 

 

 

はじめて当方のカウンセリングをご希望の方は、電話カウンセリングのご予約をお願いしています。※対面カウンセリングは現在中止とさせていただいております。

 

 

ご新規の方は下記の予定枠より、本日から2週間後のお日にちとお時間を、それぞれ第3希望までお知らせくださいませ。

 

4月、5月、6月のご新規の電話カウンセリングの枠は受付終了となりました。ご検討の方は7月の空き状況からご予約くださいませ。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

 

 

 *既にお受けいただいているクライエントさまへ。

 

 

 現在、対面カウンセリングの受付を終了しております。再開は2025年の夏頃となる予想です。詳しくは電話カウンセリング時にお伝えさせていただきます。

 

 

 


 

5月22日(水)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月23日(木)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月24日(金)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月25日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月26日(日)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

5月27日(月)20:00〜22:00

 

5月28日(火)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月29日(水)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月30日(木)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月31日(金)20:00〜22:00

 

6月1日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

6月2日(日)20:00〜22:00

 

6月3日(月)20:00〜22:00

 

6月4日(火)20:00〜22:00

 

6月5日(水)20:00〜22:00

 

6月6日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月7日(金)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月8日(土)ゼミ受講のためお休みとなります。

 

6月9日(日)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月10日(月)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

6月11日(火)お休みとなります。

 

6月12日(水)20:00〜22:00

 

6月13日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月14日(金)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

6月15日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

6月16日(日)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

6月17日(月)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月18日(火)20:00〜22:00

 

6月19日(水)20:00〜22:00

 

6月20日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月21日(金)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月22日(土)20:00〜22:00

 

6月23日(日)20:00〜22:00

 

6月24日(月)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月25日(火)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月26日(水)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月27日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月28日(金)10:00〜12:00

 

6月29日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

6月30日(日)20:00〜22:00

 

 

 

今日はタイトル通りのことを書きつつも、たまっている質問にも私なりの見解に過ぎないですが、寄り道で書きたいと思います。

 

 

恋愛依存症の方でも色んな性格の癖があり、自責タイプと他罰タイプ、ロジック優位、エモーション優位など、依存症の症状と本来のあなたの性質、性格などが複雑に絡み合っていたりして、ブログをそのまま素直に受け取ると痛い思いをすることもしばしばです。

 

ですのでいつもブログの冒頭に「あなたに合わないものは置いていってね」と書いていますが、依存症の方は自分のことがよくわからない状態にあるため、そもそもどれが合うのか合わないのか判断に迷うこともあるかと思います。

 

 

そこでタイトル回収したいと思います。

 

 

案ずることなかれ、あと10年は悩むと思って地道にコツコツ、しかし気楽さもふんわりもって進むべし!

 

 

「先生、私もう五年くらい受けてますけど、そこからさらにまだ10年なんですか?」という問いに対しても、はいと言いたいと思います。

 

五年受けていて、自分に合う内容かどうかがまだわからないということは、通常の倍はかかるタイプ、ということでいいと思います。

 

 

うげええええええええ

 

と思うかもしれませんが、しつこいのですが、依存症とはそういうものなのです。簡単に回復するならあなたは苦しんでいない。

 

依存症と向き合うというのは、体質改善と似ています。

 

根本から向き合わないと、いとも簡単に依存症に逆戻りします。

 

体質改善というのは、なにかそういう薬があって、それを飲めばすぐに変わる、というのではないですよね。

 

しかも「改善」が限界なので、きれいにあなたの中から依存症が消失するわけでもありません。改善ですから、なにか調子を崩したり、刺激の強いことをしていたりすると、簡単に依存の症状が出ます。厄介なんですよ。

 

 

まあこうも厄介な特徴をもつわけなのですが、だからといって「もういいや」とすると当たり前ですが悪化します。

 

カウンセリングの受け方はあなたにお任せしていますが、めちゃくちゃしんどいときだけ「先生!!なんとかして!!」と彼のことや夫のこと、職場の上司やお友達のことをすごい勢いで話す、という人が一定数おられます。責めているわけではありません、そうではなくて、それだと何も楽にならないんです。

 

話したときはなんとなく軽くはなるでしょう、でもただの愚痴吐きに終始するカウンセリングはカウンセリングと呼べません。もちろんカウンセリングを受け始めて初期の段階では、そういうことも全然あっていい。でもそれが楽だからといって自分自身の欠点や弱さに目を向ける、自分の痛いところ、恥ずかしいと感じるところに触れる話しができないとどうなるか。

 

これまでの問題なんか鼻くそだな、と思うようなでかいことが起こります。これはあなたの無意識が関係しています。

 

誰かの性格の癖を話したからといって、あなたの無意識はあなたを助けようとはしません。私たちは自分の意志で日々、色んなことを決断しているようにどうしても錯覚しがちですが、とんでもない。頭で見えていることなど、無意識のチカラと比べれば塵に同じです。無意識のチカラはとんでもなくでかい。

 

回復してきたなと思ってルンルン気分でいた矢先に大病する。たとえばこういうことも、あなたの無意識の選択だととらえるのが心理学です。偶然などなく、全ては必然ととらえるのが心理学です。オカルトではなく、私たちは無意識に支配されながら、あたかも自分の正しい意志のチカラで日々生きているのだと勘違いをして生きているわけです。

 

依存症の方はその意識さえ、偏りが強い状態です。ここに、意識のできない「無」意識がチカラを発揮すると、はたから見れば「なんでそんなことが起こるんだい?」と驚かれるような嫌なことが起きやすくなります。

 

カウンセリングでなにが一番大事かというのをこれまでやかましいわ!というレベルでしつこく書いてきているのは、これが恐ろしいからです。

 

カウンセリングであなたがすることはただ一つ、自分の見たくないところにちゃんと愛情をもって触れる、そういう対話をしつこく何度も繰り返し行うことです。

 

誰かの性格の癖をそこに織り交ぜてごまかすような話しをしない。

 

あなたに問題があるから、恋愛がうまくいかなかったという事実をちゃんと骨身に染みるように味わう話しをすることです。

 

厳しいことを書いているかというと実はそうでもなくて、これができれば簡単に進むのです。

 

多くの方は一生懸命に向き合っています。計画的に受けたいと思い、そうした予約を取っていかれます。私も気を引き締めています。

 

でもなかには、彼の話しばかり、親の話しばかり、誰かの話しばかり。

 

自分の話しをしたと思ったら、自分がいかに周りから褒められているか、素晴らしいと思われているかの話しが連発する。

 

あなたには、ちゃんと向き合いたいと思う弱点、いけなかったところ、これは恥ずかしいことだと感じたことが、日常で少しもないのでしょうか?私なんぞはしょっちゅうありますが・・・

 

そういうことに触れないでも、ひとまず恋愛や誰かにドーンと依存をしなければ、安定しているようには見えます。しばらく何の問題もなく、キラキラ期が訪れることもあるにはあります。

 

でもこれこそが依存症の方の、ド定番のパターンです。ちゃんと本を読んでいる人はわかるかと思います、そう、リバウンドの波の入り口なのです。

 

依存症は安定を悪とします。なにもないのべーっとした暮らしは、本当に耐えられない。鬱っぽくなったり、過食が酷くなったり、SNSにはまったりなど、あなた自身は「小さい」刺激と感じられるようなものを、その安定した日常に招きます。安定してきて、なんとなく、私は最近良い感じだなと思うと、こういうことが起きます。そして結末は・・・わかると思います。

 

 

こういうジェットコースターをする。気がついてカウンセリングで話すときに、ちゃんと自分と向き合えている人は、ほんとうに「やってしまった・・・」と心底落ち込み、後悔し、反省し、しばし落ち着きを取り戻す時間を要します。私はその感情がとても大事だと感じていますし、それでいいと思います。後悔も恥も、すごく大事な感情だからです。もう二度としたくない!と思える心があることが最高に素晴らしいことです。

 

でもなかには、「いやーやっちゃったんですよねえ、えへへ」と全くなんというか、子どもか?というノリが五年経っても続いていることもあります。これはなかなか変われません。

 

自分と向き合うというのは、そんなノリではない。勇気、忍耐、素直さを最大級に発揮するのが自分と向き合うこと。べらべら話せるレベルではないです。他人の話しなどする隙さえない。ひたすら、自分はどうか?自分に問題はなかったか?を見つめることなのです。修行なんです、ようするに。

 

 

何かあったときだけ駆け込み寺のように受けて、ばあーっと話してちょっと楽になって、じゃあまた~という人は、歳を重ねるたびに首が回らなくなるような形で苦しみます。生活習慣病と同じと思ってください。日々の努力が大事で、定期的にちゃんと丸裸の自分の心を見つめる。それができない以上は五年受けて日常が変わったとしても、あなたの無意識のチカラでこれまでよりもワンランクアップしたかのようなしんどいことが起きます。

 

 

ちなみに私はカウンセリングをたくさん受けろと言う気はありません。そもそも肉体が一つで、個人でひっそりと活動していますから、うけもてるクライエントさんにも限りがあります。お金に困っているわけでもなく、仕事がなくても生きていけるスキルを身につけています。

 

ただ、カウンセリングのお仕事に関しては、「これは仕事だから」と割り切ってやっていません。受けている人が皆んな、自分と向き合えるようになってほしいという願望は強くあります。そういう方のお話しを聞きたい、だから続けています。

 

 

人が変わっていくプロセスを見れることは、たぶん、あまりにも有難い経験だと思っています。カウンセラーとしてまるでコーチのようにあれこれ言ったりしたりすることはできない。ただじっとこちらも耐えたりして待っている。その方の心を信じて待ち続けることが、私にとっても実り多い時間なのです。お金や仕事以上の豊かさが、こういう自分と向き合うという世界にはたくさん、濃密にある。

 

 

だからもったいない時間とお金の使い方は、最初は仕方がない、でもそこそこ頑張ってきたなら、レベルを上げていかないと、当然に安定した日常を感謝の気持ちでは過ごせないから、外の刺激が必要になり、またぶり返して、レベルが上がらない状態からやめてしまう。あるいはカウンセリングから遠ざかってしまう。

 

でもね、痛いのがカウンセリングなんです。苦しいのも当たり前。それだけあなたが頑張ってきたからこそ、次の坂道が現れているんです。他人の性格や外見なんてどうでもいい。あなたが変わらないといけない話しはどこへいった?今のそこで終わらせて本当にいいの?時間は限られているよ。

 

 

 

と、ここまで書きましたが、気楽にやりましょうね。

 

 

こういうことを「気楽に」やるんです。さあどうです、意味不明でしょう?意味不明ということは、あなたが向き合うことはまだ全然あるんです。

 

どのブログを読んでも、どれが正しいんだかわからない。

 

どれが私に合い、どの意見を取り込めばいいのかわからない。

 

それは、あなたがまだ、そこまでのレベルで自分と向き合えていないからです。

 

だからまだまだ、他人のことをおしゃべりする暇なんてないし、

 

まだまだ、回復の道は長いということです。いまやることがちゃんとあるという証拠です。

 

頑固はあなたを救いません。あなたから色んな大切なものを奪います。あなたが他人をジャッジするように、他人もあなたをジャッジしています。他人のことをどうこう言う人は、その倍くらいは悪く思われています。無意識は他人ともつながっています。自分と向き合わないでいると、ほんとうに静かな敵をつくってしまいます。そんな人生、嫌じゃないですか。

 

 

で、しつこいんですけど、こういう向き合うことを「気楽に」やるんです。気楽にって、へらへらするのではなく、お花畑のようなノリでもなく、子どもっぽい無邪気さでもありません。真剣に厳しくやっていてもなお「気楽に」やれる。もう意味不明でしょう?だからまだわからないんです、そこまで向き合えていないから。

 

あとすいません、予約が取りづらいという方がいらっしゃいますが、必ず空いている日はあります。いま、ほとんどの方が定期的に予約をとっていかれますので、先々まで空いていないように見えますが、それでも空いている日はあります。自分と向き合うのに二時間あればまず大丈夫です。(自分のことを話すのがまだ難しく、会話が止まりやすい方はもう少しかかっても大丈夫です)そうではない方は、二時間で充分です。なので空いてますから、頑張ってください。

 

 

 

藤川は恐そうだと思っている方もいらっしゃるのですが、受けてみると、ぜんぜん恐くないと皆んな、あからさまに表情や声に出ます。そしてめちゃくちゃ甘える(爆)

 

ブログは厳しいと思うかもですが、私としては厳しいってこんなもんじゃないので、だいぶ緩いほうなのですよ。。。

 

ただ、、厳しく向き合った方は、人生そのものが激変しています。ほんとうに大人の品格があって、穏やかです。依存症はどこか幼さが雰囲気に出ますが、そうしたものは皆無です。厳しさも必要なんですよね。でも気楽さも大事。簡単じゃないからね。

 

 

ほんとうに、依存症というのは厄介です。だけど、それでも自分と向き合い続けて自分を取り戻そうとする人を、無条件に応援しています。皆んな絶対に良くなる、絶対に変わる、でも簡単にはいかない。それでも諦めないで一緒に進んだり止まったりしながら、そういう歳の取り方をしていこう。それがどんなに豊かな人生か、あなたもきっとわかる。