カウンセリングを受けて感じる恥(屈辱の感情について。 | 三重臨床心理カウンセラー/恋愛依存症専門カウンセリング

三重臨床心理カウンセラー/恋愛依存症専門カウンセリング

自分を取り戻し、人生を、価値をもって生きていくために

こんばんは。

 

 

このブログは恋愛依存症でお悩みの方に書いています。

 

(あなたに合うものを参考にして、合わない内容はここに置いていってくださいね)

 

 

 

はじめて当方のカウンセリングをご希望の方は、電話カウンセリングのご予約をお願いしています。※対面カウンセリングは現在中止とさせていただいております。

 

 

ご新規の方は下記の予定枠より、本日から2週間後のお日にちとお時間を、それぞれ第3希望までお知らせくださいませ。

 

4月、5月ご新規の電話カウンセリングの枠は受付終了となりました。ご検討の方は6月の空き状況からご予約くださいませ。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

 

 

 *既にお受けいただいているクライエントさまへ。

 

 

 現在、対面カウンセリングの受付を終了しております。再開は2025年の夏頃となる予想です。詳しくは電話カウンセリング時にお伝えさせていただきます。

 

 

 

 

 

5月11日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月12日(日)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月13日(月)20:00〜22:00

 

5月14日(火)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月15日(水)20:00〜22:00

 

5月16日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

5月17日(金)20:00〜22:00

 

5月18日(土)ゼミ受講のためお休みとなります。

 

5月19日(日)20:00〜22:00

 

5月20日(月)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

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5月23日(木)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

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5月29日(水)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

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5月31日(金)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月1日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

6月2日(日)20:00〜22:00

 

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6月7日(金)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月8日(土)ゼミ受講のためお休みとなります。

 

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6月28日(金)10:00〜12:00

 

6月29日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

6月30日(日)20:00〜22:00

 

 

恋愛依存についてカウンセリングを受け続けると、ちゃんと回復したいという方々には避けて通れない恥ずかしい思いや屈辱に耐えねばならない局面が頻発します。

 

ちなみにこうした感情が殆どないという方は、おそらくまだ変わる段階にはないということになります。

 

恋愛依存に限らず、依存症の回復においては必ず恥の感情や屈辱感、それに伴う甘えなどが出ます。これは自助グループでも「美しいスマートな回復などありはしない」という言葉があるほど、当たり前に起こることでむしろ自然です。

 

 

カウンセリングは最初のうちこそ、先生は優しい、私のことを一番わかってくれる人だと認定されやすいです。それはあなたのこれまでのことを聴き、本当によく頑張ってきたことを感じ、それを言わずにおれない気持ちで、基本的に受容の割合いが大きいからかもしれません。

 

 

ところが回復というのは、そこに終始するわけにいきません。いつまでもずっと変わらぬ関係性というのは病的なのです。

 

そしてあなたは自分を助けたくてカウンセリングを受けているわけで、恋愛依存によるあらゆる認知(考え方)をよくよく検証することが求められます。ここはカウンセラーもあなたも忍耐を必要とする場面です。

 

カウンセラーといっても、所詮はただの人間です。

 

よく勘違いされるのは、カウンセラーなのだから、お金を払っているのだから、何を言ってもいいし、どんな風に受けてもいいし、甘えてもいいと本気で思い込んでいるところです。

 

カウンセラーもあなたと同じ人間です。何を言ってもいいといっても、聴いていると嫌な思いをしますし、傷つきますし、親のような役割は確かにどうしても出てきますが、おおむね、あなたと同世代の人間に過ぎないのです。過大評価されても、私はその辺でふつうに散歩もするおばさんなのです。

 

こういうことを書いたからといって、甘えるな、好き勝手するな、と言いたいわけではないことを先に書いておきます。そうじゃないんです。

 

これを私にやってしまうということは、あなたの認知は、

 

恋愛依存となにも変わらないということになります。

 

私は恋愛依存以外の方のカウンセリングもしていますが、大体の方は引きべき一線を越えません。どんなに関係が長くなっても、境界は一定に保たれています。ですからカウンセラーであっても、こういう話しはモラハラになるな、とか、こういう話しはたぶん失礼だな、とか、口には出していませんが、考えて話していたりします。私が「平気ですよ、もう少し話しを聞かせてくれませんか?」と言ってはじめて、話す人さえいます。これはこれで引き過ぎなのですが・・・。

 

 

恋愛依存の方は、とにかく話さなきゃ損!くらいの勢いで、とんでもないことをドカーンと言う傾向があります。もちろん全員ではありません。でもこの傾向はかなりあります。私はどうしたらいいかな・・・と数秒考えてオウム返しをします。もうパブロフの犬のようにそうなります。ただ、とても驚いてしまうことはどうにもなりません。

 

恋愛依存は刺激の塊です。彼とうまくいっている、いない、というのは正直、関係ありません。依存とは、それが楽しいから行うものではないからです。人によって依存を必要とする理由、動機は様々ですが、人生がうまくいっていないというのは、かなり大きいカテゴリーになるものの、共通していると感じます。

 

カウンセラー相手に、そうした刺激的な交流を続けていると、必ず他の人間関係でもそれをせずにはおれなくなります。依存症は非常に強い衝動に突き動かされて、あなたの意志とか意識などでは歯が立たないほど、操作がききません。

 

私自身、あなたが何を言おうがしようが、味方です。これは一生変わりません。ただ、カウンセリングは特殊な場だということをあなたはよく知っているはずです。お金を払ってまでして必要とする理由は、自分と向き合えるから、よりも、もっと強い思いがあるのをわかっているはずです。

 

それは当然、恋愛にも影響を及ぼしますし、あなたが気になっている同性や誰かにも及びます。依存の脳は簡単に相手によって切り替えられません。カウンセリングで何を言ってもやっても甘えてもいい、というのを脳は快楽とともに記憶します。これと似たような関係性を外にも求めたくなる。あなたがちゃんと依存と向き合ってきているならば、これは理解できますよね。

 

 

私の場合のカウンセリングでは、という前置きになりますが、よほどクライエントさんの現実が差し迫った状況になく、かつクライエントさん自身も深いところでは変わりたくないと決めている時には、厳しいことは言いません。同じように笑い、同じようにオウム返しをし、同じように表面的な話しで良しとしています。やはりカウンセラーは受け身であるべきだと思っています。優しいようで実は一番キツイのがこの在り方だと思っています。本気になるのはあくまでもクライエントさんなので、そこがくるまでは何もしないのが自然です。

 

 

いっぽうで、本当になんとかしたいと思っている、でも依存の癖が強すぎて、認知もかなり偏りがあって、周りが敵にしか見えないような方、他人に優しくしては搾取されっぱなし、でもなんとかしたいと思って必死にあがいているという方には、私も途中から厳しいことを言います。かなり言います。ここで言う厳しいことというのは、とんでもない試練を課すとか、スパルタなことを言うのとは違います。「もう随分と同じところをぐるぐるしているよ」「そこにこだわり続けて一年経つよ」というような類いのものです。

 

 

ここでまた道が二つ出てきます。一つは、これまでなんとか重ねてきた関係性を信じて、屈辱感や恥の感情をぐっとこらえ、より前のめりで向き合おうと対話を重ねて自分を知るようにする人と、

 

「あぁ・・・痛いわそれ・・・まだ私それを受け止める準備できてないからしばらくカウンセリングは控えておこう(自分で理解できるようになるまで先生とは話せないわ、きつい)」

 

といって、傷つくことを恐れて中断してしまう人です。

 

ここでいう「傷つく」というのが恥の感情とか屈辱なのです。

 

つまりカウンセラーに言われたことがあまりにも図星過ぎた・・・という状態で、でもなかなか依存が強いと甘えのほうが前面に出ますので、受け止められないのです。理解はしていても、気持ちのところで負けてしまうのです。

 

 

こうしたことは日常でも、あなたが気づかないところで随所に出ます。特に恋愛など特別な関係性や親密な関係性でこそ、これが出るのです。それが危ないと私は言いたいのです。

 

もしそうなると、カウンセラーの場合だったら距離を置くとかで済むのでしょう。でも日常はあなたの現実ですから、切り離せません。必ず酷く傷つくことが起きてしまう。

 

逆にそういうことは起きません、という人もいます。これはこれで・・・難しいですが、あなた次第でしょうか。

 

なぜカウンセラーとの甘えや好き勝手が日常に反映されないのか。それは日常が全く変化していないからだと思います。

 

成長したい、自分を変えたいという思いを大事に生きている人は、ずっと同じ環境、ずっと同じ人たちだけで一生を終えるということはありません。ありえないのです。それでは自身を変化させられません。

 

「似たもの同士」とか「類は友を呼ぶ」などといった言葉がありますが、たとえば私は海外に一度も行ったことがありません。

 

すると周りも不思議と、海外に行ったことがない、もしくは若い時には行っていたがもう随分と行ってない、といった人が多くなります。

 

ところがよく海外に行かれる方は不思議と周りも海外によく行っていたりします。これは、自分とはあまりにかけ離れた人たちを人はそばに置かないという現れなのです。

 

ちなみに私は海外へ行く人の話しを聞くのは大好きなので、一部の友人で海外に行く人がいます。写真などたくさん送ってくるので、それを楽しんでいますが、お話しを聞いているとやはり行くのが一番いいよなあとは思いますね。

 

 

こんなふうに、あなたがもし本質的には変わる気がない場合、

 

カウンセリングでは甘えたりして境界を越えるような発言をする、そんな刺激的な交流パターンをおこなっていても、

 

現実は昔からなにも変わっていなければ、同じような人しかいないはずなので、傷つくことはない、ということになります。

 

 

ただ・・・先ほど「難しい」といったように、この生き方は依存症の人にとってだいぶキツイのです。刺激がなさすぎるからです。

 

あなたは彼に愛されたいと言いますが逆に、

 

あなたは彼のことを最初の頃のようにおもっていますか?

 

冷めてませんか?

 

そういうパターンを、もう何度、経験していますか?

 

飽きっぽいから?たしかに飽きてはいると思います。

 

刺激が足りないのは間違いありません。

 

恋愛依存の方は喧嘩とか駆け引きだってドドラッグと同じ作用を起こしますから、苦しいことも立派な関係継続に必要なのです。

 

その苦しいことさえ、もう少なくなっているのではないですか?

 

これはカウンセリングでも同じです。

 

痛いことを言われたら何年も距離を置いてしまう。

 

恋愛でも、もう何の見込みもない元彼と何年も経ってから、ふいに連絡を取ろうとする。

 

カウンセラーにやることと彼にすることがほぼ同じ。

 

本気で向き合えない方はこのパターンをよくやります。

 

若い時に病的にやりこんでいた何かを引っ張り出す。

 

なんでかな?と聞いていると、最近、刺激がない。

 

あるいは寂しさが強くなってきた。

 

無意識では気づいてる。もうこの先は、刺激が少ない人生になるだろう、と。

 

だから色んなアイテムが必要になってくる。そのアイテムをだいたい過去の情報から引っ張り出す。

 

そして再演・・・

 

 

私は、あなたが特に切羽詰まっていない場合、同じように笑い、同じようにオウム返しをし、同じように受け流しています。あくまで受け身です。

 

アドバイスが欲しくて仕方がない、自分で自分のことを話したくない、先生に話していてほしい、そういう方にも同じように受け身な姿勢で求められたからやります、という姿勢を崩しません。でも実はこれが一番キツイのです。あなたが結局苦しい思いをする。前にも書きましたがトイレに行きたいあなたの代わりに私が行ってもあなたは膀胱炎になるだけです。恋愛依存は悪化するのです。それでも私は在り方を変えません。

 

気づけるかどうかです。これが全てです。私は甘えようがぎょっとすることを聴こうが、どんなメールを送られようが、あなたの味方ですし嫌いになることは絶対にありません。でもいつ気づくのかな?とは思っています。いつまでそのスタイルで受け続けるのかな?と。いつ真剣になるのか、いつ自分が実はまだ依存症のただなかにいると気づくか。

 

カウンセラーにしていることが現実にどのように影響を及ぼすか、カウンセリングとはなんなのか。

 

ほんとうに回復している人は、何度も恥ずかしい思いを私の前にさらし、何度も屈辱を飲み込み、何度も挑戦し、失敗し、乗り越えてきました。

 

わからなくても自分で考えようとし、間違っていてもいいから自分を信じようとし、それでもうまくいかず、それでも諦めずにやってきています。決して逃げないし、すぐの結果が出ないこともつらい体験を重ねるなかで心に落とし込んできている。

 

これがきついと感じるなら、甘いということになります。依存症への認識がまだまだ甘すぎるのです。気づいたなら考えを改めないと結局傷つくのはあなたです。

 

これは本当に言いたいことだから言う。と決めることは大事です。

 

いっぽうで、これは言いたい、でも堪える。これも立派に強さの証です。なんでも言えばいいというわけではないことを知るのは、大人の証拠です。

 

私を相手に甘えたりなんでも好き勝手言ったり、ずっとダラダラ受けていたり。。。

 

個人的には全部受け止めていたいんです。そうでなかったらこんなことは書けやしません。皆んな大事な存在です。いつまでも甘えていてほしいと思う部分もあります。

 

でも、これは書いておこうと思いました。

 

今すぐ変われなどとは言いません。

 

ただ、あなたがちゃんと依存症を自覚し、本当の大人になり、どんな人とも適切な境界をもち、生きてくれたら、私はこの仕事を選んでよかったと思えます。

 

恥の体験も屈辱も、もっとあっていい。

 

お行儀よく生きてきて、依存が必要になるほどになっているのなら、

 

もっとまだまだ苦しんでいい。

 

まだまだ、あなたは向き合えていない課題をたくさん抱えている。

 

カウンセリングでそれを明らかにできるのは、あなたしかいない。

 

 

だから逃げないこと。逃げは癖になる。

 

そこだけはプライドをもって立ち向かおう。