毒親と恋愛依存について。 | 三重臨床心理カウンセラー/恋愛依存症専門カウンセリング

三重臨床心理カウンセラー/恋愛依存症専門カウンセリング

自分を取り戻し、人生を、価値をもって生きていくために

こんばんは。

 

 

このブログは恋愛依存症でお悩みの方に書いています。

 

(あなたに合うものを参考にして、合わない内容はここに置いていってくださいね)

 

 

 

はじめて当方のカウンセリングをご希望の方は、電話カウンセリングのご予約をお願いしています。※対面カウンセリングは現在中止とさせていただいております。

 

 

ご新規の方は下記の予定枠より、本日から2週間後のお日にちとお時間を、それぞれ第3希望までお知らせくださいませ。

 

4月、5月ご新規の電話カウンセリングの枠は受付終了となりました。ご検討の方は6月の空き状況からご予約くださいませ。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

 

 

 *既にお受けいただいているクライエントさまへ。

 

 

 現在、対面カウンセリングの受付を終了しております。再開は2025年の夏頃となる予想です。詳しくは電話カウンセリング時にお伝えさせていただきます。

 

 

 

 

 

4月30日(火)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月1日(水)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月2日(木)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月3日(金)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月4日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月5日(日)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月6日(月)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月7日(火)お休みとなります。

 

5月8日(水)20:00〜22:00

 

5月9日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

5月10日(金)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月11日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月12日(日)20:00〜22:00

 

5月13日(月)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

5月14日(火)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月15日(水)20:00〜22:00

 

5月16日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

5月17日(金)20:00〜22:00

 

5月18日(土)ゼミ受講のためお休みとなります。

 

5月19日(日)20:00〜22:00

 

5月20日(月)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

5月21日(火)20:00〜22:00

 

5月22日(水)20:00〜22:00

 

5月23日(木)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月24日(金)20:00〜22:00

 

5月25日(土)10:00〜12:00 

 

5月26日(日)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

5月27日(月)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

5月28日(火)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月29日(水)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

5月30日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

5月31日(金)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月1日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。

 

6月2日(日)10:00〜12:00 20:00〜22:00

 

6月3日(月)20:00〜22:00


6月4日(火)お休みとなります。


6月5日(水)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月6日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月7日(金)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月8日(土)ゼミ受講のためお休みとなります。


6月9日(日)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月10日(月)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月11日(火)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月12日(水)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月13日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月14日(金)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月15日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。


6月16日(日)ご予約をお取りいただけない状況です。


6月17日(月)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月18日(火)お休みとなります。


6月19日(水)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月20日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月219日(金)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月22日(土)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月23日(日)20:00〜22:00


6月24日(月)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月25日(火)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月26日(水)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月27日(木)10:00〜12:00 20:00〜22:00


6月28日(金)10:00〜12:00


6月29日(土)ご予約をお取りいただけない状況です。


6月30日(日)20:00〜22:00







 

 

私はあまりこの「毒親」というフレーズを多用したくないカウンセラーなのですが、今日は昨日のブログでも触れた30代~40代でカウンセリングを受け始めた方々の辛さと回復について書いてみたいと思います。

 

 

恋愛依存にお悩みでカウンセリングを受けられる方の多くに「自分の考えや思いがわからない」ということで「なにを決断したらいいかも当然わからない」というのがあります。

 

と言いますか、少しオーバーにいうと、生きる上での色んなことが「わからない」状態の方も珍しくありません。

 

人との関わりでの基本姿勢は「相手がどうでるか?」が多く、いわゆる受け身です。受け身自体は悪いものではありませんが、どんな人とも関わる姿勢がこの受け身一択だと様々な弊害が生まれます。もちろん親との関係につぐ親密度№1ともいえる恋人やパートナーではかなり苦しい思いにさいなまれやすいです。

 

苦しいときに苦しいとも言えません。恐いという感覚が強烈に染みついています。心の根っこの部分の養分=恐いという感じです。

 

カウンセリングでは「なにがこわい?具体的にどういうことが起こりそうだと感じてこわい?」と聞きます。大抵の人はぼんやりと理由を語れます。そのトップが「振られる」「嫌われる」です。愛さないどころか搾取を重ねる男性に嫌われたくない、振られたくないと感じている。恋愛は誰だって矛盾だらけですが、恋愛依存はさらにもっと矛盾が深くなります。病的なまでに相手を恐れ、病的なまでに相手を求める。この縮図がまずあります。

 

 

こうした方々の幼少期をうかがっていると親との関係にかなりの偏りがあることを発見できます。たとえば子どもに考えさせない、決めさせない、それでいて決められないことを責める。カウンセリングや精神医学でも出てくる「ダブルバインド」と呼ばれる交流が頻繁に繰り広げられていて、虐待などはなかったにも関わらず、それに似た非常に息苦しい空気を感じます。

 

強いていえば、こうした親は毒親ということになると思います。子どもとはいえ、ひとりの人間です。意思を尊重することはとても大事なことですし、考えさせること、考えが出るまで粘り強く聞く姿勢というのは、子どもをもった以上は、親の責任です。子どもには、何の責任もないのです。

 

 

なんだかんだで親が決めたレールの上をただ操り人形のように生きる。これでは社会にでたときに、恐くなるのは当たり前です。自分で決めたくてもなぜかブレーキがかかる。うまくいえない不安がもたげる。なぜか。

 

あなたのなかに毒親が棲みついているからです。私は幼少期に何をされたとかそういうこと以上に、この、大人になったあなたの心が親に乗っ取られているということのほうに、どうしても怒りが湧きます。これは親の支配による、ひとりの人間の生命を奪ったような、そういう、なんというんでしょうね、、、。

 

 

親はそうとは分からずにやった、という意見もあります。ならば「最大の罪は無知」という言葉を使うしかありません。親は間違いなく最大の罪を犯したし、今なお、自分は良い親だと感じている。そのまま何の真実にも触れずあの世に逝く、その親の一生とはいったい・・・。

 

 

ともあれ、こうした親は実際に多いです。こういう仕事をしているせいか、むしろ大半の親がそうではないかな?と感じます。自由意志なんて言葉はあっても、それを感じて生きている人はだいぶ少ないと思います。

 

それでこの毒親と呼ばれる親のもとで育った人は、やはり何かしらに依存しないと不安なことが多いです。あなたは恋愛依存だろうし、アルコールとかギャンブルとか散財とか、人によっていろいろ。仕事も立派に依存症になってしまう代表的なものですし、とにかく、異常なほどの「なにか」があれば依存癖強めということになります。そう考えると、依存症でない人を探すほうが難しいと思いませんか。そう、この国は病んでるんですね。

 

 

30代~40代でやっと生きづらさを自覚するようになって、これは誰かの助けが必要だと行動に起こせた人というのは、それだけでも立派です。なかなか人は自分と向き合いたくありません。自分の考えに固執するし、弱いところを人に見せる勇気もなかったりする。しかも日本ではまだまだカウンセリングって病んだ人が行くところという、あんまり良くないイメージがある。「カウンセリングに行ってくるね~」と気楽に周りに言えない。言える相手がいるとすれば、それはよほど相手が理解のある人か、人生の酸いも甘いもをある程度知った、あなたより年上の人かもしれません。

 

 

こういうイメージのあるなかで、それでも門を叩いたということがまずすごいことなのだと重ねて書いておきたいと思います。

 

 

そして毒親の最たる災難は「あなたの心に毒親が棲みつくこと」と書きましたが、これもあんまり書くと色々と物議をかもしそうなのですが、あなたが傷ついているのは、インナーチャイルドではない、と私は考えています。

 

このブログでインナーチャイルドというのは滅多に出てきませんが、実はインナーチャイルドセラピストの資格なんかももっています。(しかもスピ寄り・・)傷ついたインナーチャイルドを感じ、癒し、統合するというワークはよく知っています。

 

しかし実際はインナーチャイルドよりも、その人の思考や感情や行動を拾い「これって親も同じことしてなかった?」と聞き続けたほうが「ああ・・・・!!」という体験ができたりする。ああ、ほんとうだ。確かにお母さん、そういうことやってたわ・・・うわあ、、私がそれを彼にやってる!というような「気づき」ですね。

 

 

さすがカウンセリングに目をつけただけあって、自分のことを知りたいという欲求が強い人が多いんですね。だから自分がなんでこんな苦しい交流を続けているのかをそうやって知れると、ほんとうに喜びになる。はっと目が覚めるような思いがする。そしてこれを繰り返すなかで、だんだんと行動してみようという意欲も復活する。

 

 

つまり幼少期の傷ついたことを慰めたりするよりも、あなたの中にいつの間にか棲みついた「あなたから見た親からのメッセージ」、これに気づき、手放していくというやり方のほうが楽になるのが早いんですね。

 

30代~40代で、という方々の多くは、自分の親がいかに面倒くさい親だったか、正確に理解できていなかったりする。そこに目を向けずともなんとかギリギリのところで生きることはできた。でも本来のあなたではなく、あなたから見た親、実際の親とは違います、これは「あなたが思う、これこれこういう親像」これが、あなたに覆いかぶさるようにしてべったりくっついている。それをはがしていく作業のほうが、インナーチャイルドとかなんとかセラピーよりも腑に落ちる人が多いです。

 

 

だからたとえば彼とほんとうは縁をきりたい。夫と別れたい。

 

もしくは夫と別れないけど、もう他人と思って一定の距離を保って私は私で自由に生きるわ、という選択をしたい、そう思っても、

 

「なんて自分勝手なの?」とか「私が悪いんじゃないの?」とか「本当に私は冷たい女だわ」とか「女として幸せに生きる価値なんてないんだから」とか、

 

 

他にももっといろいろありますが、こうした思いがふっとよぎったりするんです。これは親の悪魔のささやきみたいなものですが、強力な、というか呪いのようなレベルでずっとそこにあるわけです、あなたが認めない限り、認めて自分の気持ちで行動を起こさない限り。

 

 

もちろん幼少の痛みって絶対にあると思います。でもここは理性を働かせることが大事です。そこに浸るのも時にはいい。でも「ときには」でいい。なぜかってそこに浸ることそのものも「依存症」だからです。ちゃんと事実確認というのか、点と点を繋げていく作業が大事です。そしてそこから選択する、どう生きるか、どう生きてみたいか。

 

 

でもこれって、すごくキツいんです。親もまた依存が強くあった人だから。あなたと親は共依存的な繋がりで長く保たれてきたので、これを離すとなると、やっぱりすごく恐いと思います。実際にはあなたが思うような恐いことなんて起きない。良いことのほうが多い。それでも恐い。これまでの生き方を手放すというのは、明日からどう生きたらいいの?という恐怖をどうしても与える。その恐怖を覚悟できた人だけが、幸せになる。

 

 

彼との交流、他の人間関係、必ず親との交流とよく似た「支配関係」が潜んでいるはずです。そこをよく観察して、あなた自身のチカラで、いったい何に怯えているのかをちゃんと知ること。気づきさえすれば半分以上は解決です。あとはその気づきを元にして、違う行動をとっていく。そういう繰り返しを飽きてもしんどくても続ける。それらを何年か続けていくと「ああ、これが私なんだ」という体験ができるようになる。そこまでくれば、だいぶ良いと思います。いやもう充分でしょう。

 

 

 

ここまで書いてみても、やっぱり大半の人は依存とともに生きる選択をする。なんだかんだでそこに戻ってしまう。何度もそううのを見てきました。でも私こそ、飽きてもしんどくても同じことを色々なたとえで発信できたらいいなと思ってます。一緒に頑張りましょう。