去年の今日、ブログで妊娠の報告をしたのを思い出します。


ブログやFacebookでのたくさんのお祝いコメント嬉しかったなぁ。

まだ小さい胎嚢しか確認できないうちからの報告。

 

仕事柄、包み隠さずいろんなことをブログに書いていたし、

セミナー募集などをする立場としても隠さないほうがいいだろうと判断してすぐに書きましたが、

常識では考えられないですね(笑)

安定期に入ったら、というのが通例ですもんね、、、

 

わたしがいかにがくちゃんの赤ちゃんが欲しかったかを知ってくださっていた皆さんが、

すごく喜んでくださって嬉しかった。

 

 

今、いっくんが誕生してみて、本当にかわいいけど、

上の子たちが生まれた時とその可愛さ、愛おしさは変わらないものですね。

 

 

むしろ、上の子たちの時は、元夫との夫婦関係が悪かった分、

その不足感を補うかのように子どもに異常に愛情を注いだかも(笑)

 

今は無理せず自然に、湧き上がるままに愛してお世話をしております。

それでもいっくんは、パパやお兄ちゃんお姉ちゃんからも存分に愛情を受け取っているので、

本当に幸せな赤ちゃんだと思います。

 

 

さて、妊娠を報告した1年後の同じ日に出産のレポートを書くのもまたいいですね!

 

出産レポ①~1年前の妊娠から振り返り

 

 

このブログをずっと読んでくださっている方はご存知だと思いますが、

37週に入った途端に前駆陣痛がありました。

上の子たちの時には前駆陣痛を体験していなかったので、

そのまま産気づくのではと本気で思いました。

 

が、陣痛は遠のく…

 

その後も何度も前駆陣痛がありました。

一度は夜通し眠れないくらいだったけど、やはり遠のいてがっかり…

 

更にはパパと息子がサッカーの試合を見に行く予定を取りやめてくれたのに、

やはり本陣痛にはつながらなかった…ということも…

 

その都度助産師の聡子さんがうちに来てくれて、NSTでチェックしてくれました。

3回は前駆陣痛で呼び出された先生ww

 

3回目の出産なのに、本陣痛がこんなに分からないとは…

 

 

2人目の息子は予定日より11日早く生まれ、

陣痛を感じてすぐにスピード安産で生まれました。

2800グラムと小さめだったのと、2人目だったので、

たった1回いきんだだけで生まれて、

え??2人目ってこんなに違うの??とびっくり。

 

だからわたしの中で、3人目も余裕だろうという思い込みがありました…(笑)

 

それなのに前駆陣痛に4週間も悩まされることに…

 

 

その都度呼び出された聡子さん(助産師さん)が

前駆陣痛で夜通し眠れなかった日の朝にマッサージをしてくれて、

そのままコテンと眠ってしまったことも。

こういうのが本当に温かい。

一度も嫌な顔をせず、対応してくれました。

 

 

そして、予定日から5日が過ぎた日の晩。

今までの前駆陣痛と違い、腰にも痛みがある陣痛がスタート。

 

 

 

一度夜になる前に、内診やNSTをしてもらいました。

4センチくらい開いているし降りてきている、と言われた気がします。

 

それでもまだ余裕そうなので一度帰っていただきました。

 

 

その後、夜9時過ぎくらいから、わりと真剣に痛くなりだしました。

その都度がくちゃんに甘える。

腰をさすってもらう。

もたれかかる。

 

自宅出産でよかったのは、旦那さんにめちゃくちゃ甘えられたこと(笑)

やはり病院や助産院でもこうはいかない。

まぁ、関係性にもよると思いますが。。。

 

そして、深夜の23時過ぎ頃から、痛みが更に本格的になる。

 

陣痛の感覚も狭くなりました。

 

 

パパがラインで先生と話をしてくれましたが、

「どうしますか?行きますか?」と聞かれて、

「もう少し自分で耐えてみます」みたいに言ったような気がします。

 

陣痛が来るたびにがくちゃんに背中をさすってもらってたんだけど、

がくちゃんも連日仕事が忙しいので、陣痛の合間の痛くないときに眠りだす(笑)

 

わたしは、ベッドで夫に甘えているうちはなかなか進まないなぁと思って、

自分でリビングのロッキングチェアに座り、足湯をするなどして耐えていました。

 

夜中の1時ごろには耐えがたい痛みになり、聡子さんにまたライン。

すぐに電話をしてくれて、来てくれることになりました。

 

その後、おふざけで撮った動画(笑)↓

 


 

 

陣痛でめちゃイタイ時に、恨みがましい声で、寝ているがくちゃんを撮影(笑)

 

 

1時半かそれくらいには聡子さんも来てくれて、

がくちゃんも起きて、

NSTをしたり内診をしたり。

 

ようやく聡子さんも、「これは、来たね!」と言ってくれました。

 

サポートの方にも連絡を入れてくれて、

深夜2時くらいには助産師さん2名+がくちゃんで、

陣痛の波がくるごとにがくちゃんが腰をさする。

 

腰をさすってくれないと本当に耐えられなくて、

「ちょっと!腰!!」とたびたびキレる(笑)

 

NSTをしてもらった流れでベッドにいたんだけど、

ベッドよりも椅子の方が進みが早そうだね、と言われ、

再びリビングのロッキングチェアへ。

 
↓この赤い椅子。
 
背中部分が開いているので、陣痛が来ると旦那さんにもたれかかり、腰をさすってもらい、
助産師さんは尾てい骨の辺りを拳でぐーーーっと押してくれて、
これがまたすごい楽になった!
 
ロッキングチェアの揺れが良かったのでしょうか、この椅子は陣痛をすすめてくれた気がする!(笑)
 
 
この頃になると、上の息子の時の余裕だったという記憶は嘘だったわ!!
もう本当にイタイ!!!無理!!みたいな状態に。
 
いたいいたい!わーわー!!みたいに陣痛が来るたびに恐怖!
 
そんな風に朝4時頃まで耐えていて、
「何か欲しいものない?」と聞かれ、
「ウィダーインゼリー的なのを…」とお願いしたら、
サポートの助産師さんが買いに行ってくれた。
 
コンビニで買ってきてくれた10秒チャージを飲んで、
「なんかそろそろベッドに移動しようか。全開に近いかも」みたいに言われ、
椅子から立ち上がった途端、すごい勢いでバシャ―――!!と破水!!
すごいびっくりして、わーーー!って叫んだら、
その声で娘が起きる。
朝の4時半を回っていたと思う。
 
10秒チャージの効果すごかった(笑)
 
破水したとたん進む進む!
慌ててベッドに移動。全開大。
いきみ開始。
 
子どもたち2人がパジャマのまま下に降りてきて、
わたしが獣のように叫んでいるのを目撃(笑)
特に、息子が怯える(笑)
 
ママ―!がんばってー!!と応援される。
 
いざいきむ時には、夫が上半身を支えてくれて、
仰向けになりました。
夫が腕枕みたいにして支えてくれたのが、とてもよかった♡
 
2番目の息子の時は1回しかいきまないでも出てきたのに、
いっくんはそうはいかなかった…
 
わたしの恥骨あたりに頭が引っ掛かっていたみたいで、
聡子さんが手を中に入れて何かしている…
それもまた痛かった。
聡子さんが言うには、頭が引っ掛かっていた骨を中から押していたらしいw
 
んんーーーー!!!
はっはっはっ!!
を繰り返す。
その間、いっくん一切心拍が弱まることが無かったみたい。
さすがすぎる。
 
そしていよいよ、いっくんが出てきた!!
 
 
※生まれる瞬間を娘が動画に撮ってくれたのですが、それがすごい上手!
でも、叫び声とかいろいろ…グロイので、
動画のスクショを少し公開…
 
いっくんの頭が出てきたのを見て、
驚き叫ぶ子供たち。
特に息子は「わー!!」と叫び声をあげてびっくりしていた。
 
 
にゅるーーーん。いっくん爆誕!!
 
生々しい写真ですみません…
 
 
上半身が出きったときに、いっくんが「おぎゃー!」と産声を上げる。
 
それを聞いた夫が喜びと感動で「へっへっへっへっへー!」と、よくわからない声で笑っていた。
 
↓いっくんが産声を上げた瞬間
 
娘(動画を撮りながら)「いっくーーーん!!ママ抱っこ抱っこ!!」
 
わたしはずっと、「いっくん!いっくん!!」と呼び続ける。
だってよく見えなかったのですもの。
 
すぐに服のボタンをはずし、お腹に乗せる。
いっくんを抱いてようやくまじまじと見る。
「あーーー!いっくーーん!出てきたー!」
「ムチムチだねぇ」
 
いっくんの泣き声を聞いて夫が、「あぁ~泣いてるよ――!」と
ぐすんぐすんと感動していた。
わたしはいっくんを確認するのに精いっぱいで、
夫の反応には全然気づかなかったんだけどね。
動画をとっていたおかげだね。
 
先生からは「おめでとう!上手だったー!素晴らしかった!」とおほめいただいた。
 
子どもたちや夫からは「ママありがとう!!」とねぎらってもらったけど、
それに対して
「・・・痛かった・・・ゲッソリ」ととっさに返してしまったわたし。
 
 
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初乳を飲ませてみてもいいですか?
と聞いたらどうぞ、とのことだったので吸わせてみているところ↑
 
 
ほとんど飲まないうちに、いっくんぐっすりと寝てしまう。
 
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記念撮影♡
 
 
これでめでたしと思いきや・・・
胎盤が出ない!という問題が発生・・・
 
出るまでに1時間かかって、しかも900ccくらい出血してしまった。
 
子宮の収縮を止める点滴か何かをしてもらいました。
 
病院搬送直前だった気がする出血量でした。
 
なんかお腹を押されたり、中から手を入れられたりして、
これまた陣痛とは違う激痛でした(´;ω;`)
 
その間もいっくんは爆睡。
 
子どもたちは学校に行く準備(笑)
 
この出血シーンはさすがに子どもや夫には見せられなかったので、
部屋を出てもらっていました。
 
結局なんでこんなに出血したのか、胎盤がなかなか出なかったのかは不明って言われました。
 
わたしはそれだけ出血してもケロッとしていた(笑)
出産ジンクスで焼き肉を食べまくったのが良かったのかも(笑)
 
 
胎盤が出て落ち着いたところで、パパさんがへその緒を切りました。
 
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体重もようやく計る。
 
 
最初の日は、こんなに寝るんだっけ?ってくらいいっくんよく寝ていました。
 
ほとんど寝ずについていてくれたがくちゃんはいっくんと一緒に爆睡(笑)
 
 
あと、生まれたとき、いっくん、鼻の下に鼻くそみたいな、皮膚の塊みたいなのをつけて生まれてきた。
簡単にポロリと取れたけど(笑)
 
 
その後子宮からの出血も順調に治まって、
母乳も順調。
 
子どもたちは出産の日のことを思い出すと今でもじーーーんとすると言って、
いっくんをとてもかわいがってくれています。
 
 
総合病院でのお産だと、インフルなどの感染を心配して、
子どもたちは立ち合いだけではなく、わたしといっくんの入院中の面会すらダメだったのです。
 
夫にとっても、前駆陣痛騒ぎの間も家でなら仕事を持ち帰れたし、
産後も、家に帰ると毎日いっくんがいることがすごくよかったみたいです。
 
 
そして産後2週間くらいは毎日、助産師の聡子さんが往診に来てくれました。
 
体重の増え具合、母乳の出具合、子宮の戻り具合など毎日チェックしてくれました。
 
 
いっくんは早朝の5時に生まれたんだけど、
うちの両親にその日の朝に生まれたことを連絡したら、
すぐに行く!と言って、夜には到着していました。
 
うちの実家から南信州まで6時間以上ですよw
 
子どもたちも出産に立ち会い早起きだった日も、頑張って学校に行って、
帰ってきて、その日から家には必ずいっくんがいる。
 
 
出産が生活の延長の中にある感じ、
命の誕生が日常の一部のような感じがすごく心地よかったです。
 
ほんの2世代前のおじいちゃんおばあちゃんの時くらいまでは、
産婆さんに来てもらって家で産むのが当たり前だった。
 
生まれるのも、死ぬのも、生活の一部だった。
 
今は生まれる時も死ぬときも、たいてい病院で管理されるようになった。
 
生まれてすぐに赤ちゃんとお母さんを引き離すのは人間と家畜だけだよ。
 
 
わたしも夫も、子どもたちも、自宅で出産できて本当によかったってみんなが満足しています(*^^*)
 
 
いっくんようこそ、海部家に。
生まれてくれてありがとう。
 
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おわり♡
 
長文を読んでくださりありがとうございました!