先日の出産レポ①の続きです。

 

わたしは最終的に自宅出産を選んだわけですが、

病院での出産を経験していなくて、

助産院での出産と今回の自宅出産だけ経験しています。

 

それを踏まえていただいて、わたしなりに、自宅出産のメリットとデメリットを書いてみたいと思います。

 

 

 

デメリット

 

1.緊急時に救急車搬送が遅れることで命にかかわる

 

これは、自宅出産でも助産院での出産でも、医療行為ができないという時点で、

みんなが懸念することだと思います。

 

一刻を争う状況になることも多いし、わたしが問題なくこれまで3人、助産院や自宅で分娩できたのはある意味幸運だったと思います。

 

このデメリットをなるべく低くするために、

①総合病院で3回検査を受け、医師が許可した人だけが助産院や自宅で分娩可能

②万一救急搬送された場合も、提携先の病院にはわたしの情報がある

③助産師さんが総合病院の医師や看護師さんとの信頼関係を作っており、やり取りをしている

 などといった対処がされています。

また、自宅出産でも助産院での出産でも、提携先の総合病院まであまり遠くないほうが好ましいです。

 

時々、山間部に住んでいるのに自宅出産したがる人がいますが、

やはり好ましくないと思います。

 

うちは運ばれたとしても病院まで車で十数分程度でしたし、

はぎもと助産院に関しては目と鼻の先に総合病院があるのでその点では安心です。

 

救急車がすぐに来られる場所かというのも大切かもしれません。

 

 

自宅出産の許可を病院からもらうために、妊娠時にかなりいろんなことに注意を払います。

糖尿病、高血圧、尿たんぱく、溶連菌、

早産の傾向があるか、赤ちゃんの成長に問題はないか…などなど、

 

問題があると自宅での出産はできません。

 

わたしの場合尿たんぱくが最後の方で出てしまい、

高血圧になると妊娠高血圧症候群につながり危険だから、と、

助産院に血圧計を借りて、毎朝晩の計測を義務付けられました。

これで少しでも高血圧になればアウトでしたが、

3月上旬の仕事が多忙だったピークを過ぎて安静にしていたら、

尿蛋白も+-くらいに落ち着いてきて、大事には至りませんでした。

 

そんな風に、助産師さんも当然命が最優先であるという認識がありますから、

そこは細心の注意を払ってもらえます。

溶連菌が出てしまって自宅や助産院での出産ができないパターンもすごく増えているみたいで、

わたしも膣洗浄液を買って試したり、メリッサの蒸留水を譲ってもらったり、

検査前は身体の抵抗力が衰えないように安静にして体に無理をしないように、など気を付けました。

 

そんなこんなで、病院から自宅出産の許可が下りたときにはすごくホットしました。

 

そんなふうに、病院と連携して許可をもらうので、そこを心配する人にはそのあたりの説明をするといいのではと思います。

 

 

2.産後の入院が無いので、家族の協力が不可欠

 

助産院だと問題ないのですが、自宅出産では入院ができないので、

産後の食事や家事をどうするか、といったことが問題になります。

産後のお母さんが無理をしてはいけないし。。。

 

うちの場合は両親や義両親が来てくれて、トータル17日くらいはお世話をしてくれました。

実家が近い人などはそのあたり問題が少なそうですね。

あとは、産褥サポートなどを利用するのもいいかも。

旦那さんに頑張ってもらうとか(*^^*)

 

 

 

メリット

 

これはすごくいっぱいあります!(笑)

 

①検診に待ち時間がない。じっくり相談に乗ってくれる

病院のような機械的な診察ではなく、

赤ちゃんを助産師さんと家族みんなとで楽しみに待つことができる。

 

我が家は月に1~2回の検診を、週末に、家族みんなで受けに行っていました。

 

毎回、「楽しみだね~!いっくん大きくなったかなぁ」とウキウキしながら助産院へ。

 

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娘がエコーをさせてもらったり、

うちの男性陣も真剣にエコーを見て、

お腹の赤ちゃんに話しかけていました。

 

毎月行くから、成長ぶりを確認できるし、

家族みんなで楽しみに待つ感じがとてもよかった。

 

一度お腹のいっくんが逆子になって、その時にはお勧めの鍼灸院を教えてくれました。

話しかけたり鍼灸したりですぐに元に戻った。

 

うちはステップファミリーで、がくちゃん(夫)にとっては初めての体験。

 

今はいっくんを抱っこしながら、「君はなぁ、最初逆子になって、話しかけたら元に戻ってくれたんだよ。

へその緒が首に巻いてないか心配したけど大丈夫で本当によかった」

などと話しかけていました(笑)

 

エコーをみていて、お腹のいっくんが指しゃぶりをしていた時なんて、

助産師さんとみんなでかわいい~!かわいい!とはしゃぎ、動画をとりましたね(笑)

 

 

②家族みんなで迎える出産が最高の思い出になる。

 

③会陰切開、吸引、導尿などの医療行為がない。母子分離もしない。

 

会陰切開に関しては賛否あるというか、助産師さんの腕次第です。

わたしの友人で助産院で産んでびりびりに裂けてしまったと言っていた人もいました。

体質もあるのかな。

 

わたしは一度も会陰切開をせず、裂けたこともないので、出産は常に無傷です!( ̄▽ ̄)

やはり産後の回復が早くて楽ですよ。

 

母子分離も、わたしは無意味だと思っているタイプ。

というのも、産後ってどうせハイになるから、お母さん眠れないんですよ。

なるべく最初から母乳を頻繁に吸わせた方が母乳育児も軌道に乗るし。

 

この辺は病院でもバースプランでお願いすれば叶えてくれるところも多いですね!

 

出産がどれだけよかったかはまた次の記事で✨