こんにちは
 

まほろです

 

私のblogにご訪問くださり

ありがとうございます

 

築95年の夫の実家をリフォームして
 

行ったり来たりのニ拠点生活をしています
 

 

 

実家のリフォームにまつわるアレコレを
 

思い出しながら綴っています
 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

非日常に求めるもの

 

 

 

 

ふと、どこかに出かけたいとか

旅行に行きたい、と思うときは

 

 

場所を変えて自分をリセットしたい

日常から離れてリラックスしたいと

心が欲している時ではないでしょうか

 

 

都会の人が自然に触れたいとか

現代人が歴史を感じたいと思うのは

 

日常にないものを求めるから。

 

 

 

私も以前は、

どこかに行きたい願望がいつもありました。

 

 

街に出かけても、初めてのものはないか

常に探していた気がします。

 

 

 

それが、実家の古民家に

通うようになってからというもの

どこかに行きたい願望が激減したんです

 

 

歳のせい⁈

それもあるかもしれませんが

 

 

 

実家に通うことで、場所が変わって


旅行に行かずとも

自分をリセットしたり

リラックスできるようになりました。

 

 

築100年近い実家の古民家は

それ自体が非日常空間ですから

 

 

毎週通っている私でさえ

日常のやらなきゃいけないことは忘れて

リフレッシュできるんですよね。

 

 

 

 

 

古いものこそ非日常

 

 

 

もしあなたの目の前に、

生活感いっぱいの家があったとして

それをあなた好みの

非日常空間に変えようと思ったら。

 

 

まずは、家の中のモノを減らして

真っ白な状態にした家に

あなたのセンスに合ったものを

一つずつ選んで置いていくでしょう。

 

 

 

私が実家をリフォームするにあたって

決めたコンセプトは

 

絆を育む家

 

サブコンセプトは

 

非日常を愉しむ

 

 

 

実家を非日常空間にしたいと思ったのです。

 

 

そのためにはまず、部屋にあるものを

運び出す必要がありました。

 

 

実際には、着工日が決まって

やらざるを得なかったわけですが

 

 

着工前日のがらんとした部屋を見て

感動したんですよね。

 

日本家屋って、こんなに素敵だったのね!

 

 

 

 

 

 

柱、鴨居、天井、畳のヘリ、障子の桟。

 

縦と横の線だけでできている 

シンプルな空間。

 

 

手仕事で作られた、

天然素材だけでできている。

 

 

本物には、本物が似合う。

この雰囲気を壊さない空間作りをしたい。 

 

そう思いました。

 

 

だから、ここに置くものは


できる限り天然素材で

できるだけ、手仕事で作られたもので

 

そして、家と同じ古いものがいいな。

 

 

それには、わざわざ

アンティーク家具を買わなくても 


 

家にあるものを活かせばいいんじゃない?

 

 

 

例えば、いつからあるかわからない

ラタンのテーブルセットとか。

 



 

 

 

ずっと押し入れにあった

先祖の誰かの婚礼箪笥とか

 

 

 

 

なんでもない踏み台や

でも素朴で可愛くないですか?

 

 

 

 

今の感覚では低すぎるちゃぶ台。

猫足が好き

 

 

 

 

 

年季の入った座卓。

 

 

 

 

 

使うあてはないけれど、機会があれば使ってみたい

生活雑貨、石臼。

 

 

 

 

 

 

 

自分のセンスを信じて

 

 

 

夫の実家の片付けでは

自分の家にない古いものがたくさんありました。

 

 

自分では買わないな、というもの。

今の時代には手に入りにくいもの。

 

 

あ、これ素敵!とか

これ、いいんじゃない?と私が言うと

 

夫は「そうだね」と言うことあれば

「そうかな?」と言うこともありました。

 

 

自分の家にずっと昔からあったものは

今さら素敵と感じにくいのかもしれません。

 

 

なんだか、

外国人の方が日本の魅力に気づくみたいな。

 

よそから来た私の方が、

これいいね!と

気づきやすかったと思います。

 

 

 

それに、私たちが育った昭和の時代は

新しいものに価値があるという

価値観だったと思うのです。

 

 

今でもその価値観を持っていたら

古いものの価値なんて感じられないかもしれません。

 

こんなの古いから捨てちゃおう!

となるでしょう。

 

 

 

でもね、

古いものを手に取って

なんだかわからないけど、

これいいな、と思える時には

 

その感覚を信じて大切にすべきだと思います。

 

 

家全体を非日常空間にできなくても

部屋の一角にお気に入りのレトロなモノを

並べた空間があっても、良いと思う。

 

 

昭和、平成、令和、と一周回って

 

今はまた、

古いものの価値が認められる時代

 

人々が、自分の暮らしにないものを

求める時代が来ていると思いますよ!

 

 

実家に来た昭和生まれの友人達が、

珍しがったり懐かしいと言って

喜んでくれる。

 

若者世代が、新鮮に感じて

映えると言ってくれる。

 

 

そんな姿を見て、

古いもののもつ魅力に

気づき始めた人が増えていると

感じています。

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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