出産記録⑤ | 森のゆのマタニティ・子育てログ〜人とのつながりは幸せに生きるためのメソッド〜

森のゆのマタニティ・子育てログ〜人とのつながりは幸せに生きるためのメソッド〜

ネフローゼ症候群の私が、妊娠・出産・育児で経験して感じたこと、学んだことをお伝えして行きます。
職業:助産師
2020.7 女の子を出産☆

こんにちは森のゆです照れ

私のブログにお立ち寄り下さりありがとうございますニコニコ

また、いいねとフォローをして下さりありがとうございますラブ

前回に引き続き出産記録を書かせていただきますニコニコ

いよいよ赤ちゃんに会えると思いましたが、いろいろあって私の想像を超えるお産になりました。

長文になるかと思います。
よければお付き合い下さい


前回の記事

ダイヤオレンジ7月12日 日曜日ダイヤオレンジ

連日の睡眠不足から、意識朦朧の中で今までに感じたことのない激痛が腰に感じました。

そしておしりへの圧迫感が強くて、いきみそうになりました。

冷静になれず、即ナースコールを押してしまいました。

夜勤の看護師さんに、痛みの間隔を聞かれましたが、計ってはおらず…

でも、痛みとおしりへの圧迫感が強いこと、いきみそうに毎回なると伝えると、助産師さんが来てくれました。

内診をしていただくと、なんと赤ちゃんの頭が下に下がってきていると進展がありました。

そして陣痛室へ移動しました。

連日の誘発とは違う痛みが来て、助産師さんに腰を押してもらったり、おしりを圧迫してもらったりしないといきんでしまいそうになっていました。

時々助産師さんが離れることがあり、その時には旦那さんに付き添ってもらえれば、時々一人になった時の不安や恐怖は違うなぁと思いました。

痛みが強烈になった時の恐怖感…

助産師さんの存在って大きいなぁと感じました

陣痛は5分以内にはなかなかならず、そのまま朝になってしまいました。

そして朝方、高位破水(赤ちゃんを包んでいる膜が少しだけ破れた破水。ちょろっとしか羊水が流れてこない状態)をしました。

もともと羊水が少ないので赤ちゃんは大丈夫かな!?

と心配しましたが、赤ちゃんはとても元気でした。

赤ちゃんのことも心配しつつ、私の方も持病の薬の副作用のこともあり、感染症の心配や血圧の心配もしていました。

陣痛が来ているから血圧が上がりやすいのは仕方ないのですが、

上が150代とかになるとさすがにハラハラしてしまいました。

先生から、破水していること、血圧のこと、連日の疲労から痛みを強くしていきましょうと、

促進剤の点滴が10時?くらいから始まりました。

ゆっくり薬の量を増やしていき、お昼くらいには痛みもかなり強くなり、いきみを逃すのが困難になりました。

でもいきむのはまだまだ早くて、助産師さんに逃しましょうと何度も声かけをしてもらいました。

呼吸法って難しい!!!

と思いました。

だんだんとコツを掴んでくるとできるようになりますが、油断するといきみが入ってしまって…

おしりにぐいぐいくる感覚…

よく、いきみたいのにいきまないでと言われる時間がつらいと聞いていましたが、本当につらい!!!

もう疲れと、ゆっくり進むお産のペースが限界となり、またまたお恥ずかしい話、お昼くらい?に先生の診察をお願いしてしまいました。

進んでいるのか…どうなのか気になって仕方なかったのです。

お昼の時点では子宮口6センチ…

また6センチ!

私は心折れて泣き始めてしまいました

ここから進まない…
ずっと連日の誘発でも6センチ…
この壁が高い…

陣痛が弱いのと、赤ちゃんの向きがまだ悪いと説明がありました。

私の中で帝王切開の予感がしました。

でも口にはせず…

口にしてしまったら、頑張れなくなりそうと思ったのと、持病の薬の副作用である感染症のことがとても怖かった…

言葉って口にすると力を持つと思っているので…

そしてまた14時くらいに進みが気になり始めて、そこは助産師さんが診察をして下さりました

本当にごめんなさいえーん

そこで光がキラキラ

子宮口が8センチになりました

大きな壁を乗り越えたような気がしました

また頑張れる!!と思いました

旦那さんも来てくれて、少し面会した後病院内で待機してくれていました。

多分6時間近く…

その時は旦那さんのことを考えられる余裕はなかったけど、出産が終わった後、そんなに長く連絡もなしでもいてくれてありがたいと思いました。


子宮口が開き始めてからぐんぐん進むかと思いきや…

私の体は疲弊しており、陣痛の間隔は狭まらず、点滴の量もMAXになってしまいました。

それなのに陣痛は弱く…

苦しい時間は続きました。

付き添って下さった助産師さんたちにありとあらゆる陣痛を強くする方法をしてもらい、なんとか!

子宮口が全部開き切りました!

しかし…

私の疲労から、いい陣痛が来ないため、赤ちゃんの頭がなかなか降りて来ず…

いきんでなんとか赤ちゃんの頭を降ろしましたが、そのままではお産にならず。

吸引分娩の準備が始まりました。

切開をして、吸引の器具を赤ちゃんの頭にはめて、陣痛に合わせて先生がお腹を押して、器具を引っ張る!!

それを帝王切開になるギリギリの所まで行いました。


正直とても怖かったです。

でもこれで出なかったら帝王切開という最後の陣痛の時に、力がしっかりと入って赤ちゃんを無事生むことができました。

生まれた瞬間、赤ちゃんもしっかりと泣いてくれて…

私は大号泣してしまいました。

生まれる直前まで、赤ちゃんは元気だったのですが、吸引中は心拍が弱くなることが続いていたので、念のために小児科の先生に診てもらいました。

診察の結果、NICU(新生児集中治療室)の入院にはなりませんでしたが、念のため保育器で様子を見ることになりました。

でも早く出られると思いますと説明がありました。


ホッとしました…


出産が終わって、安堵したと思いきや、その後が大変でした。

胎盤が出た後、出血が大量に流れ始めました。

疲労が原因で子宮の収縮が悪く、お腹の上からマッサージをされても全く効果なく…

子宮収縮剤をたくさん使ってなんとか出血は止まりました。

しかし、その後の出血がまた増えてきて、先生の診察を再度受けました。

傷も大きく切って塗ってあったので、とっても!!
痛かったです。

そして覚悟していた痔も腫れ上がっていたので、もうどっちが痛いのかわからずな感じでした。

子宮の中に溜まっていた血液を出して、診察終了。

トータル出血は約1500ml…

貧血の値もとっても下がっていました。

歩くのは危険なので、持続的に尿が流れる管を入れて、モニターを付けたまま車椅子で病室に戻りました。

お産が終わって、赤ちゃんとほんの少し面会した後、旦那さんとも少し話して、部屋に戻るまで…

そんなに時間は経っていないと思っていましたが、なんと5時間近く経っていました。

疲れと眠気であまり意識がしっかりとしていなかったのがあると思います。

意識はなくなりませんでしたが、相当顔色は悪かったと思います。

自分の体のことも心配でしたが、何より赤ちゃんをなんとか産めたこと…

赤ちゃんが最悪な状態にならずにすんだことが何より、安心しました。



お産は終わったけど、この後の入院生活も怒涛でした。


ここまで読んで下さってありがとうございましたニコニコ

長く長く書いてしまってすみませんアセアセ

お産は終わるとあれだけ痛かった陣痛の痛みがなくなりますびっくり

記憶も…

忘れていってしまいがちです。

その記録をここに書けたこと、それを読んで下さったこと…

ありがとうございますハート

この記録が、誰かの参考になれればとも思います照れ

今後は入院生活のことも書いていきたいと思いますニコニコ


ブログを読んで下さった方に、幸せの風が吹きますように…ハート