こんにちは。森のゆです。
私のブログにお立ち寄り下さりありがとうございます
また、いいねとフォローをして下さりありがとうございます
今日も引き続き天気が良いですね
昨晩は雷と雨がひどかったのですが、朝の空気は少しひんやりしていて気持ちよかったですね
今日もお散歩日和で、30分ばかし歩いてきました
歩いてる途中、お散歩に出ている方とすれ違いましたが、全員挨拶して下さいました
若い方もご年配の方も...
今の土地に引越ししてきてから1年半になりますが、地域のみなさん親切にして下さいます
特にご近所に住んでいる私の親と同じくらいのご夫婦は、「妊娠中何かあったら連絡してね」と連絡先を交換して下さいました
日中は旦那さんがいないのと、実家が遠いことをご配慮して下さったのです
本当に有り難いです
ご近所付き合いを敬遠しがちな世の中ですが、こういった所でのお付き合いも大切にしていきたいですね
さて、今日は『貧血』について書いてきたいと思います
大きく書いてしまいました
でも、妊婦さんにとっても大切なことなので
「わかってますよー!」って方もいらっしゃると思いますが...
あえて言わせてください
「本当に、本当に大切なんですよー」
なので、貧血について今日はたくさん書いていきますね。
①貧血って?
血液の中には赤血球という血球があります。赤血球の中にはヘモグロビンという成分があるのですが、その濃度が低いため、酸素を上手に運ぶことができない状態です。(ヘモグロビンには酸素を運んでくれる役割があります)
簡単に言うと、酸素を上手に体中に運ぶことができなくなっている状態です
②妊婦さんが貧血になる原因は?
妊娠すると血液の量が増えます。赤ちゃんへ必要な栄養や酸素を運ぶためです。しかし!血液の成分を見ると、水分量が増えるだけなので、血液は薄まっている状態です。
血液は薄まっている状態なので、ヘモグロビンの濃度は低くなってしまうんです。
③鉄分をなぜ摂らないといけないの?
少し難しいかもしれないのですが、ヘモグロビンの構成を見ると、「ヘム」と「グロビン」からなっています
「ヘム」=鉄を含みます。
「グロビン」=タンパク質
つまり、鉄とタンパク質からヘモグロビンはできているのです
酸素はその鉄とくっついて、酸素を全身に届けています
鉄不足になると、ヘモグロビンが作られません
④酸素が足りないとどうなの?
私たちの体は、たくさんの細胞からできています。
その一つ一つの細胞は栄養と酸素を使って、エネルギーを作っています。
酸素が不足すると、エネルギーが上手に作れない状態になります。
エネルギーが作れないということは、きちんとした機能が働かない...
アスリートで例えて言うと、「ベストなパフォーマンスができていない状態」です
体の中で例えるなら、肝臓の細胞でエネルギーが作られなければ、肝臓は解毒の役割があるので、疲れやすい。
卵巣や子宮でエネルギー不足が起これば、ホルモン分泌がきちんとできずに、子宮の内膜も厚くなりずらい...(不妊の原因になるかも?)
一番私たちの生活の中でわかりやすいのが、腹筋やランニングなどのトレーニングをしていると筋肉がつらくなりますよね。
あの状態です
痛みを感じないから実感がないと思いますが、体の中で酸素不足が起きていると、あのような状態になっています。
なので、酸素を運んでくれる鉄はとっても大切なんです
⑤赤ちゃんにとって酸素とは?
赤ちゃんはママから栄養と酸素を胎盤を通してもらっています。
赤ちゃんへの酸素が行きずらくなると、赤ちゃんの発育に影響がでてきます。
赤ちゃんが成長するためには、栄養と酸素が必要なのです
つまり赤ちゃんも私たちと同じです
⑥貧血が与える妊娠・お産・産後への影響は?
1)赤ちゃんの発育が悪くなりやすい。
2)ママの息切れやめまい、冷え、疲れやすいが強く症状に出る。(生活に影響が...)
3)お産の時にママが疲れやすくなり、お産にかかる時間が長くなりやすい。(子宮は筋肉。子宮の筋肉が酸素不足だと、収縮する力が弱くなりやすくなるので、陣痛が弱くなってしまいます)
4)お産の出血が多くなりやすい。(子宮がしっかり収縮しずらいため)
5)産後貧血の症状が出やすい。(お産時に出血+産後も出血は続く(悪露)+産前に貧血あり)
相当貧血がひどいと、輸血することも(←怖いこと言ってごめんなさい)
出血って本当に怖いんです。
お産は出血を避けて通れない。
でも、産前のケアをがんばることで多く出血しないという道があります。
⑦貧血改善をするためには?
バランスのとれた食事です
鉄分を多く含む食品をとりましょう
それから、鉄の吸収を良くする、ビタミンCを含む食品を摂りましょう
サプリを飲むのも良いですね
(一応、先生には鉄のサプリ飲んでもいいですか?と聞いて下さいね)
ちなみに私はレバーがダメなので
ひじきやホウレンソウ、切り干し大根、卵など和食中心で摂るようにしています。
そして鉄サプリですね
貧血についていかがでしたか?
ここから先は、私が最近感じていることを書きます。
もしよければお付き合い下さい。
妊娠中の貧血は要注意と聞くかと思いますが、妊娠してなくても貧血は要注意です。
ここでちょっとだけ、西洋医学と東洋医学の貧血の認識の違い?というものについてお話ししたいと思います。
日本は西洋医学が主流です。
風邪を引いて熱が出た。鼻水と咳が出るので病院に行きました。
先生の診察の結果、「風邪なので、解熱剤と咳止めと鼻水の切れをよくする薬を出しますね」という流れで、症状に対しての治療を行います。薬がよく効くので、効果を得られやすいです。
私たちは、その環境に慣れています。その中で生きてきたものですから。
一方、東洋医学は未病(はっきりとした病気に至っていないけど、何かしらの不調があること)に対して対応していく医学です。
西洋医学でも原因不明なことって多いですよね。
頭が痛いけど検査しても特に悪いところはない、冷え症があるけどなかなか治らない、腰が痛いんだけど骨は問題ないなど・・・
そういった日常の中で感じている不調に対応しやすいのが東洋医学だと思います。
その中で貧血は西洋医学と東洋医学では受け取り方が違うなーと私は感じます。
以前、ある方と貧血のことで話すことがありまして...
「貧血があるのでは?」と聞くと、「健康診断では貧血じゃないと言われました」とその方は話されました。
しかし、貧血特有の症状と言いますか、肌が白かったり、疲れやすかったり...
東洋医学的に言えば貧血という判断になりそうな所、数値は貧血ではないから私は違います!!的な発言をいただいたことがありました。
東洋医学の場合、貧血って、数値だけじゃ判断できないんです。
症状なども合わせて、総合的に見ていきます。
人の体はいきなり病気にはなりません。
大体が少しずつ症状が出てきて、それがチリに積もって病気になっていく。(もちろん例外はありますよ)
最近よく聞く、「予防医学」は東洋医学の方が合っていると私は思います。
女性の場合、妊娠・出産だけでなく、実はその後に控える育児や、子どもが自立した後も大切
どこがメインで大切にしなくちゃいけないとかではなく、自分の一生をメインとしてできるだけ健康で楽しく生きていくためには、体と心に向き合うことってとても大切だと思います。
貧血の勉強のきっかけを下さったのも、以前からお世話になっているサロン「ミストレス」です。
ミストレスは東洋医学をベースにお客様のケアをしています。
勉強していて、貧血は本当に奥深いです。
不妊治療や女性特有の病気とも関係が深いです。
そのことについてもお伝えできればと思っているのですが、超大作になってしまいそうなので(笑)
今日はここまでとします。
長文を読んで下さりありがとうございました
今日もブログを読んで下さった方に、幸せの風が吹きますように...