オーマンディーをフィラデルフィア管弦楽団で、
聴いたのは1967年、カラヤンをベルリンフィル
で聴いたのは、1973年。
オーマンディーは、大阪フェスティヴァル・ホール、
カラヤンは、NHKホールだったが、この2つの演奏
会の体験で忘れられないのは、それぞれのホールと
いう空間が、目に見えない「音」という空気の振動
で満たされるという実感であった。
オーマンディーの方は、おまけに、一杯になった大
ホール自体が揺れ動く感じで、驚ろいた。この時の
曲目は、多分、W・シューマンの「ニューイングラ
ンド・トリプティック」ではなかっただろうか?
カラヤンは、これほど優美な演奏は今迄聴いたこと
がないという、バッハ:ブランデンブルグ協奏曲の
第1番の後の、ブルックナー:交響曲第7番で、ホー
ル全体が包まれる充満感に驚いた。
音は、この2つの演奏の充満感のほか、ショルティで
ウイーンフィルを同じく大阪フェスティヴァル・ホール
で聴いた時、(大変ラッキーなことに、当日の曲目が
変更になり、何と、ブルックナー交響曲:第7番)、
比較的指揮者に近い席だったので、音は、観客席に向か
って飛んでくるのではなく、地下へと「ズン~!」大杭
が打ち込まれるような感じがした。(1969年)コンサー
トマスターは、ウイリー・ボスコフスキー!
ショルティは、1963年にもミンシュに次いで海外のオー
ケストラを聴いた2番目で、この時は、ロンドン交響楽団、
曲目は、ベートーベン:交響曲第7番、国内のオーケスト
ラとこんなに音が違うものか、(特に木管)と驚いたもの
である。
目に見えないものの体験は、ヨーガで特に必要なもので、
こればかりは、言葉を仲介できない。
拙著の9冊は、相互に関連しています。
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なお、電子書籍版も併売になります。
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ニャーナ・ヨーガを、「私とは誰か?」の原典から紐解く。
「ウパデーシャ・サーラ」、「サット・ダルシャナ」の原典
からも。
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ブッダの言葉「ダンマ・パダ」と、「ゴーラクシャ・シャタカ」、
「シヴァ・スワローダヤ」の原典からタントラを紐解く。
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「般若心経」のサンスクリット原典解説。ブッダの「アーナ・
アパーナサティ」、マインドフルネスの原典より解説。
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「サーンキャ哲学」(後半)を「サーンキャ・カーリカ」原典
から解説。「バガヴァッド・ギーター」の精髄を原典より解説。
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「サーンキャ哲学」(前半)を「サーンキャ・カーリカ」原典
から解説。パタンジャリの「ヨーガスートラ」全詩句を原典
より解説。