maharsiのブログ

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頼んでおいたパーリー語原典の「ダンマパダ」が届いた。

(パーリー語の経典は、すべてローマナイズである)

 

 

A5版のハードカバーで、コンパクト。詳しい語句のインデクス、詩句のインデックスが付いている。

 

「入門サンスクリット」教材の第34課に、25の詩句を原典のパーリー語原典から選び、サンスクリット語訳の両方とが出てくる。ここで読んだとき、非常に感銘を受けた。

 

また、過去にもアニル・ヴィディヤランカール先生のセミナーで習ったことがあるので、いつか読んでみたいと思っていた。

 

この時は、全部で85~86詩句が選ばれていたが全部は進まなかった。

 

第34課の時、パーリー語なんか分かるのかしらと思っていたが、アニル先生のおっしゃる通り、サンスクリット語をやると、ほとんど文法は似ているので、辞書を引き引き何とか読める。

 

また、生徒さんにもパーリー語の方で説明したが、全然問題なかったし、サンスクリットと殆ど同じですね、という感想だった。

 

これは本当に不思議なこと、とういうか、1言語をやればもう一つ他言語が分かるのは、とてもありがたいことである。

 

「ダンマパダ」は、ブッダの声がストレートに響いてきて、内容はとても分かりやすい。生徒さんも、同じ感想だった。

 

全26章、詩句は423ある。

 

邦訳は、いわゆる「法句経」として、いくつかあるが、文語調であったりして、どれも難しい。

 

つまり、何というか、邦訳されたものは、ちょうど学校の教科書の道徳の時間みたいな感じ。

 

ブッダは譬えが上手、また、対句(twin-verse)も特徴なので、決して難しい言葉はお使いになっておられない。

 

原文で読んだ方がずっと理解するのが易しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヴェネチアで仮面を買う時、ショウ・ウインドウや店内の壁面いっぱいに飾られているものは、すべて装飾がほどこされているものだった。

 

それで、わざわざ、「何も装飾されていないものを」と言うと、奥から出してきてくれたものがこれである。

 


ヨーガの生徒さんに、見てもらうものに大喜劇役者、藤山寛美の松竹新喜劇の作品がある。

恐らく100近い作品のDVDがあるので、その中から次の6作品を選んで見てもらう。

「お種と千太郎」、「親バカ小バカ」、「鼻の六兵衛」、「高野の富くじ」、「幸助餅」、「八人の幽霊」。

 

(当時は、まだ、VHSのビデオ)


作品毎に、同じ役者が別の作品では異なった役を演じるのは当然であるが、これが丁度この世におけるカルマン(कर्मन् )と呼ばれるものである。

 

例えば、藤山寛美は、「お種と千太郎」では、姑いびりの意地悪婆さんの「お岩」、「親バカ小バカ」では、阿呆ぼん、というふうに。

 

わたしたちも、同じように相手との関係で役割が変わる。

 

祖父、父、主人、指導者、生徒など。。。

 

つまり、われわれは毎日、毎日、仮面を付け替えて、つまり役割を替えて行動している。カルマン(कर्मन् )とは、サンスクリット語の動詞語根クリ(√कृ ~をする)から派生した名詞であって、カルマヨーガなども、ここから出ている。

 

つまり、藤山寛美自身(Self)は、その役柄の仮面を付けて「お岩」婆さんになりきる。

 

そこで、いかにその役を完璧にこなし観客に楽しんでもらえるか、それがこの世におけるカルマンである。

 

生徒さんには、出し物ごと、役をいかに素晴らしく演じているか、白の仮面がいかに装飾されたかを理解してもらう。

 

カルマヨーガとは、拙著『サーンキャとヨーガ』で説明したとおり、「他の人のため、つまりは、プルシャのための」、そういう活動のことである。

 

 

 

 

 

 

 

 

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昨日13日、BSで映画「旅情」(1955年カラー作品)を観た。これがあの壮大な「アラビアのロレンス」(1962年)を撮った同じ デイヴィッド・リーン監督作品とは、にわかに信じがたい。

 

なぜなら、これは中年女性のヴェニスでの短い恋物語だから。。。

 

俳優は、名優のキャスリン・ヘップバーン。相手役は骨董品の主人を演じた ロッサノ・ブラッツィ 。

 

彼が結婚していたことが分かるし、息子もいた。

 

十八世紀の品だというヴェネチアン・グラスを彼の店で買ったが、これも、そうとは思えない。

 

ここが、この映画の面白いところ。

 

2011年に旅行したイタリア。

 

ヴェネチアに行きたかった理由は、あの映画「アマデウス」(1984年)でモーツアルトの父が被っていた仮面を買うこと。

 

この映画「旅情」の頃と風景はあまり変わっていないのは、本当に不思議な感じがした。

 

「あった!あった!」

 

 

他にも、いろいろな仮面を売っている店がある。

 

 

これが買った仮面。

 

 

西洋では、よく仮面舞踏会があるし、ヴェネチアは年1回行われる

面・仮装の「ヴェネツィア・カーニバル」で有名だ。

 

何故、人は仮面を被るのだろうか?

 

それを象徴しているのが、これらの舞踏会であり、カーニバルである。

 

人は、常に仮面を付け替えて暮らしている存在だ、ということをこの映画は、あらためて教えてくれる。

 

ロッサノ・ブラッツィ は、どうして列車に飛び乗らなかったのだろうか?

 

同じラスト・シーンでも「昼下がりの情事」の、ゲーリー・クーパーとオードリー・ヘップバーンとは全然違う。このあたりがスクリプトを書く人が好きなように展開できて創作活動の醍醐味なのだろう。

 

 

 

 

 

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今日(12日)、BSで過去何度も再放送(初回2007年)されている「菅野美穂/インド・ヨーガ聖地への旅」を久しぶりに見た。

 

途中のハリドワールの様子は、この前、尾上菊之助さんが歌舞伎で「マハーバーラタ」を上演される時の番組でも見たが、少しも変わっていない。

 

シヴァナンダ・アーシュラムを訪れたのは1998年のことだから、もう、ずいぶんと年数が経った。

 

 

カンゴトリーまでは行けなかったが、カティケヤン・ジーがヴァシシュタ・グハー(洞窟)まで案内して下さったのが印象に残っている。アーシュラムからは20Km位(?)上流のこの辺だとガンガーの様子もアーシュラム周辺とは随分と違った。

 

 

シュローカだけではない「ギーター」のCDを買ったのも懐かしいし、インドでは「シュリマッド・バガヴァッド・ギーター」は、たくさんの本の中から選んで買える。

 

(これは、サンスクリット/ヒンディー語の大型本とポケット版)

 

また、恩師の熊谷直一先生は、番組の中のスワミ・チダナンダ・ジーやスワミ・ヨーガスワルーパナンダ・ジーを過去何度か日本に招聘されたが、本当に懐かしい。

 

チダナンダ・ジーには、Path to Blessednessがあるので、是非お読みいただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「忠臣蔵」といっても、今の若い世代の人にはピンとこないだろうが、日本人にとっては、意外とヨーガを理解する上で、武士道や禅と同様、一度は、本を読まれたり、DVDで過去の名画を観てほしいものだ。

 

インド流に言えば、「忠臣蔵」は、いわば赤穂事件の幕府の裁きに対して、「ダルマ(धर्म)秩序」の観点から見て、それを正そうとした「クシャトリヤ(क्षत्रिय)武士」の抗議であった。

 

原作は、人形浄瑠璃(文楽)や歌舞伎をもとに江戸時代元禄期に起きた赤穂事件をもとに書かれたもので、最初は真山青果の「元禄忠臣蔵」が、後に、「仮名手本忠臣蔵」が上演されている。

 

しかし、役者をはじめとしてすべての条件が揃わなければ上演は無理なので、歌舞伎でも、文楽でも、全11段が通し狂言として、すべてが上演されることは稀である。(2007年には、それがあった)

 

映画も、今となっては、役者がいなくなり、今までのような作品に仕上げるのは、絶対無理。

 

さて、届いた「キネマ旬報1978.11」は、この前紹介した映画「赤穂城断絶」の特集になっていて、脚本のほか詳しい制作の過程なども知ることが出来た。

 

( 「ジョーズ2」が公開されていた頃らしく、それも特集 <*_*> )

 

 

 

映画を観てシナリオがよく書けているな、と思った通り高田宏治氏は、原作の他、参考資料として(特に歴史資料を)高さにして2mぐらい読まれたそうである。

 

やっぱりなあ!

 

ヴェーダヤウパニシャッドの資料も、それだけ読まなくっちゃ、とつくづく思った。そうでないと人様には伝わらない。

 

また、監督の深作欣二氏も、さすがに溝口健二の「元禄忠臣蔵」を参考試写で観られたそうで、絶賛しておられる。

 

冒頭の松の廊下や能舞台の俯瞰シーン、刃傷の後、襖で仕切られた畳で吟味を受けるシーン、「南部阪雪の別れ」の3シーンは、一度観たら忘れられない。

 

瑤泉院宅の寝所の襖絵はじめ随所に見られる、水谷浩の美術はまことに素晴らしく、全体を貫く格調の高さは、この「元禄忠臣蔵」をおいては他にない。

 

映画「赤穂城断絶」に話を戻すと、この映画の優れた点は、高田宏治氏による脚本の次の2カ所にある。

 

一つは、「ダルマ(धर्म)・秩序の観点から見た公儀の裁きの誤りを正したクシャトリヤ(क्षत्रिय)・武士」大石内蔵助に対して、第5代将軍柳澤吉保の時の大老であった 柳澤吉保をして次のように言わしめた台詞。

 

柳沢「(呻くように)恐れ多くも公儀に刃向い、我らはおろか、上様のお

    顔にまで泥を塗りたくり、しかもそれとは気づかせぬ手際...あ

    の大石という奴、たがが五万三千石の田舎大名には、まことに

    過ぎたる家臣であった...」

 

そして、もう一つは、脚本の最終部分にある。

 

ここは、大石内蔵助切腹のシーン。

 

そのスクリプトscriptをみると。。。

 

(検死役の荒木が大石に語りかける)

 

荒木(若林 豪) 「ここまで見事に仕上げなされたそこもとの御器量、

            ただただ感服のほかはござらぬ」

 

大石(萬屋錦之介)「(棺の列をしみじみと省みて)あれほどの者たち、

             なんで手前ごときがよう率い得ましょうや。むしろ

             手前の方があの者たちに支えられ、手を引かれ

             て、これまでたどり着きたるものにござります」

 

大石内蔵助辞世の句は、

 

「あらたのし、思いははるる、身は捨つる、浮世の月に、かかる雲なし」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ルポン音楽祭」は、「播州赤穂城」の野外音楽堂と市内のコンサート・ホールで毎年秋に開催される。

 

 

ベルリン・フィルのコンサートマスター、樫本大進さんが主幹されるこの音楽祭へ、昨年、2年ぶりに再び播州赤穂を訪れた。

(上の写真は、2015年)

 

 

2017年は、2年前にアンケートに書いておいたリクエストが、まさかの実現。モーツアルトの「セレナード第13番」、「クラリネット五重奏曲K.581」が演奏された他、大ファンのピアニスト小菅 優さんが聴けてサイコー!!(下のCDの写真は、リスト「超絶技巧練習曲」)

 

小菅さんは、昨年大活躍。彼女が弾くと、躍動感が素晴らしい!

 

 

樫本大進さんの引き連れてくるアーティストは、同じベルリンフィルのコンサートマスター:ノア・ベンディックス・バルグリーやポール・メイエ(クラリネット)、小菅優(ピアノ)、エリリック・ル・サージュ(ピアノ)、チェロのクラウディオ・ボルケスなど超一流ばかり。

 

日本にいながら、目の前で演奏する、こういうアーティストの人たちとの出会いがあるなんて、本当に、本当に不思議な出来事だ。

 

ベルリンフィルのコンサートマスター2人が交互にファーストを弾いたり、樫本大進さんがヴァイオリンのセカンドにはいって弾くなど、ちょっと他では考えられないような、贅沢限りない演奏会。

 

樫本大進さんの出身地のこの街で、採算抜きで、なるだけ多くの人にクラシック音楽を、と始められ、赤穂市民の方々の郷土愛とボランティアで、もう10年以上が過ぎた。

 

入場料は、何と1,000円である。

 

まさに、樫本大進さんのカルマ・ヨーガそのもの。

 

赤穂は、本当に静かで素敵な街。

 

瀬戸内海の魚の他、ソバや牡蠣の美味しいことでも知られる。

 

なお、赤穂の後、姫路城と姫路市内の音楽ホールでも同様の音楽祭が催される。

 

なお、この2月13日(火)午前5時から、樫本大進(Vn)、小菅優(P)、クラウド・ボルケス(Cl)のトリオによる演奏の再放送がある。

 

 

 

 

 

 

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2月1日にNHKーBSで放映になった深作欽二監督作品「赤穂城断絶」(昭和53年・東映)を観た。

 

見逃した方は、DVDがあるみたいです。(ちょっと高価!)

 

大石内蔵助が萬屋錦之介、吉良上野介が金子信男、柳沢吉保が丹波哲郎、多門伝八郎は松方弘樹、土屋主税が三船敏郎、色部図書が芦田伸介といずれも存在感のある俳優が出ていて、この前映画の「蠢動」で紹介した若林豪は、内蔵助切腹の際の検死役・荒木十左衛門役で出ていた。

 

昭和53年と言えば、1973年だからざっと半世紀以上も前になる。

そんなに物質的に豊かな時代ではなかったであろうに、この衣装の豪華さ、映画創りの贅沢さは何なのだろうと思わせる。

 

真山青果 「元禄忠臣蔵」が原作で、 脚本は高田宏治。

 

これは、という映画は、必ずシナリオを読むことにしているので、探してみると、古い雑誌の「キネマ旬報」1978年11月上旬号にこの「赤穂城断絶」があったので購入。

 

そういえば、映画「アマデウス」の脚本は、丁度アメリカにいる友人に連絡したら、ハリウッドで英文タイプ打ちのものを探してきてくれた。

(下の写真) Kさん、あの時は、ありがとう~~!<^_^>

 

 

 

この頃は、まだインターネットなどという便利なものはなかったパソコン通信の時代。それでも海外とe-mailで通信できた!

 

ついでながら、映画「アマデウス」のDVDは、ディレクターズ・カット版もあるが、劇場公開版と比べて数段品位が落ちる。

 

余計な所をカットするほど映画は素晴らしくなる。

 

さて、「赤穂城断絶」は、シナリオが実によく書けているのは映画で分かったが、溝口健二の名作「元禄忠臣蔵」同様、いきなり松の廊下の刃傷から、この映画は始まる。

 

 

 

(溝口健二の作品は、当時日本では、なかなか発売されず、仕方がないのでアメリカから英語字幕入りVHSを輸入して観たものだ)

 

この冒頭の「松の廊下」の俯瞰撮影は、あまりにも有名。

また、「噂の女」同様、水谷浩の美術は、モノクロ故に素晴らしい。

 

 

「赤穂城断絶」は、視点が異なり、端折る所は思い切ってカット。今まで観た「忠臣蔵」とは、かなり描き方も違う。そこが非常に新鮮。

 

溝口健二監督の「元禄忠臣蔵」は、討ち入りシーンがないので有名だが、一方、深作欽二監督は、かなりリアル。

 

映画は映像化した作品を観客に見せる芸術。

何と言っても、その元となるシナリオが命。

あとは監督の力量が問われる。

 

同じように、ヴェーダ、ウパニシャッドをどのように読み取って伝えるかを、インドの古代の人たちはわれわれに残してくれたが、それをどのようにして次の世代の人たちに伝えるか。

 

シナリオを読み映画を観ることは非常に参考になるのである。

 

さて、「赤穂城断絶」、その発端となった「播州赤穂城」で、毎年「ルポン音楽祭」が開かれているのをご存じだろうか?

 

・・・・「その2へ」続く

 

 

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この前、NHK- BSで「アナザー・ストリー」を観た。

 

1月29日(月)18:00から再放送がある。

 

007の第1作の監督は、テレンス・ヤング、ジェームスボンド役は、ショーン・コネリー。

 

この第1作で、それ以後の007シリーズのパターンが決まったこと、その成功の秘密が紹介されていて大変おもしろかった。

 

しかし、成功を決定づけたものがショーン・コネリーの人柄と監督の並々ならぬ力量にあったことは、ヨーガの世界でも師と学ぶ者との関係とよく似ている。

 

ショーン・コネリーの代表作と言えば、実は、007ではなく、他にある。

 

必見なのは、次の作品。

 

「薔薇の名前」と「わらの女」。

 

「薔薇の名前」は、ウンベルト・エーコの同名小説 The Name of the Rose の映画化。

 

(下は、DVDと当時のパンフレット)

 

 

「わらの女」は、名画ながら今ではDVDもないので、NHKに再放送を働きかけましょう!( ラルフ・リチャードソンの名演技も光る。

 

ヨーガを学ぶ生徒さんにいつも言っていることは、アート、音楽、芸術、歌舞伎、能、落語など、常に一流のものに接してほしい、ということ。

 

一流のものとそうでないものの識別は、狭い視点からは身につかない。真理とそうでないものの識別は、これよりもさらに難しいからである。

 

 

 

 

 

 

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「サーンキャとヨーガ」の正誤表をアップしましたので、ダウンロードいただけます。(A5判 2頁のPDFファイルになっています)

 

下記をクリックしていただくか、ブログトップから「最新の正誤表をダウンロードいただけます。」をクリック下さい。

 

●「サーンキャとヨーガ」の正誤表のダウンロード。

 

 

 

 

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日本古来の武道とスポーツとは異なる。

 

また、スポーツとヨーガとは、異なる。

 

オリンピック選手の選考をめぐって考えられないような事件が起きている。勝者と敗者、順位付けがあり、金メダルを取り、国によっては国威を発揚することが求められる世界。

 

われわれ日本人のDNAに入っていると思われていた武士道や茶道の精神は、最近大きく変わってきている。

 

 

(研究社からは、THE BOOK OF TEA 原文が発売になっている。

これは、以前に「インド仏跡巡礼」などの著書のある前田行貴先生から頂戴したもの)

 

ここ4回ほど、忘己利他~伝承とは? について書いてみたが、今回の事件は、「忘己利他」とは、およそほど遠い世界。

 

ヨーガの伝承は、歌舞伎や能の世界とも、音楽の世界とも、映画の世界とも異なる。

 

人生の、ある時、ある場所で、偶然、ある人との出会いでしか始まらない。しかも、直接、教わる教わらないは関係がない。

 

直接、教わることが出来れば、それはラッキーだが、その瞬間に分かることは、真偽のヴィヴェーカ(विवेकः)が可能になることである。

 

「サーンキャ・ダルシャナ」や「ヨーガ・ダルシャナ」では、「プルシャとプラクリティの識別」として表現されたが、要するに真と偽の識別のことである。

 

それは、いつの場合にも必要なことで、このヴィヴェーカ(विवेकः)の重要性を次の世代の人たちにも伝承してゆければ、と思っている。

 

ところで、お奨めのTV番組があります。

 

すでに放映済ですが、再放送がNHKのEテレで1月15日(月・午後0時)からあります。

 

にっぽんの芸能、 「伝心~玉三郎かぶき女方考~」 で、歌舞伎舞踊の傑作「京鹿子娘道成寺」 。能と歌舞伎が見事に融合した素晴らしいものです。

 

玉三郎さんは、これからの芸の継承者に映像でも伝えようとされている。また、この番組の中で、「役の心」を掴むため作品を深く解釈する大切さを強調しておられるが、われわれがヴェーダやウパニシャッドを原典で読む場合も同じである。

 

舞踊「京鹿子娘道成寺」 は、マーヤー(幻影、幻想 माया)という言葉を理解するのに参考になるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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