皆さんこんにちは
今日は、下記のInstagramの高橋さんの投稿を友達が送って来てくれた事で昔の転落を思い出したので、お話し致そうと思いました。
初めて転落したのは3月後半の北海道でニセコからバックカントリーした時で、その年は暖かい日が多く雪も少ない日が続いていて私達が北海道に着く2〜3日前に30〜40センチの降雪が1〜2日間続いた後日に到着しました。
正に、以下の動画とほとんど同じ様な状態で沢を踏み抜き転落しました。ただ、下山途中で標高も低く場所でしたから2mほどの穴で膝下ぐらいの水が流れてました。
あの恐怖と穴から吹く風にパニックになりました。
友達が助けてくれたのと周りに掴む物があったから穴から上がれましたが泣きたいほど怖かったです。
下記の動画を見たら撮影者のカメラがヘルメットについてます。焦りパニクっているのが凄く伝わります。
そして、あの恐怖を思い出しゾッとしました。
次も北海道のトマムで数日雪の降っていない春で
急斜面がいきなりアイスバーンになり仰向けに転倒してそのまま斜面を滑り落ち木に当たらない様にもがきながらツリーホールに頭からホールインワンです。
完全に落ちてはいませんが身体がくの字に頭が下で板を外すのに腕を動かせば更に穴にはまりそうでした。
この時に友達達が助けてくれるまで30分以上見つけてもらえませんでした。
このツリーホールの中で死ぬんだと思いました。
これ依頼、私のウエアーのチャックには笛を付けてます。
笛は、遠くまで音が届きます
声は雪などで消えてしまいます。
白馬の吹雪の時に遭難した際も笛の音で助けてもらえました。
笛は本当に大切です。
ウエアーを来てチャックを首まで閉めるときも笛があれば笛を持ってチャックの上げ下げが出来ます
私のウエア全てに全部笛が付いてます。
外して付け替えるなどはしないです。
忘れたら困るからです。
そこまで徹底してます。2度笛の音で助けてもらうと
絶対離せなくなります。
あとは、稜線を歩いていた時に雪庇を踏み抜き
奈落の切り立った崖が見えた事、
雪庇の踏み抜きは、他にもあります
次に、
暖かい日が続いた山で、斜面全体が全層ズレてできた割れ間が切れた斜面から5〜10mずれていて、その雪のない部分に落ちました。滑っていていきなり切れていて穴だったので止まれませんでした。
落ちだ場所が良かったですが谷側にずれた全層の積雪は斜面の岩肌と全層積雪の隙間に穴があり真っ暗で何処まで続いているか見えないので慌てふためいて上がりました。3mくらいありました。
こうした危険が、今年は沢山隠れています。
バックカントリーを楽しむ場合も、こうした事が起きるかもしれないと考えてある程度装備は必須であり、大切なのは、一緒に山に入る仲間同士が、何か困った時、助けを求めたい時、危険を知らせたい時に、どうして連絡を取り合うかを必ず山に入る前に仲間同士で共有して決めておく必要があります。
先月に白馬で仲間とはぐれて亡くなった方がいましたが
私達のグループであるなら先ずははぐれたりしないです。
個々が好き勝手に斜面を滑ったりしませんし順番を決めて、仲間が無事に目的地点まで行くのを必死に見てます。
お互いが見守り合います。
無線機、笛など、携帯だけではなく色んな準備が大切です。
仲間は大切です。そして、山ですれ違ったり他のパーティーを見かけたら誰もが挨拶します
山で何かあれば、友達ででなくても仲間だからです
皆んな助け合う気持ちを持ってます
そうした気持ちにさせてくれる山遊びは大好きです‼️
皆さんも、十分にご注意して下さいね(^^)