1月14〜16日・1月24・25日のまとまった雪が白馬に降りました。
この日は股から腰の高さまで積もってました。
仲間の歩いた後を登ってますので体は沈んでません。
この時の山上は股から腰ぐらいの積雪でした。
スノーシューで歩くと前に足を出せない(雪に引っかかって足を1本踏み出すために雪を手前に落とさないと進めない)、身体が深雪で沈むとスプリットボードで歩く場合はスノーシューより浮力がありますが深すぎるとなかなか大変です(歩き方に慣れていればまだましです)
こんな時に転倒や地形が雪で見え難い時に転けてしまうと中々起き上がれないです。
バックパックにほとんど何も入れていない人は分からないですが、最低限の装備、ビバークできる装備に非常食、無線機、ヘッドライト、シールやクランポン、勿論三種の神器に水筒やシュルツなど以外とバックパックは重いです。
こんな時に転倒すると深雪にバックパックが埋まります。これが引っかかり中々身体が起こせなくなります。
斜面に対して谷側に頭を仰向けに転ぶと大変です
先ず顔の上に雪が雪崩れてきて蟻地獄の様に雪を顔から払っても払っても被って来ます。
周りに人が居たり、仲間がいればたすけてくれます。
したし、気づいてもらえない時は本当に辛いです。
私が記載するビンディングの改造は何が良いかと言うと
転倒した時にストックでビンディングを外せます。また、埋まった時もさっと引き手を掴んで外せます。
また、滑り終わった時に一瞬でビンディンのストラップを両方一度に外せます。
また、立ちながらストックを引っ掛けて外す事もできます、
何より簡単!、安い、ホームセンターで直ぐに揃います。
倒れても足さえ外せれば身体がどの様な状態でも起き上がれます。
立ちながらでも、リフト乗り場の近くまで滑ってストックでさっと引っ掛けて外したりできます
このエアー配管(コンプレッサーやエアーツール用の配管です。)で安く、1番これが良いです。
理由は
1.20年経過しても劣化すらしない
2 .-20℃でも破れない、柔らかさを維持する
3. コスパ最強でワイヤーの通り目よく内径もちょうど良い
ワイヤーを止めるためのスリブです。
2〜3百円です。
(注意⚠️)必ずワイヤーを留める際は、大きなペンチもしくは専用の工具でかしめて下さい
挟み込んで潰して圧着させる必要があります
専用工具なら簡単です
ワイヤーは細いタイプで良いです
被覆付きのワイヤーなら錆びないので良いです
メーター売りですから1m買えば2本分作れます(余裕を持って2m買うのが良いです500円ほどです)
滑ってツリーで引っかかったりもしません
画像の用に長すぎない長さで止めて下さい
滑り終わったらさっと引き手を引けば爪先側、アンクル側を同時に外せます
作りは至って簡単
見た目も悪くないし実用的‼️
取付方法が分からない方は質問して下さい。
スノーボードをこよなく愛する皆様の安全と、
スノーボード好き同士なんですから良い情報を共有して役立てれば幸いです。
ゲレンデや、山でこの引き手が広がりみなさんが付けていれば嬉しいです
そんな日を楽しみに待ちます。
追記
私が、このワイヤー引き手をつけたのは28年前からです
画像も当時のがあります。
その4年後、今から約23〜24年前に商品として発売されていた時期もあります(私の真似をしてました)
が、広まりませんでした。
この前後にBurtonからスピードゾーンという引き手を引けばビンディングが締まる装置が発売されました
Burtonから発売されたスピードゾーンです。
多分、既存で世に残っているのは数少ないと思います。
私は予備でストックしてました
引っ掛けてストラップを止める
この発想がステップインになってゆくと思います
この丸い引き手を引くとビンディングのストラップが締まります。
普及しなかったのは外す時に力が無ければ外せるが次に取付がし難い、女性ではなかなかできないから2年くらいで発売されなくなりました。
ただ、シリコンスプレーをして操作に慣れたら最強です。
あと、引手は現在ビンディン無しのボードに利用されてます(構造)