スプリットボードを買って後悔した事 | パウダージャンキーのブログ

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スプリットボード選びは悩みますし中々試乗もできないです。

買って後悔した事もありスプリットボードを使う上で私が思った事を記載します。(あくまでも個人的に感じた内容であります)

1番初めに買ったのは、大好きなライダーの1人テリエモデルのBurton ランドロード スプリットボード
初期レイトモデル 日本国内で10本も無かったとBurton japanスタッフが話してましたが、検品で引っかかって
良い板が少なかった事が販売本数少なかった原因です。

届いて初めて板を山に持って行ったのがBurtonが主催したヘリスキーでした。
しかし、残念な事に天候が悪く山に上がれずじまいで中止になりました。

この時、友達と天狗原まで歩き天候が悪かったので
滑ってゲレンデ下まで行き、板を直ぐ変えました。
理由は、板自体が私には柔らかく高速でバタつきがあり、ゲレンデではカービングすると板の間の隙間がよく見え板が外れるんじゃないか?と不安に思い怖かった。
ハイク自体は問題なかったし、パウダーの滑りも柔らかいを除けば問題はありませんでしたが、家に帰って直ぐに売る準備をしてヤフオクで1回使用で売りました。

2本目は、GENTEMCHOPSTICK のFLY FISKです。


GENTEMだけにシール、クランポンを入れると高い買い物でしたが、使用して感じたのは滑りもカービングもパウダーでは最高に面白い板でした。
滑ったラインが沢山あっても踏み潰して進むので
良かったです。ゲレンデ回しでも問題はなかったです
しかし、
凄く後悔した事は、ハイク時に板の幅がデカイので
人がスプリットボードやスキーで歩いてできたラインを歩くと板の幅がデカイため凄く歩き辛く板が引っかかるし、わざと踏まれていない部分を踏みしめて道を広げながら歩かねばならない




画像の様な幅は少し広いからまだ歩けますが、それでも板が干渉してしまいます

だから、後ろから来る仲間には最高に良い道を作って歩いているような感じになります。
また、この板は重い!距離を歩くと、この重さが後々疲れをもたらします。
あと、急斜面を登る時の向きを変えるとき板が重いから疲れるのと通路に段差ができた道の場合は、板が何度も干渉してしまいます
幅が広いスプリットで登る時には誰も歩いていないルートを進む方が楽に感じました。

次に買ったのはGENTEMCHOPSTICK  のGIANT MANTARAY

と、同じくGENTEMCHOPSTICK MAGIC38





です。
マンタは、比較的誰もが扱い易いスプリットボードで板も短いので軽いのと、板のデッキが傷付きにくい加工がされているので扱いにも気を使わなくて良い
パウダーの滑りも取り回しも良くいい感じですが
浮力は少し頼りないですが全く問題ないコストパフォーマンスに優れた板でした。

マジックは、バックオーダーで2年ほど待って来ました。割れていないマジックも所有してますので比べてしまいがちですが、ある程度しっかりしているのでパウダーで楽しいです。
板が長くとも取り回しも良いので気に気にならないです。ゲレンデに戻って高速ターンもカービングも問題ないです。
早いスピードで急斜面への落下した後の立ち上がり時にもう少し固ければ良いなーって感じるくらいです
オープンバーンを駆け抜ける時はすごく良いです
ただ、余りにも高い板ですので良い雪の時しか使わない^_^貧乏性です。

今シーズンにスラッシャーのスプリットがバックオーダーして2年、やっと来る様で楽しみです。
ただ、運命的な出会いをした板があり、こればかり使う様な気がします。

このスプリットボードは、ずっとメーカーから発売されないかを待っていました。
それが発売と聞いて直ぐに行きつけの長野県上田市にあるサンライズヒルの小林店長にお願いして予約してもらいました。
早期予約時にハードフレックスの板を注文できると聞いて即決で注文しました。
国産老舗メーカーのオガサカです。
ご承知の方も多いと思いますが多くのメーカーにOEMしているメーカーで技術はピカイチです。

http://www.ogasaka-snowboard.com/s/

私が購入したのはFT/Facet162 ハードフレックスです


画像の真ん中の板になります。


素直、最高に良いです!!

絶対お勧め致します!!

身体の大きな方や、脚力ある方はハードフレックスをお勧め致します。


まず、驚いたのはパウダーでの取り回し

急斜面でのパウダー上で普通の割れていない板で滑ってるような感覚、安定感と思うようにコントロールでき急斜面の猛スピードにもバタ付きもなく凄く安定してます

また、ゲレンデを滑ってみてほしいです

スプリットとは思えないカービング、キレキレで加速し

不安も感じる事なくエッジに体重をかけてカービングできます。

板の切り返しや操作も思いのままのラインが描けます!(オガサカの回し者⁈って思われてしまうかも知れませんが個人的に大絶賛です!)

流石、メードインジャパンです。

強いて悪い部分を探すなら、やはりGENTEMSTICK、BurtonなどやTJ、Jones、モス、k2などを知る人が多くオガサカと聞くとスキーや、アルペンボードのイメージが大きすぎます。


宣伝力に力を入れたGENTEMSTICKは、世の中に広めたネームバリューは板も良いと思いまずか上手くしたなと思います。

パウダーボードと聞くとGENTEMSTICKと言う人もいますし人気があるから昔のBurtonの様に値段も下がりにくく転売もしやすいです。


オガサカと、GENTEMSTICKの板をヤフオクで売ってもやはりGENTEMSTICKの方が高く売れます

そこだけが残念です

ただ、海外でも注目されて来てますからオガサカは必ず人気を出してくると思います


さて、板の接合部を見てください

テールです。ズレも隙間もないです


オガサカの板は物差しを置いてライトを当てても反対側に光が漏れません!

それだけ均一に歪みなく仕上げられてます


素晴らしいですよね


デッキから見た接合部!

隙間など無いし、ここにライト当てて下から見て下さい!私の言うのが分かります



これはGENTEMSTICKのマジックです

隙間ありますよね


隙間からブルーシートのブルーが見えます



下記がGENTEMSTICKのマンタです


わざと隙間開けたりしてません。


隙間あるのが分かりますよね


板のソール部分の仕上がりはアイロンでワックスかければ分かります

GENTEMSTICKをホットワックスかける時は板を割ってスキー板にワックスかける様にしないと綺麗にワックスできないです


オガサカのスプリットは、板を接合させたままで普通の板にワックス掛けるようにできてしまいます

あと、使用されてるネジにもこだわりが出てます


考えたら当たり前かもしれないですよね

何を作るにせよ長年に蓄積された技術、開発など

幾多の失敗を経て努力を積んできたノウハウは短期では真似はできないです。


スプリットボードを探されてる人、悩んでいる人には是非、試乗会で乗ってみて下さい。

きっと比べて下されば、その技術の結晶がわかると思います

これ一本あればいいと思わしめる板です。


褒めすぎかもしれないですね


何やそれ!❗️と笑われるかも知れませんが

GENTEMSTICK大好きです

外車に憧れる日本人みたいな感じなんかなー

勿論、Burtonも好きです


長々と話しましたが板選びの参考にしてもらえたらと思います。


追記

辺な話、板を切ってスプリットにしても何ら使えます。シビアにしなくとも滑走する乗り手も、操作できます。

何を求めるかだと思います^_^