4か国5都市 空港が目的地の旅 1st leg | OFF DUTY

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誰にというわけでもなく、
余暇の楽しみを語るブログです。

2019年6月13日(木)

 

羽田(HND) → シドニー(SYD)

QF/QFA026

B747-400ER / VH-OEJ

 

羽田空港国際線ターミナル(現第3ターミナル)でチェックイン。

 

 

カンタス航空 はワンワールドのためJALの さくらラウンジ が使えます。

シャワーを浴びてダイニングで食事です。

 

 

・海老の生春巻き

・冷製コーンスープ

・チキンカツ

・海老クリームマカロニグラタン

・まぐろの手まり寿司

・たいやき(小倉/クリーム)

・プロセスチーズ

 

 

いよいよ搭乗の時刻。

B747-400ER、いわゆるジャンボジェット機に乗る最後の機会でしょう。

 

1階最前方のAコンパートメントと悩みましたが、やはりアッパーデッキですね。

2階へ続く階段。1歩1歩を味わいながら上階へ。

 

 

座席は非常口座席の14A。隣は体格のいい外国人。とりあえず挨拶をしておきました。

シートはシェル型。深夜便なので既にターンダウンされてました。

 

 

目の前には、カンガルーが描かれたナイトウェアが山積みにされてます。

ほどなくして、ウェルカムドリンクと一緒にウェアが配られました。

 

RWY16Rから離陸。

ベルトサインが消えるとCSMのクリスさんが挨拶に来てくれましたが、

日本語がめちゃくちゃ上手!

 

まわりを見ると早々に休む乗客も多かったですが、寝るなんてもったいない。

そこそこラウンジで食べてきましたが、機内食は別腹。パスタをいただきました。

赤ワインといっしょに。

 

 

食後はCAのジェニファーさんからフルーツを勧められましたが、そこはアイスで。

馬車道あいす。日本語の容器ともしばらくお別れですね。

 

 

Welcome drink

 Champagne

 

Main

 Linguine with mushroom, spinach, cherry tomatoes and lemon thyme oil

 Bread and butter

 

Drink

 Australian wine (red)

 

To Finish

 Ice cream

 Coffee

 

食後、ナイトウェアに着替え、シートをフルフラットにして体を横にしました。

 

何時の出来事か定かではありませんが、気流の乱れで機体が大きく揺れ、

ベルトサインが一時点灯。

そんなこともありつつ朝を迎えました。

 

Breakfast

 Fresh juice

 Bread (chocolate)

 

深夜は控えていたキャビン散歩へ。

 

 

4発機に乗ってるんだ~と実感。

 

 

B747、大好きな飛行機ですが、いよいよお別れの時がきました。

 

シドニーに到着です。

 

ここでスペシャルプレゼントが!

機長がコックピットへ招待してくれました。

 

 

しかも「座っていいよ」「操縦桿を握ってもいいよ」「写真撮ってあげるよ」と、

至れり尽くせり。最高の思い出になりました。心から感謝です。

 

名残惜しいですが、いよいよ降機です。

コックピットクルー、キャビンクルーの皆さんに心からのお礼を伝えてB747を降りました。

 

 

ありがとうございました。

 

 

シドニーに着きましたが、目的地はココ、空港なのでシドニー観光はせず、

国内線で次の空港 メルボルン へ向かいます。

 

*****

 

ところで、後日談になりますが、今回搭乗したカンタス航空のB747-400、VH-OEJ は、

同エアラインで最後まで残ったB747でした。

 

航空業界が大打撃を受けたコロナ禍の2020年7月22日に

大勢のファンに見送られながらオーストラリアを離れ、ロサンゼルスを経て、

"飛行機の墓場"モハーヴェにフェリー(回送)されました。

 

その様子は、月刊エアライン(イカロス出版)2020年10月号に詳報されてます。

オーストラリアを離れる際には上空にカンガルーのシルエットを描いたとのこと。

 

 

このシップに乗れたことを誇りに思います。