アフタヌーン編集部のTwitterアカウントにて、
図書館の大魔術師の宣伝用ビデオを流しているのですね。
とても魅力的に仕上がっています。
ぜひ一度ご覧ください。➡動画はこちら
今日、近くの本屋に行ってみたのですが、図書館の大魔術師第1巻がおいてありませんでした。
売り切れなのか、はたまた取扱していないのか。。。
この素晴らしい漫画をもっと多くの人と共有したいので、このブログの書き込みも継続して頑張っていきたいです!
アフタヌーン編集部のTwitterアカウントにて、
図書館の大魔術師の宣伝用ビデオを流しているのですね。
とても魅力的に仕上がっています。
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今日、近くの本屋に行ってみたのですが、図書館の大魔術師第1巻がおいてありませんでした。
売り切れなのか、はたまた取扱していないのか。。。
この素晴らしい漫画をもっと多くの人と共有したいので、このブログの書き込みも継続して頑張っていきたいです!
図書館の大魔術師 第3話を読み、2点ほど気になっていることがありました。
まず一点目。ここまで主人公の少年の名前が明かされていません。「少年」「長耳」などと呼称されています。
これはまだ物語はプロローグ、つまり本編に入っていない序章ということなのでしょうか。
まだ少年は物語の主人公になっておらず、読者から主人公として認知されるだけの経験を積んでいる、ということなのかもしれません。
とすると、私たちは、少年がこの物語の主人公になる過程を目撃しているのであり、プロローグを通して主人公は私たちの英雄になっていくのかもしれません。
少年の名前が明かされ、物語の主人公になる瞬間が楽しみです。
それからもう一点。この国の中央図書館は大変民主的というか人権擁護的なのはなぜか?ということです。
第2話での解説
中央図書館は大陸中に図書館を配備して庶民にも本を広く届けたいという考えがありました
アンズの発言
図書館は立てただけでは生活の一部にはなりません
本を日々の暮らしに定着させるには やはり子供達 “未来の大人”に本を身近に感じてもらうことが大切です
セドナの発言
本にはね あらゆるものの一生を大きく動かす力がある
それはとてつもない力だ
だから司書はこの力をすべての人に届ける義務があるし すべての人はこの力を受け取る権利がある
これらの解説や発言は、庶民が書物に触れることを期待するものです。
しかし、一般に為政者は庶民が賢くなることを好みません。
政治が不安定になるからです。
しかしこの物語では、為政者は庶民に知恵を付けてもらいたいようです。
なぜでしょう?
また、中央図書館は本の獲得方法がとても穏便です。
古代エジプトにあったアレクサンドリア大図書館では、他の図書館の蔵書を強引に入手したという逸話もあるそうですが、この物語での本の獲得方法は持ち主との交渉を前提としており、権力に任せて入手することは禁止されているようです。
ファンタジーとはいえ、作者はどういう世界観の中で中央図書館の理念を作っているのか、いずれわかってくると思います。
図書館の大魔術師 第3話を読みました。
第3話の主題を勝手に読み解くならば、今回のストーリーの主題は、少年の心の気高さ、といったところでしょうか。
ストーリーとしては、少年のお姉さん周りの話と、村の図書館の話です。
少年のお姉さん周りの話は第3話で完結し、村の図書館の話は次回以降にまたがることになります。
まず前半のお姉さん周りの話ですが、第2話の最後に少年はとても心揺さぶられる良い体験をしました。
第3話では、少年はその気持ちをまだ持ち続けている状態にいます。
しかし一転して一気に気持ちを奈落の底に落とされることになります。
必死にどうにかしようとする少年は、セドナの力を借りて、事なきを得ます。
そして少年は、セドナから施しを提供されます。
しかし少年は、直感的に施しを受けるべきではない、と感じ拒みます。
少年の心の気高さゆえに、心を弱めてしまう施しに抵抗感を感じるのでしょう。
少年は結局セドナからの提案により、無二の価値を提供することで報酬を得ることができる、という人間関係の本質を学びます。
少年が見出した、少年だけが提供できる無二の価値とは!?
少年はセドナとの出会いによって、視野を大きく広げ、世界に希望を見出していくのです。
ここで、物語としての緊張と緩和がクライマックス。
それにしても、毎回ぐっと読者の心を締め付ける作者の手法。見事です。
続いて、村の図書館の話。
少年はセドナから大切な宝物を借り受けます。
しかしその宝物は、勘違いから図書館長に没収されてしまいます。
ここでも圧倒的な画力により、読者はまたもや少年の無念に強く心を痛めつけられます。
しかし、少年は図書館に大きな危機が迫ることを知ります。
図書館には、さきほど没収されたセドナからの借り受け品が。。。
「たぶんそれは生きる上で最も大切なことの一つ―――
借りたモノを返すということ」
自らの危険を顧みず、当然のことを当然にやり遂げようとする少年。
ここでも少年の心の気高さが見て取れます。
いそいで図書館に向かう少年。間に合うか!?
ということで、次回第4話にTo be Continued、です。