僕が百年構想リーグの千葉に負けた理由(わけ)
・そうですか、そうですか。ヴェルディと千葉がJ1の舞台で戦うのは、実に「18年ぶり」だそうです。そもそも、J1の舞台に「オリジナル10」のクラブが全部揃う(9クラブ)のは「21年ぶり」だそうです。えぇ、ヴェルディとジェフが長い間、J2の沼にハマっておりましたからね。そら、そうなりますよね。ただ、ヴェルディはしばらくJ1に居続けております。果たして、千葉は居続ける事が出来るのか、沼を先に出た先輩が上から見た目線でお送りしたいと思います。今日はずっと偉そう。
-ジェフユナイテッド千葉のメンバー- 呉屋大翔 石川大地 (姫野 誠) 津久井匠海 イサカZ (岩井琢朗) (杉山直宏) 安井拓也 小林祐介 (日高 大)(猪狩祐真) 前 貴之 河野貴志 鳥海晃司 髙橋壱晟 若原智哉 監督:小林慶行 SUB:ホセ・スアレス、鈴木大輔、石尾陸登、天笠泰輝 -東京ヴェルディのメンバー- 染野唯月 福田湧矢 松橋優安 (齋藤功佑)(山見大登) 深澤大輝 森田晃樹 平川 怜 内田陽介 (吉田泰授) (熊取谷一星)(新井悠太) 宮原和也 井上竜太 松田 陸 長沢祐弥 監督:城福 浩 SUB:馬渡洋樹、林 尚輝、山本丈偉、白井亮丞
・ヴェルディと言えば、しっかり守ってカウンター。おや? 千葉さんはまさかの4-4-2ですか。ヴェルディはいつも「ミラーゲーム」を仕掛ける事で、責任の所在をハッキリする事が多いんですね。選手に対するタスクは少ないに限る。しかし、これだと攻守ともに誰が誰につくのか難しい試合になるんですよ。いやいや、千葉さんったら、そんなに難しい勝負を挑むだなんて。J1を分かってないんですねー。ところが、今回は先に失点をしてしまったもんだからズルズルと崩れていったのはヴェルディの方。まずはPKで呉屋、止めたけれどもね。更にど真ん中をスルーパスで通過されての呉屋。あっさりと2-0とされてしまった。あれあれ、おかしいな。今日はJ1マウントを取る試合のはずなのに。
・ハーフタイムで雷が落ちたのは言うまでもない。急に前線からのプレスが激しさを増しましたね。前半は裏を取られる事が多かったせいで、徐々にプレスの精度・頻度・強度も落ちていきました。人間、迷えば弱くなるものよ。そして、恐がらずに行けっ!というプレスで1点取れたなら、あっという間に人は信じられるもので。まず、福田が相手DFにプレス。ここで奪われてGKと一対一、福田が流し込んで2-1へ。そして、マリノス戦での直接FKを決めた吉田。こうなってくると、ここでも壁超えの素晴らしい一発を期待しちゃいますよね・・・そこでまさかのGKが居る方へ蹴る。そっちでも入るんかーいっ!! これがJ1レベルのFKですよ、千葉さん(こないだまでヴェルディサポも知らなかったFKだったり)。これで2-2同点。はっはっはっは、どうだい千葉さん。こうなってからのヴェルディはもう止まりませんよ。あの鹿島にも3-3で追いついた程ですから。
・もはや、千葉さんには跳ね返す力も無く、一方的にヴェルディペース。更に山見も投入されてからは、近年鳴りを潜めていたヴェルディの「スーパーカウンター」も炸裂ですよ。山見がGKと一対一、かつても決めたあのループシュートで勝たせて頂きましょう・・・って、外ですか。まぁまぁまぁまぁ、また次にもチャンスがあるでしょう。その数分後、染野のシュート。GKが弾いた所にまたしても山見。これをダイレクトではたくも枠の外・・・。まぁまぁまぁまぁ、また次のチャンスがあるでしょう。うーん、千葉さんには決めるべき時に決めないといけないよっていう格言を言わないといけないけど、まぁ次のチャンスで言えばいっか。だって、今日はJ1マウントを取る試合だから。
・千葉さんも選手を交代。ヴェルディを切り裂いた両サイドの二列目を揃って交代。これで攻撃力が減ってでも落ち着いて試合をコントロールする様になったのでしょうか。そうしてくれるとヴェルディの勝つチャンスが増えるってもんよ・・・・って思ってたんですが、意外とサイドからの攻めで縦を突破するイメージより、アーリークロスで速めに中へ折り返すシーンが増えてきた。そして、後半40分。右サイドからのクロス、ファーサイドでフリーだった日高のボレーシュート。これで2-3と千葉の勝利となりました。そうなんです、我々長年J2に居た者にとって、「ワンチャンス」をモノにする。これが一番大事なのです。J1の舞台ではそう何度も何度も決定機が来る訳じゃない。だからこそ、ワンチャン決めなければ勝ち点3は寄ってこないのです。おやおやおやおや、今日はJ1マウントを取る試合のはずなのに。千葉に教えられてどうする!!
ジェフユナイテッド千葉 3-2 東京ヴェルディ
得点者:呉屋2、日高 / 福田、吉田
MOM:FW呉屋大翔(PKストップもゴール、2点目も倒れ込みながら決めきる)
MOM:DF日高 大(決勝ゴールはボレーでワンチャン決めてくる)
MOM:MFイサカ・ゼイン(サイドから中への入り込み完璧、後はシュートか)
MOM:MF津久井匠海(サイドの縦突破、裏抜けも見事、クロスも完璧)
MVP:MF吉田泰授(2度目/通算3度目)・・・90分蹴らせたいセットプレイ
MVP:MF福田湧矢(2度目/通算7度目)・・・行けるかもと思える1点目
MVP:MF山見大登(3度目/通算16度目)・・・外したけれども2回の決定機が来た
・ワンチャンものにしてたら2-4だったのにな。なーんていう気持ちを胸に今日の所は引きさがろうか。という訳で終始、J1マウントを取ってまいりましたが、あくまでもサポが粋がるのは構わないのよ。若干、選手もちょこっと油断してましたかね。城福監督もミラーゲームじゃない事に対する対策は無かった所を見ると、ヴェルディの今まで通りのサッカーで勝てると踏んでたかなと。つまり、ヴェルディそのものも「J1マウント」を取ってた可能性がありますね。という訳で、舐めプなんてしていたら、J1を勝ち切る事など出来んよ。つまり、次はホームで千葉を迎える時にはこれっぽっちも油断せぬヴェルディをお見せしようじゃないか。
僕が百年構想リーグのFC東京に勝った理由(わけ)
・水曜日の川崎戦は見逃しました。山梨出張、全身筋肉痛、翌日の片頭痛・・・限界でした。まぁ、ともかく谷口は元気そうで何より。今の所はレギュラーで頑張っている様ですし。このまま、川崎のCBとしてレギュラーを掴み続けていれば、日本代表なんていう道も出てくるかもしれないね。さて、今回はFC東京とのダービーでございます。決定機、チャンスは人一倍作っているFC東京。決定機、チャンスは人より少ないけれども失点が少ない東京ヴェルディ。うまーい事ハマればあるいはっていう試合でした。まさにそんな感じの試合。
-東京ヴェルディのメンバー- 染野唯月 齋藤功佑 松橋優安 (山見大登)(福田湧矢) 深澤大輝 森田晃樹 平川 怜 内田陽介 宮原和也 井上竜太 鈴木海音 (吉田泰授) 長沢祐弥 監督:城福 浩 SUB:中村圭佑、田邉秀斗、山本丈偉、新井悠太、熊取谷一星、白井亮丞 -FC東京のメンバー- 長倉幹樹 野澤零温 (山田楓喜) 佐藤龍之介 佐藤恵允 (遠藤渓太) (仲川輝人) 高 宇洋 橋本拳人 (常盤亨太) 橋本健人 大森理生 ショルツ 室屋 成 (佳史扶) 金 承奎 監督:松橋力蔵 SUB:田中 颯、稲村隼翔、東 慶悟、小泉 慶
・前半はどちらにも決定機が訪れる試合となりました。その中でFC東京のFW「野澤零温」には決定機が2度も訪れました。1度目はプレスからの速い奪取からGKと一対一・・・になったシーンでもう一個ドリブルしちゃいましたね。ここでヴェルディのDFを壁にしつつの巻いて入るシュートを撃つのが良かったか。更に前半終了間際にきたビッグチャンスでもダイレクトで撃ったシーンは外へ。むしろ、こっちはトラップしても間に合ったか。丁寧なサイドからの崩しに印象が向いたが、逆にスルーパスや最終ラインへのボールの落としなどは目立たず、サイドに固執してくれたのは逆に助かったかもしれない。これは1点貰ったと誰もが思ったシーンでは、真後ろからのスライディングタックルで深澤がやってきた。守備のシーンでは珍しいぐらいにガッツポーズしてましたね。
・ただ、普通にサイドからのクロスを送り続けていてはヴェルディのゴールは破れない。そこで何か1つアイデアを入れてくる。ニアで選手がスルーして後ろへ届ける。こういうシーンが何度か続いた。それでも、ヴェルディの選手はギリギリで踏ん張る。ただ、唯一1回通してしまったのが山田楓喜だった。相手の体勢を上手く狙ってのファーサイド寄りに流し込む、見事なボレーシュートだったと思う。元ヴェルディだっただけにこういうシーンでの得点は本当に上手い選手だ。あれならニア天だって狙えただろう。直接FKなどのシーンもあったけれど、山田楓喜がいるとそこらへんは厄介な攻撃パターンだったかと思う。でも、FC東京もそうだけど、ヴェルディもちょっと扱いが難しい選手でもありましたね。1.5列目かトップ下で起用しつつ、ある程度のプレスや強度は目を瞑りつつもメリットを最大化しないと割に合わない。さて、今後はFC東京さんもどう起用していくのかな。いい選手なんだけどね。
・んで、最後はPK戦。FC東京はPK戦に負けた事が無いそうだけども、今回はヴェルディに軍配が上がりましたね。まさかのGK長沢のPKストッパーぶりが光りましたが、インタビューでは「データ通り」だったそうです。うーん、そこは自分のおかげで勝ったぐらい言っていいよ。ここで絶対に止めないといけないという気持ちで頑張りましたぐらい言わんと。ほんと、真面目なんだから。逆にヴェルディのPKキッカーに関しては、わざと「上」を狙ってるかの様なPKを蹴ってますね。ここらへんは練習通りなんでしょうかね。でも、上に蹴るのは外す可能性もあるので恐いよねー。ともかく、ダービーは勝利となりました。
東京ヴェルディ 0-0(4PK2) FC東京
得点者:無し
MOM:DF深澤大輝(初選出/通算15度目)・・・後ろからのスライディング!
MOM:GK長沢祐弥(2度目/通算3度目)・・・PK戦や長倉のボレーなどもセーブ
MOM:DF室屋 成(攻守ともに存在感、90分過ぎでも全力疾走でした)
MVP:MF山田楓喜(山田はオフサイドじゃなかったけど、その前の段階でね)
MVP:FW野澤零温(うちは入らなくて助かったけど決定機が2度も来た点は評価)
MVP:GK金 承奎(平川のミドル、DFに当たった後のスーパーセーブ)
MVP:MF森田晃樹(2度目/通算35度目)・・・アシスト級のスルーパス、山田待ってからの股抜き
・まぁ、試合後には選手交代を3名しか出来なかった事を言及していた城福監督でした。むしろ、失点を先にしてしまったら、デメリットよりもメリットを取って2枚交代したと思うけども。メリットよりもバランスを壊す方を恐れる城福監督らしい采配だと思います。何なら、その後のPK戦も考えてしまったかもしれないね。染野、平川にかえて、白井、山本を入れて貰える為にもそろそろ数字という結果出していこうか。チャンス数でもいいんだぜ。
僕が百年構想リーグの浦和に勝った理由(わけ)
・ヴェルディサポーターだけが胸アツな展開でしたね。それが後半の途中出場で入った「中島翔哉」ですよ。もう、31歳なんですね。ただ、今年はもう違いますね。この中島翔哉に対して、懐にもぐりこんでボールを奪い取る「森田晃樹」の姿ですよ。ロスタイムなのにまだ全力で走って、スライディングし合う姿は涙ものですよ。まぁ、このプレイで足が釣って交代になりましたけども。「中島翔哉」がヴェルディで試合に出始めた頃に誰もが思った、「将来のヴェルディを背負って立つ選手」になるんだと。そして、今。実際に「将来のヴェルディを背負って立つ選手」になった「森田晃樹」の姿がそこにあるんですよ。背中の10番が輝いて見えるわ。
-東京ヴェルディのメンバー- 染野唯月 新井悠太 齋藤功佑 (山見大登)(福田湧矢) 深澤大輝 森田晃樹 平川 怜 内田陽介 (吉田泰授)(山本丈偉)(田邉秀斗) 宮原和也 井上竜太 鈴木海音 長沢祐弥 監督:城福 浩 SUB:中村圭佑、松田 陸、白井亮丞、山田剛綺 -浦和レッズメンバー- 肥田野蓮治 (中島翔哉) サヴィオ 渡邊凌磨 金子拓郎 (イサーク) 柴戸 海 安居海渡 (オナイウ) 荻原拓也 根本健太 宮本優太 関根貴大 (長沼洋一) (石原広教) 西川周作 監督:マチェイ・スコルジャ SUB:牲川歩見、ダニーロ・ボザ、早川隼平、照内利和
・思ってたんと違う。まさに浦和の選手の試合の立ち上がりはこんな印象だったんじゃないでしょうか。お互い強度の高いプレスを持って、「奪って奪われ」の戦いになると思ってた。そうなると、結果的に0-0の展開で進んで決定機の少ない試合になるだろうと。予想を上回ったのは、ヴェルディに「足を振らせる」シーンを多く作らせてしまったこと。さらに「ラストパス」の回数もヴェルディは上回った。斎藤のマイナスパスから森田のシュート、右サイドのクロスを深澤がボレーってのもあった。他にもクロスは何本も送っている。その中から森田のピンポイントフィードで染野のボレーが先制点。これが入っちゃった。浦和さんもワンチャン物にしたいチームだからね。
・さらに想定と違ったのが浦和の攻撃が何か空回りしている感じがする事。そして、ヴェルディのカウンターが刺さってる事・・・これは狙われている。そう、浦和の攻撃の中心が「マテウス・サヴィオ」なんだね。彼にボールが収まってから、攻撃のスイッチを入れるとなっている。なので、「マテウス・サヴィオ」さえ抑えていれば問題は無い。後半から浦和の攻撃が本格化したのは、「オナイウ阿道」「中島翔哉」「イサーク」などボールの受け手になる人物が増えたから。んでも、結果的にチャンスメイクは「マテウス・サヴィオ」なんだね。最後まで彼をフリーにさせないは浸透していました。その中で「オナイウ阿道」と「イサーク」はフィニッシャーに専念しても良かったんじゃないかな。少し動き過ぎだったし、ペナの中で勝負しないとね。これだとあんまり恐さを感じなかったかも。
・ただ、ヴェルディもトドメを刺さないといけなかった。ここ最近のヴェルディの調子の良さは「スーパーカウンター」が炸裂してるから。そう、このカウンターが出ればヴェルディは強いのよ。山見のカットインシュート、森田→平川→染野、右クロスから左サイドでヘッドを福田、これはGKを通り抜けたもののCB根本がスーパークリア、途中出場の山本のヘディングシュートもあった。山見に至っては調子に乗れば乗るほどいい、角度の無い所からGKの頭上を抜かんばかりの強シュートも披露。どれか入んなさいよ。結果的に相手に足を振らせるシーンも少なく、最後は時間稼ぎも出来ちゃうぐらいにクローズも完璧。ヴェルディにとっての恐い攻撃は「セットプレイ」狙いされる方が嫌だったかな。なので、サイドで人数をかけて勝負とみせかけての「アーリークロス」がねらい目だったかな。直接入るも良し、クリアする場合はゴールに向かっての対応なのでCKは取れる。高さもあったのだから、もうちょっと狙い方もあったかもね。
東京ヴェルディ 1-0 浦和レッズ
得点者:染野
MOM:FW染野唯月(2度目/通算20度目)・・・足を面にするってやつ
MOM:MF森田晃樹(2度目/通算24度目)・・・ヴェルディの未来は森田でした
MOM:GK長沢祐弥(初選出/通算2度目)・・・オナイウに体ごと突っ込む
MOM:DF鈴木海音(2度目)・・・相手より一歩前のインターセプト
MVP:MF山見大登(2度目/通算15度目)・・・スーパーカウンターから得点欲しかった
MVP:MF福田湧矢(初選出/通算6度目)・・・GKは抜いたけど根本がいたのよ
MVP:MF山本丈偉(初選出)・・・3列目からの飛び出しでヘディングシュート
MVP:DF内田陽介(初選出)・・・毎回、走行距離1位なのよ
MVP:DF根本健太(2点目入ってればもっと楽だったかと)
MVP:MFマテウス・サヴィオ(フリーだったらもっと活躍出来たかもね)
MVP:FWオナイウ阿道(必死にボールを触ろうとしてたし、受け手にはなってた)
・ちょっと多過ぎかな。でも、鹿島戦での敗戦を受けて、全員の意識が変わったのかなっていうぐらい動きの質が良くなってたんだよね。そういう所をくみ取りました。鹿島戦では一歩遅いというか、鹿島が一歩早いという印象でした。まさにその時の感覚で今日の試合をしたのかなっていう感じですね。これをヴェルディの標準にしていく事で強さが上積みされて行く訳ですよ。なので、この強さをリセットしない様にしていきましょ。

