「きさかた」という読み方がわかって、なんだかモヤモヤが晴れました「象潟」
朝、BSで「あんぱん」を見たあと、火野正平さんの「こころ旅」が流れる。茶碗を洗いながら音を聞いていると、「きさかた」という地名が出て、ああ、象潟のことかと思った。音を聞くとわかるのだなと実感。というのもこの地名、浅草にもあって、かつて浅草象潟町というのが存在した。
なぜ秋田県と浅草に同じ地名があるのかといえば、1977年、この地に秋田の本庄藩主六郷邸が造られた。六郷氏の領国にある鳥海山西麓の海岸には名勝の地、象潟があり、この地名をとって、明治五年に浅草象潟町は名付けられた。象潟は風光明媚で、仙台の松島とならび称されるほどであったが、文久元年(1861)の地震で土地が隆起し、現在では田圃となっている。
「きさかた」の音から「象潟」の漢字は思い浮かぶのだけれど、逆の場合、もやもやしてしまう。「象潟」という漢字が読めない。
「象一町会」が読めない。「ぞういち」って読んでもやぁとしてしまう。「さきいちちょうかい」なんだよねぇ。
って、旧町名の案内板を久しぶりに見たら、ちゃんとルビがあった。
すごく親切。以前、まったくルビのない案内板があって、いつももやぁってなってた。
金龍小学校の桜
昨年のいまごろ、Iさんから「金龍小学校の桜が見たい」というメッセージが届きました。
Iさんは、台東区のストレッチ教室でお会いした僕よりも10歳年上の男性です。Iさんはご夫婦で参加していらっしゃって、奥様はアルゼンチンの方でした。
その後、奥様の実家であるアルゼンチンへご夫婦で引越されたのですが、ワッツアップというアプリでIさんとは連絡を取り合っていました。
去年の今ごろIさんから金龍小学校の桜が見たいという連絡をもらい、すぐに写真を撮りに行きました。Iさんもかつては金龍小学校の近所だったので、上野公園の桜とかではなく、見たかったのは金龍小学校の桜だったんですね。写真を撮って送るとIさんはとても喜んでおられました。
他の桜も撮って送りましょうかと申し上げると、日本に帰りたくなるからもう送らなくていいとのことでした。
その後、しばらく連絡がなかったのですが、奥様から亡くなられたという連絡がありました。慣れない土地でストレスがあったのかもしれないですね。
今年も金龍小学校の桜はきれいに咲いています。
送る人はもういないので、ブログに書くことにしました。






