金龍小学校の桜
昨年のいまごろ、Iさんから「金龍小学校の桜が見たい」というメッセージが届きました。
Iさんは、台東区のストレッチ教室でお会いした僕よりも10歳年上の男性です。Iさんはご夫婦で参加していらっしゃって、奥様はアルゼンチンの方でした。
その後、奥様の実家であるアルゼンチンへご夫婦で引越されたのですが、ワッツアップというアプリでIさんとは連絡を取り合っていました。
去年の今ごろIさんから金龍小学校の桜が見たいという連絡をもらい、すぐに写真を撮りに行きました。Iさんもかつては金龍小学校の近所だったので、上野公園の桜とかではなく、見たかったのは金龍小学校の桜だったんですね。写真を撮って送るとIさんはとても喜んでおられました。
他の桜も撮って送りましょうかと申し上げると、日本に帰りたくなるからもう送らなくていいとのことでした。
その後、しばらく連絡がなかったのですが、奥様から亡くなられたという連絡がありました。慣れない土地でストレスがあったのかもしれないですね。
今年も金龍小学校の桜はきれいに咲いています。
送る人はもういないので、ブログに書くことにしました。
香港のYouTubeから取材されるという貴重な体験をしました
この年になっても初めてということはあるもので、今回、初めて通訳を介して取材をされることになりました。
それが、こちら。
町中華探検隊として香港のYouTubeから取材を受けました。
登場した隊員は僕。あ、そういえば、自分は今年から町中華探検隊の隊長になっています。
それから、半澤副長、あきたまみみこ隊員です。
協力いただいたお店は浅草の「あさひ」さん、早稲田の「五芳斉」さんです。
まず、chuckyさんが、中国語で質問します。それを通訳さんが日本語で伝えます。僕は日本語で答えます。それを通訳がchukyさんに中国語で伝えるわけです。なので、ものすごく時間がかかりますし、なんだかもどかしい感じがしますが、とても貴重な体験でした。
今回、驚いたのは、あさひの広東麺をchuckyさんが食べたら、香港で食べるのとおなじような味だとおっしゃる。で、あさひの大将に聞けば、先代から言われたとおりに作っているので、よくわからないとのこと。もともと東京の町中華は、広東料理の中国人シェフが日本人に雇われて始めたものなんですが、それが今も続いているというのが興味深かったですね。