今朝は草刈り普請
集落の排水路を刈ってきました
作業は集落の農家8名で
800mの排水路の両側を刈る作業
山間地と違って法面が広いわけではなく
小一時間くらいで終わるのですが
その前後の講釈が面白い
田んぼのこと
農業機械のこと
お米不足のこと
大型基盤整備のこと
液状化で崩れた道路がなかなか
直せないこと
カメムシ大発生中のこと
今年の天候のこと
これからの行事のこと
などなど
地元視点で生活に密着した話題に富む
入りたての頃はなんの話しかさえも
わからなかったのですが
ここにきて暮らし20年も経つと
どの話も必要な話だと
感じるようになってくる
それぞれ折り合いを付けながら
暮らしてきている
やっぱり農は個々の営みの
集合体と言うことがよく分かる
とても大企業が一手に引き受けて
できるものではなく
それぞれの立場でそれぞれ視点で
試行錯誤しながら暮らしていく
その結果、集落が維持されていく
いろいろな農家がいる多様性の中から
地域の底力は生まれてくるものだと
あらためて思った
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