【くらし】都会と農村 | 新潟コシヒカリのお米農家「まごころ村」ブログ*出張販売・全国発送対応

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締め切り普請
 
田んぼに水が入ります
その前に集落の用水路の末端に
土嚢をふせたり、 板をはめたりして
水がたまる準備をします
 
これを農家総出でやる作業が
締め切り普請です

 
共同の作業は集落で季節毎にあります
春一番の水路の泥をあげる作業は泥あげ普請
今回の締め切り普請
水路まわりの草が伸びれば草刈り普請
農道の整備にくるめ普請
 
普請。
文字の通り普く請う。
それぞれの関係者に広く声をかけて
行う作業
 
到底農家だけではできなく
地域住民に要請しての作業もあります
 
農業は地域のくらしとも密接に
関係しているために
このような作業があります
 
地域の理解があり
農作業がやれている
農業は農家だけのものではないと
いうことを実感できます
 
農業と地域のくらしが
分離してしまうと
これが理解されずに
協力が得られないという話も聞きます
 
それぞれに折り合いをつけながら
住む地域を守っている
これが農村での生き方です
 
都会から来た人から見れば
しがらみと捉えることもあるかもしれません
 
しかし、回り回って
自分自身が住む環境や地域の繋がりを
整えているという事にもなっています
 
都会と農村
それぞれ生き方の特徴がありますね
どちらを好むかは個人次第になります
 
私は農村が好きです。
 

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