隠される家族 | 自分を見つめてーー知りたかった自分【病気のままで、幸せになる】

自分を見つめてーー知りたかった自分【病気のままで、幸せになる】

HSP(敏感すぎる人) AC(アダルトチルドレン)
うつ病 & 自律神経失調症 について、悩んでいる人のために伝えたい。


苦しい。苦しくて死にたくなる時だってある。
でも大丈夫、あなたは幸せになれるから。


私の家族は、隠しごとが多かった。




家の中に友達を入れることは、まずありえない。



段ボールが山積みになり、


私の机の上まで母の物が占領していた。



友達に、家の電話を貸すことすら、拒否された。



見せない。見せられない。



服装などの外面はキレイに取り繕い、


いかにも「キチンとしている」ことをアピールしながら、


家の中は、要らぬもので埋め尽くされていた。



「誰かから聞かれたら、『大好きな家族です』って言うのよ。」



うちの母は、きちんとしていて尊敬します、


とか、


最高の家族です、


とか、


こんな美味しい食事を作ってもらっています、


とか、


そういうことを言えるのが【家族の絆】だと教え込まれてきた。


そして、それは正しいことだと思い込んできた。


でも、そんな嘘や見栄で塗り固められた家族なんて、


やがては信頼を保てなくなるだけ。



父から暴力があったって、


「うちは何も問題ないです」


と言うしかなかった。それしか方法を知らなかった。



【家族】って、みんなこういうものだと思い込んでいた。



私は、本当の【家族の愛】を知らない。



親から無理やり、「大好きだよ」と、言わされてきたのだから。


そして、親の「一緒に頑張ろうね」が


嘘だと言うことも知っている。


結局は、私一人でがんばるんだ。


家中の片付けや、学校の行事や、祖母との諍いの解決など、


「一緒に頑張ろうね」と言われて、


一歩も動き出さない母を知っている。



お金が大事、テレビのドラマが大事、その次に私。


夜、あたりが真っ暗になって迎えに来てほしい時だって、


「このテレビが終わってから」と一時間以上、ほったらかし。



二人で外出するときなんて、食事代は私が払う。


年に数回、プレゼントを買ってもらうことがあれば、


「これだけ買ってやったんだから」と何十回も繰り返す。




これが【世界一正しい】と思っていた。


親の教育は、子供にとって【すべて】なのだから。



「なにが正しく、なにが間違っているかはわからない」


と言う人もいるけれど、


明らかに、最終的に【不幸や苦しみをもたらす】ものは、


【まちがい】だ。



まちがいに気づいて、あらためて、


【幸せをもたらす】種を蒔いていけるようになった私。


つくづく、すごい進歩だと思う。




ペタしてね  読者登録してね