頑張れフランおぜう様!

・・・はい。冗談はさておき本編書けって話で・・。

それではどぞ~。









「・・・あァ?」

アクセラレーターは生返事を返すのが精一杯だった。


年増も行かない少女が遊びたいと言っている。

学園都市の怪物である俺と。


「バカ言ってる暇あったら家で寝てろ。ガキが」


この台詞はアクセラレーターなりの気遣いでもあった。

自分に危害を加え無い存在は道端の石と同じとしか思わない様にしているからだ。


そんな事を知るわけも無い少女はゆっくりと近づいて来る。


「ねぇあ曽ぼウ世!!」


ぞわっ!!と圧倒的なプレッシャーが掛かる。

「っ!?」


自分の能力、ベクトル変換をフルに使ってその場から飛び退く。


ドォォオオン!!


「なっ・・・」

アクセラレーターは飛び退いた事を正解だと悟った。


「へェ。オ兄ちゃン強いね」

地面に深々と腕を突き立てケラケラ笑う少女を見れば、誰もがそう思うだろう。


クレータを更にえぐる様に破壊の傷痕が刻まれている。


(このガキ・・・。人間か?)

アクセラレーターの頭に疑問が浮かぶ。


ベクトル変換と言うチート能力を持つ彼が素手で殴られた事は二度しかない。


故に生身の人間の拳を避ける必要は無い。

なのに身体が本能的に避けた。


それにこの破壊力、人間で出せる力よりも遥かに越えている。


「てめェ・・・。何者だ?」


「私はフランって言うの!」

あっそ。とアクセラレーターは切り捨てた。


何者かを聞いたはずなのに自己紹介されると思わねェだろ?


「私は吸血鬼だよ!」


「あ?」

今コイツは何て言った?


吸血鬼だァ?

「じゃあ改めて!」


少女の声でアクセラレーターの思考は引き戻される。


いつの間にか腕を引き抜いたフランが笑いながら怪物に言う。

「一緒に遊ぼうよ!!」





To Be Continue・・・








どうも作者です。

ここで謝罪を一つ。

アクセラレーター(一方通行)さんに重要な設定を付けわすれました。


原作を読んでいる人は解りますでしょうが、一方通行さんには能力制限が付いているはずです。


何てバカなんだろう・・・。


書いてしまった物は直せないので、矛盾を感じながら読んで下さい。

トホホ・・・。
   第一章
  「最強と最狂」








学園都市。


そこはありとあらゆる科学の集まる場所。

それでは『外』とおよそ20年から30年、文明の開きがあるらしい。


そんな街で精力的に研究されている事がある。


何もない所に火を付けたり、手を触れずに物を動かす事の出来る能力。

すなわち『超能力』である。


直接的に脳を弄るだけではなく、時間割(カリキュラム)を組み、能力開発に力を注ぐなど現実感の無い街だ。


さて、散々超能力に付いて話しをしたが超能力にはレベルがある。


下から、無能力者(レベル0)、低能力者(レベル1)、異能力者(レベル2)、強能力者(レベル3)、大能力者(レベル4)の順である。


そして学園都市でも7人しか居ないレベル5。

その第一位たる少年、名前は能力名から「アクセラレーター」と呼ばれて居る。


そんな彼は今、大勢の能力者に囲まれていた。


(くっだらねェ・・・)


辺りを一瞥してアクセラレーターは考える。

彼らが見ているのはアクセラレーター本人ではない。


学園都市第一位。

その称号でしかない。


「・・・良いぜェ。相手してやる。だけどこれだけは覚えとけ」


アクセラレーターの言葉に打たれた様に飛び掛かる少年達。


ニィ・・・。と狂気を浮かべた第一位は告げる。

「どんなに努力しても敵わねェ相手が居るって事をなァ!!」


その瞬間、世界が爆ぜた。









静寂が辺りが包み込む。

巨大なクレータの真ん中に立つ人災が頭を振った。


「弱ェな・・・。どいつもコイツも」


倒れる弱者達は負傷しては居るが死んでいる者は居ない。


「くっだらねェ・・・」

自分のした行為に毒づくアクセラレーター。


ふと後ろを向くと、誰かがこちらを見ていた。

(なんだァ?コイツ・・・)


暗くて良く見えないが、背丈は10才かそこらだろう。

アクセラレーターの視線は不意に少女の後ろに注がれた。


「羽・・・?」


暗闇の中、こちらを見る少女には羽が生えていた。


「ねぇお兄ちゃん」


少女が口を開いた。


「あソぼうヨ」









To Be Continue・・・









どうも作者(笑)です。

第一章の主役はアクセラレーター(一方通行)と大体分かるでしょうがフランおぜう様です。


上手く書けるかな・・・。
(´・ω・`)ハァ?








所変わって図書館にて・・・。


「これで文句ないでしょう!?ゴスロリ女!」


「・・・貴方の変貌ぶりに声も出ないわ」

ケバ化粧を落とした菜摘と唖然とする有紀。


化粧を落とした菜摘は、とにかく美人だった。

眼鏡とマッチしている双眸が有紀を睨んで居る。


「・・・卑怯よ」


「え?何だって?小さくて聞こえないわよ」


自分以上に個性を持って居た恋敵。

しかも幼なじみなどという美味しい立場付き。


(私・・・負けてるわね)


圧倒的だ。

こいつが化粧やバレバレの演技を止めた時、私はこいつに負ける。


(諦めようかしら・・・ね)

ふと頭にそんな考えが過ぎった。


「何で黙ってるか知らないけど、勝負から逃げる何て言わないわよね?」


「っ!」


「・・・図星か」


菜摘はハァ。とため息を吐いてジト目を向けて来る。


「あんたさー。自分にもうちょっと自信持ったら?」

「・・・自信?」


「私に言わせれば、あんたかなり可愛いし、悔しいけど響の中で私とは違う位置に居るんだから」


ビキッ。と有紀の動きが止まる。

可愛い。その一言で。


「ふ、ふん。当たり前じゃない。私に人間ごときが敵うはず無いわ」


わかりやすいなー。と遠い目で有紀を眺める菜摘。


「んじゃ改めて・・・」


「えぇ」


二人が静かに向き合い、立ち上がった。


そして暫しの沈黙。


すぅ・・・。と息を吸い込んで、


「「勝負よ!!」」

お互いの言葉をぶつけるのだった。









   第三楽章

     完