今日はアイシングに使用する粉砂糖についてお話します!
粉砂糖には種類があります
①純粉糖
②オリゴ糖入り粉糖
③コーンスターチ入り粉糖
④とけない粉糖(プードルデコール)
⑤デキストリン入り粉糖
純粉糖
純粉糖は、グラニュー糖100%
スッキリとした甘さで水に溶けやすく湿気やすく、ダマになりやすいのが特徴です。
何も添加物がないので甘さにクセがないのが素晴らしいです!
☑スッキリとした甘さ
☑乾くのが遅いので馴染み模様がやりやすい
☑初心者がゆっくりと扱える
☑湿気やすく、すぐダマになるので毎回ふるわないといけない。
☑製菓材料店じゃないと手に入らない

オリゴ糖入り粉糖
オリゴ糖入りの粉糖は純粉糖にオリゴ糖を添加したものです。
オリゴ糖を加えることにより湿気に弱い純粉糖が固まりにくくなるので湿気対策として加えられています。
オリゴ糖とは単糖がいくつか繋がった糖類です。
腸内環境を整え、血糖値を上げにくく虫歯にもなりにくいのが特徴です。
☑粘りがあり、アウトラインが切れにくい
☑乾きが遅くゆるめなので馴染み模様がやりやすい
☑乾きが遅く粘りがあり切れにくいので初心者が扱いやすい
☑湿気に強い(湿気ない訳ではない)
☑製菓材料店でないと手に入らない
☑乾くのが遅めなので、すぐ先に進めないというデメリットはある
なので、私はアイシング初心者さん応援コースでは、オリゴ糖入り粉糖を使用しています。
ちなみに…同じオリゴ糖入り粉糖でも、もっともアイシングクッキー作りに向いているのはリンクを貼っているカップ印さんのものかと思われます。
理由はレッスンでお話しますね♪
コーンスターチ入り粉糖
粉糖が湿気で固まってしまう対策としてコーンスターチが粉砕したグラニュー糖の周囲に添加されています。
もっともポピュラーな粉砂糖でスーパーで売られているものは大体がコーンスターチ入りです。
純粉糖に約3%のコーンスターチを加えて作られています。
リンクを貼っているコーンスターチ入り粉糖は、富澤商店のみで販売されています。
他メーカーのコーンスターチ入り粉糖に比べ、シルキーでなめらかなアイシングクリームを作ることができます。
☑湿気に強い(湿気ない訳ではない)
☑とにかく早く乾く
☑早く乾くのでアイシングクッキー作りにおいての作業効率がいい
☑逆に言えば早く乾くのでチェック模様などの馴染み模様がしにくい
☑早く乾くので初心者は焦る
☑アウトラインがプチッと切れやすい
☑キレがいいのでお花絞りに大変使いやすい
☑味が粉っぽく感じられる場合がある
☑混ぜるときに他の粉糖よりも固く感じられる
なので、私は春夏秋冬お花絞りコースなどお花絞りレッスンの際に使用しています。
プードルデコール・溶けない粉糖
プードルデコールは「溶けない粉糖」「泣かない粉糖」と呼ばれる、デコレーション用砂糖です。
イチゴの上に振りかけたりガトーショコラの上に降らせたり。
吸湿性を少なくしてデコレーションに特化したお砂糖なのでアイシングには使えません。
なので、私は猫のクッキー缶レッスンのスノーボールの周りにまぶすお砂糖として使用しています。
ガトーショコラの上にかけたりするのも可愛いですよね
マルトデキストリン入り粉糖
デキストリンが添加されている粉糖はコーンスターチよりも乾くのが早いです。
デキストリンは とうもろこしやじゃがいも由来のデンプンを科学的または酵素的な方法で低分子化したものでデンプンとマルトース(麦芽糖)の中間にあたります。
粉糖の固化防止のため添加されています。
最近私が愛用している粉糖はリンクの徳倉さんの粉糖です。
5kgからしかないのがネックです…。
しかし徳倉さんの粉糖ほど粒子が細かく詰まりにくい粉糖は今のところ知りません。
アウトラインを描くときはなめらかでスーッと伸びて、塗りつぶしも空気が入りにくくとても気に入っています。
なので、私はアイシング1dayレッスン、アイシングステップアップコースやアイシングエキスパートコースではこちらの粉糖を使用しています。
材料の性質を理解して、より楽しいアイシングライフをお送りくださいね!
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