『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』 | 三匹の忠臣蔵

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日々是好日。
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誤解と思い込みが連鎖していく、ホラー風味のブラックコメディ。

親友同士のタッカー(アラン・テュディック)とデイル(タイラー・ラビン)は、連続殺人事件があったことから廃墟になった山小屋を購入し、別荘として修繕しようとしていた。

しかし、二人は近くにキャンプに来ていた学生グループから、「殺人鬼」だと勘違いされてしまう。

その夜に湖で夜釣りをしていたタッカーとデイルは、足を滑らせて落ちたアリソン(カトリーナ・ボウデン)を助けて山小屋へ連れ帰る。

ところが学生たちは、「アリソンが殺人鬼に誘拐された」と思い込み、救出しようとする。
一方のタッカーとデイルは、「学生たちがなぜか次々と自殺しようとしている」と勘違いしてしまい、事態はどんどん最悪の方向へと転がっていく。

 

 


 

 

基本的にはコメディ作品なんだが、20年前の惨殺事件の唯一の生き残りの子どもが出てきてサスペンスっぽいプロットもあり、純粋なコメディーといえば違うような気がする。

不穏な山小屋、血まみれ、チェーンソー、誤解、トラウマと構成要素はホラーなんだが、視点だけがズレてる感じでブラックユーモア寄りかな。

ラストはそれこそホラーの連続からのサスペンスの謎解きになっていて、ホラー・サスペンスを真面目に撮ったら、たまたまコメディーになったんじゃないかな。

韓国版リメイクと比べると、こちらはややテンポが緩く、少し退屈に感じる部分もある。

一方、韓国版は最初から完全にコメディへ振り切ってて、最後の最後でサスペンスへ落とし込む構成になっていて、“笑いのツボ”を上手く押さえると思う。

オリジナルとリメイクを比較する楽しみがあり、この2作を見比べると、何故面白くないかも何となく分かる気がする。

 

 

 

タッカーとデイル 映画ポスター、チェーンソー男