今日は自転車でTSUTAYAまでDVDを返しに行った。
距離は10キロほどで、MTBなのでスピードは出ないため40分ほどかかる。
山側環状を通って行くので上り下りもあり、走っていてそこそこ楽しい。
走ってて、ふと思い立った。
こんな日常の一コマに、自転車で過ごす日々が自分の生活のテーマになるんじゃないか――そう思うきっかけになった。
自転車との出会いを振り返ると、そのきっかけは激痛に悩まされた腰痛だった。
何年も苦しみ、何軒もの医者・接骨院・カイロプラクティックに行ったが、原因については十人十色。
そんなある日、脳外科の石黒クリニックへ行ったとき、「首の軟骨がつぶれているのではないか」と言われた。
「そうか」と思い出した。
これは20代に会計事務所で勤めていたとき、肩こりで(俊徳道にあった)病院に行った際にも言われたことで、完全に忘れていた。
続けてドクターは「(頸椎症は)手術したら治るかもしれないが、部位が部位なので痛いだけなら我慢したほうがいい」と言い。
そして首の筋肉を鍛えろと、首のストレッチを教えてくれた。
しばらく首のストレッチをやっていたある日、「椎間板ヘルニア」が自転車に乗ることで改善したというブログを見た。
調べると他にも同じことを書いている人がいて、理由は自転車に乗る姿勢にあるらしい。
付き合いのある広告代理店の子、HOさんが、ロードバイクに乗っていたので聞いてみると、「それは理屈上正しいですよ」という。
どうもロードバイクには「100キロの壁」というものがあるらしい。
経験が浅いライダーだと前傾姿勢をとり続けるのが難しく、足が元気でも続かないと。
「いいことを聞いた」と、この頃はちょうどガソリンがリッター160円以上し、車通勤から自転車通勤に切り替えていたので、聞いてすぐに実行した。
これはどうかな?おかしくないか?
「自転車といっても知識もなく、マウンテンバイクと言っても“なんちゃってMTB”を、社長のTSから借りて乗っていた。
TS曰く「レース用の自転車」と言っていたが、7万円のレース用なんかあるわけがない。
無知は恐ろしい。
それでも休みになると瀬名高原まで走ったりしていた。
しかし、これが面白くなかった。
苦行やった。
