ロックな戦争映画_独立愚連隊 | 三匹の忠臣蔵

三匹の忠臣蔵

日々是好日。
お弁当ブログだった「お弁当にはたまご焼き」からリニューアル。
映画レビューを中心に、日々思いついたこと、感じたこと、趣味のことを書いてます。

痛快なウエスタン風時代劇。
不審死した弟の真相を追い、愚連隊に潜入した従軍記者の姿を描いた戦争アクション映画。戦争の馬鹿馬鹿しさを小気味よく描いた作品。

冒頭の三船敏郎のキャラクターが軽くていい。
とにかくテンポ良いので最後まであっという間。
鶴田浩二の中国訛の日本語も見どころ。
ヤン小紅(上原美佐)の七分丈のパンツが印象的で、これって中国由来なのか?(笑)

ラストも派手で、エンタメとしては申し分ない出来だが、公開当時は“好戦的”と批判されたらしい。
主演の佐藤允がチャールズ・ブロンソンのようで当たり役に見えるが、当初は仲代達矢に主演オファーがあたものの、断られたことで俳優座養成所で彼の同期の佐藤允が主役になったらしい。

チョゴリを着た慰安婦の訛がコミカルで戦争映画の生々しさを中和してる。
「◯◯慰安婦」って言葉が普通に出てきて「これだけあれば兵隊500人分くらいあるよ」、セットで動いてたんだな。
「血と砂」でもそうだが、なんでか朝鮮人慰安婦がでてくるが、当時は日本人。戦中派の岡本監督らしいが、現代の戦争映画ではこうした描写は完全に消されてる。

ミッキー・カーチスが出てきて笑ってしまったが、この頃から出ていたんだな。