チャーミングとは関係ない韓国映画「チャーミング・ガール」 | 三匹の忠臣蔵

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大きな感想として、邦題「チャーミング・ガール」の意味が全くわからない。
原題は「女,チョンヘ」なので、チョンヘの女としての生き方を描いているように見えるて、派手さやドラマチックな展開を期待すると膝カックンにあうので注意が必要。

Vシネマではないんだが、なんか大学生の映画同好会が作った短編映画みたいな作品。
日本で言うところの1970年代の学生運動華ざかりし頃の映画のようで、どこか初々しさを感じる。
と思ったら、映画監督のイ・ユンギの監督デビュー作品やった。

母(キム・ヘオク)の死を引きずって生きてるチョンヘが不器用で、その不器用さにつけ込む男もいる。
そんな中で出会った男(ファン・ジョンミン)とは、うまくやってほしいな。
とにかくチョンヘの静かな孤独、他人との距離感、そして小さな勇気や心の揺らぎやときめきが丁寧に描かれていてる。