支配からの卒業を描いたベルギー映画『イゴールの約束』 | 三匹の忠臣蔵

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日々是好日。
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映画レビューを中心に、日々思いついたこと、感じたこと、趣味のことを書いてます。

なんちゅうかな、15歳の必死さというか、思春期の反抗期と約束を守るという道徳の目覚めとの葛藤というか。
父親の支配からの独立と彼なりに正義に目覚めたんやろうな。
だがその方法が荒っぽくて乱暴。
そこが15歳らしくて、見ている方はイライラもするが彼からすると『この支配からの卒業』ではないかな。

イゴールにとって初めて「守るべきもの」ができたこと、そしてやはり父親についてはどこか違うと心の底で感じていたんやろう。

その父親をどうするのか。
あの後はどうなったんやろ、そこは気になる。

そう言えば尾崎豊の歌にもあったよね。