まず映画として言うと、朗読劇を観てるようでリズムがないな。
特殊爆弾は恐れるに足らず、
戦争を続ける方策を考えよう。2000万人の国民を特攻で殺すつもりなら必ず勝てる、
命にかけて本土決戦をお願いします。
戦死者の4割が餓死・病死、特攻は美談でもない無駄死に。
そもそも受諾することでしかないものに対し、自分たちの意見が通ると思ってたのか?
それでいて、戦後は戦死者の遺骨もほったらかしで知らん顔。
一体、彼らは何と戦ってたんだろ。
敗戦を終戦と言い、占領軍を進駐軍といい曖昧にしてこれまできた。負けたと認めたくない、それが今も続いてるってこと。
本当なら国として、あの戦争がどういった戦争だったのかを、それこそ国会の決議をもって評価すべきがだが、有耶無耶にしたまま。
右側にいる民主主義の人らがよく「国家感」と言うけど、自分なりの都合のいい理想であって、結局は立ち返るマトがないんだよ。
今になって威勢のいいことを言ってるけど、本土決戦を主張してた人らの生き残りなんだろうな。