カナダへの移民を決心した映画監督チョ・ムンギョン(キム・サンギョン)は観光ガイドのワン・ソンオク(ムン・ソリ)が気になり、ちょっかいを出す。
しかしソンオクは海兵隊出身のカン・ジョンホ(キム・ガンウ)が好きなんだが、彼はノ・ジョンファ(キム・ギュリ)とも付き合ってる、いわば三角関係。
映画評論家のパン・ジュンシク(ユ・ジュンサン)はアン・ヨンジュ(イェ・ジウォン)とマイペースで波風立たず。
男同士はなにげにつながっていて、このつながりで女性たちもつながることになる。
一時は修羅場かと思いきや、うまく乗り越えて事なきを得る。
最後はそれぞれがハッピーエンドで「ハハハ」と笑って終わる。
なんだかんだ言っても、所詮人生はそんなもの。
ホン・サンスの映画を見ていると、業界人がいかにいい加減かを描いていると思う時がある。
あるいは彼自身の実体験や理想・妄想なんか。
でも、何気ない日常をドラマにしているとも思う。