本当に英語が苦手なの?
「英語が苦手」という子どもたちは少なくありません。
しかし、その理由は本当に「英語」なのでしょうか。
現在の英語教育では、日常会話やコミュニケーションを重視した教材が数多く使われています。一方で、その内容に興味を持てず、「何のために英語を学ぶのか」が見えない子どもたちもいます。
シンプルだから伝わる科学英語
STEAM ENGLISHでは、科学や身の回りの自然現象、ものづくりなどを題材として英語を学びます。
科学で使われる英語には、大きな特徴があります。
事実を観察し、現象を説明し、結果を比較することが中心となるため、文章は比較的シンプルです。
The ice melted.
The color changed.
Plants need light.
The object floated.
このように、短く分かりやすい構文で、「何が起こったか」を正確に伝える表現が多く使われます。
事実を伝える英語
科学を題材とした英語には、もう一つ大きな特徴があります。
日常英会話では、「私はどう思うか」「あなたは何をしたいか」といった、人を主体とした表現や、その人によって答えが変わる内容が数多く登場します。
一方、科学では、「水は100℃で沸騰する」「磁石は鉄を引き付ける」「植物は光を必要とする」といった、観察や検証によって確かめられる客観的な事実や現象が学びの中心となります。
そのため、文の構造が比較的一定で、複雑な感情表現や抽象的なやり取りに比べ、英語そのものの仕組みに集中しやすいという利点があります。
世界へのパスポート
そして、英語が得意ではない子どもにとっても、「科学がおもしろい」という興味が、英語への第一歩になるかもしれません。
STEAM教育が目指すのは、教科を横断しながら、自ら考え、探究し、表現する力を育てることです。
その学びを支える言語として、英語は「目的」ではなく「道具」となります。
さらに、科学分野では英語が国際的な共通言語として広く用いられています。英語を学ぶことは、世界中の知識や情報へアクセスするための扉を開くことにもつながります。
学校や地域の教育現場においても、英語だけを学ぶのではなく、科学や探究活動と結び付けながら英語を使う機会を増やすことで、これまで英語に興味を持てなかった子どもたちにも、新しい学びの入口を提供できるのではないでしょうか。
STEAM ENGLISH LAB.は、科学と英語を結び付けることで、「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」へ。一人でも多くの子どもたちが、英語を世界を学ぶための道具として使い、自らの知的好奇心を広げていけることを願っています。