M&M'sの色
M&M'sというチョコレート菓子は、とても鮮やかな色をしています。
この色は、それぞれ異なる食用色素によってつくられています。
でも実は、鮮やかな色を表現するためには、「白い下地」も重要な役割を果たしていました。
その白い成分が二酸化チタン(Titanium Dioxide)です。
二酸化チタンは白色顔料として用いられ、赤や青、黄色などの色をより鮮やかに見せる役割を果たしていました。
ところが、この二酸化チタンは健康への影響について議論が続いた結果、EUでは2022年から食品への使用が禁止されました。
一方、日本やアメリカなどでは現在も使用が認められており、同じ食品でも国によって原材料が異なる場合があります。
つまり、世界では国や地域ごとに食品安全に関する考え方や規制が異なるのです。
輸出入を行う企業は、それぞれの国のルールに合わせて原材料や表示を変更し、安全で安心な食品を世界中へ届けるための努力を続けています。
身近なお菓子から世界が見える
STEAM ENGLISH LAB.では、キャンディーの色が水に広がる様子を観察する実験の資料を提供しています。
身近なお菓子の色から、濃度や密度といった科学、食品安全、そして国際的なルールへ。
科学は、私たちの生活や世界と密接に関わり合っています。