音楽と競馬、思ったことを書いて行きます -44ページ目


音楽と競馬、思ったことを書いて行きます

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今日伺った施設は、地元に居ながら全く知りませんでした。超高級マンションに併設された施設ですが、運営会社・組織等は良くわかりません。

さて、今日のリサイタルですが、日本にはこんなに素晴らしい若手がごろごろいるんだなあと言う思いで聴かせて頂きました。ホールにはベーゼンドルファーが鎮座していましたが、スカルラッティでは「楽器が鳴っていない・・・」と言う感じでしたが、それはこのピアノを聴き慣れない当方に問題があったのかもしれません。ショパンの最高傑作「舟歌」は、情感あふれる揺れが非常に心地よい立派な演奏でした。リストはあまり印象に残っていませんが、リストらしい色彩感は十分に表出されていたのではないでしょうか。メインのラフマニノフ、前奏曲・ソナタ共に優れた演奏でした。長江さんの特徴のひとつはペダリングですね。かなり和音を残す感じで、ラフマニノフでは彼女の特徴と曲自体が良くマッチしていたと思います。タッチが均一で、和音のバランス感覚も良い人ですね。小さい音量の時も、もにょもにょした感じが無く、音に芯があります。非常に「センスのある」ピアニストだと感じました。アンコールは2曲。ショパンのノクターン(遺作)とサン=サーンスの「白鳥」(恐らくゴドフスキ編のもの)。2曲で聴かせてくれた彼女の多彩さ・音楽性・技巧は将来が十分期待出来るものだと思います。次回はフランス物も聴いてみたいですね。素晴らしいリサイタル、ありがとうございました。


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ホールは素晴らしいですね。解放的でオケの音も明るく響きます。指揮者が正面から見える席に座りましたが、跳ね上げ式の椅子ではないんですね。背凭れが4人分繋がっているので、同じ背凭れを利用しているお客さんが動くと、こちらにも凄い振動が来たりして、ちょっと困りますね・・・。全席に座ったわけではないですが、このホールはどこからでも非常に見やすいんでしょうね。

さて、今日の指揮者・エイドリアン・リーパーさん、非凡ですね。かなり力量があると思います。ウォルトンは暗譜でしたよ。凄いなあ・・・。そのウォルトン、木管楽器が倍管になっていましたね。ホルンも2人増員。音が厚ぼったい割に物足りなく感じることもある曲ですが、人数的なこともあって、非常に力強く響いていました。指揮者が暗譜と言うこともあって、楽員の方も集中出来ていましたね。縦の線も良く合っていましたし、アクセントも過不足なく表現されていました。デュナーミクも適切で楽器間のバランスも悪くありませんでしたし、場所場所に応じた音量でアンサンブルも良くまとまっていたと思います。時に退屈に感じることもある第3楽章ですが、今日は曲が流れていて非常に短く感じました。また第4楽章は、2分の3拍子を細かく譜割りして振る(先月の尾高さんがそうだった)のではなく、2拍子を1つ振りにすることにより、音楽に推進力が加わり、生気あふれる音楽が生み出されていたと思います。陥りがちな「打楽器偏重」もなく、最後までとても「音楽的」でした。この曲の素晴らしさを再確認出来た「出色の演奏」だったのではないでしょうか。小曽根真さんを迎えてのショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番、これも爽快な演奏でした。深刻ぶったりあまり重い雰囲気にはならず、純粋に音楽・音符を明確に表現していたと思います。とにかくテクニックが素晴らしいですね。指揮者のプレトークを含め、大変充実した良い演奏会に伺えたと思います。

客席で気になったことがふたつ。ひとつは運が悪かっただけだと思いますが、お隣のご夫婦、ずっとしゃべりっ放しなんですよね。プレトークの時もそう、開演直前までどうでも良いことをベラベラベラベラと・・・。隣には関係ない人が座っているとは考えないんでしょうか。加えて、演奏中ずっと手を指揮者に合わせて振る振る振る・・・曲中ずっと振っているんですよ。どうしても視界に入るので、これも困りましたね・・・。何をしに来ているんでしょう。曲を知っているってことを回りの人に誇示したいんでしょうかね。はっきり言って迷惑です。それともうひとつ。演奏が終わって拍手する時のこと、今日は3曲とも(小曽根さんのアンコール含めると4曲)同じ人が立って拍手しているんですよね。会場全体が湧いて、結果多くの聴衆が立って拍手するようになるのならまだわかりますが、今日みたいなのってすごく違和感を感じるんですよね。とにかく立って拍手する、それが主目的として会場に来ている、そんな感じです。1階センター前から6列目の赤いセーター着たおじさん、2階R側バルコニー中央付近の一列目の太った男性、後ろにも人がいるんですよ。他の人のことはどうでも良いんでしょうかね。オルガン席から見えるので、立たれた人の後ろの方が苦笑いしながらお顔を右往左往されていたのが気の毒で仕方ありませんでした。あと、ウォルトンの演奏直後の空気の抜けたような「フライング・ブラボ」、こういうつまらないことで、折角の素晴らしい演奏会が台無しになることもあります。ホールの方、何か対策考えてくれませんかね・・・。とにかく、変な人種がクラシックコンサートに発生しつつあります。


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小曽根さんに楽器ケースに頂いたサイン。ありがとうございました。
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エイドリアン・リーパーさんにスコアに頂いたサイン。ありがとうございました。
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今年初めてとなるオーケストラコンサートに行って来ました。個人的に、このオーケストラと相性が良いんです。と言いますか、このオーケストラの音・姿勢、そして選曲がとても気に入っています。それに、今日も弦楽器のエキストラの皆さんは良く弾けていました。前から後ろまで音が鳴っているのは、オーケストラとしては理想ですし、こういう編成が小さ目のオーケストラでは大事なことですね。たくさん書きたいことがありますが、今日は疲れてしまいましたので、近日中に追記しますが、総じて素晴らしかったですね。

大切にしているウォルトンのフルスコアに、尾高さんのサインを頂戴しました。以前湯浅卓雄さんに頂いたサインを見て「あ、これ卓ちゃんのだよね」と気づいて下さいました。日本人指揮者における「英国音楽第一人者・両巨頭」のサインが揃いました。ありがとうございました。


追記

ウォルトンの交響曲第1番、どういうきっかけで聴き始めたのかは良く覚えていないんですが、学生時代からお気に入りの曲になり、どうにかして自分が所属していた学生オケで演奏したいと画策したんですが、賛同者も無く、楽譜のレンタルも難しく、断念しました(結局ラフマニノフの交響曲第3番の学生初演になりましたが)。ヤマハ銀座店に注文を出していたフルスコアも、1年経っても2年経っても「入って来ません」との連絡ばかりで諦めていましたが、注文から3年して約2万円でやっと入手出来たと言う曰く付きのスコアであり、曲です。技巧的に非常に難しく、楽想的にも陰鬱な部分もありますが、華やかな部分はとても輝かしく、そういうメリハリが効いたとても魅力的な曲だと思います。曲の至るところで、あれ、あそこで出てきた旋律や楽想だなと気づく部分もあって、曲に統一感を感じますし、それも飽きずに聴き通せる一因になっているようにも思います。

尾高さんの指揮は非常に明確であり、以前聴いた湯浅さんの重厚さに比べすっきりとした解釈だったように思います。全体的に直線的で、テンポも無駄に動かすことはありません(揺らすと合わせるのに難しいと言うこともあるのだと思います)し、旋律線をくっきり出させるような引き出し方は、この曲を上手に聴かせるにふさわしいものでした。特に木管群の出来が良かったことで、更に演奏が映えたように思います。金管でピッチが合わない部分も散見されましたが、これは超絶技巧を求められますので、仕方ない面もありますね。弦は内声の2ndvn/vaに演奏困難な場所があるんですが、見事に切り抜け、アンサンブルを引き締めていた印象です。1stvnは森下さんの素晴らしい統率力もあり、12人と言う人数以上の存在感を見せていました。ひとつ気になったのは、5pult目の外側の男性(恐らく団員さんだと思いますが)、弾き方が表面的(自信が無さげ)で、全く曲に「乗れて」いませんでしたね。あれで舞台に乗るのはちょっとどうかなって思いながら見ていました。トラさんが非常に頑張ってくれているのに、これは無いなあと思いますね。

エルガーのチェロ協奏曲、チェロの横坂さんですが、大柄な体格の割に音が軽い(薄い?)ような印象を受けましたが、聴いていた場所がオルガン席ですので、聴く場所によって印象が違うのかも知れません。技巧的にはケチのつけようがなく、オーケストラと調和を図ろうと言う姿勢が随所に見え、青年らしい気持ちの良い演奏だったと思います。この曲は、オケパートを2度程弾いたことがありますが、オケパートは「曲」を弾いていると言う感じではなく、音を「繋ぎ繋ぎ」弾いていると言う奇妙な感じの曲で、そういう意味でとても難しいんです。自己練習がし難く、他パートやソロと合わせないと、曲が見通せないんですが、流石にプロですね、オケの仕上がりは素晴らしく、横坂さんに寄り添った「やさしい」演奏だったと思います。尾高さんも振り慣れた曲でしょうか、ソロもオケも安心してアンサンブルが出来上がっていました。

ディーリアスの「楽園への道」、練習時間が少なかったんでしょうか。演奏も音色も平板な印象で、とても長く感じた演奏でしたが、プログラミングから見てこの曲はそういう位置づけの曲ですので、それでも良いのかも知れませんね。総合的に見て、バランスの良い選曲とも相まって、とても充実した演奏会だったと思います。

ウォルトンの交響曲、2月16日の京都市交響楽団でも演奏されますので、違った指揮者・オケでの演奏が聴けるのが今からとても楽しみです。


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明日は、大震災から18年目の日となります。私は当時関東に居り、未曽有の大震災を同じ日本でも遠い場所のことのように思いながらテレビの画面を見ていた記憶があります。一方で、その二か月後、今度は身近で地下鉄サリン事件が起きようとはまさか思っていませんでしたが・・・。そして、今縁あって、神戸に住んでいます。


明日は、東遊園地で例年と同じような催しが行われるようです。


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大震災でお亡くなりになった方のご冥福を、この場をお借りして、改めてお祈りいたします。


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ビルボードライブ大阪へ、今年最初のライヴに行って来ました。さすがにmieさん、素晴らしい歌唱とステージマナーでした。2日で4ステージ続くからと言って、全くセーヴするような場面も無く、最初から最後まで全力投球でした。惜しむらくは、総勢26人にも及ぶメンバーの多さですかね。肝心の唄が聴こえない場面もありましたし、ジャズのアドリヴに準えた楽器のソロもちょっと厳しい音量(聴こえない)になってしまっていました。豪華さを演出した今回のステージですから仕方ないんでしょうけれど・・・。名手の「ツィンドラム」も凄かったですね。おなじみの曲の編曲ですが、ちょっと異質なものが多くて、せっかく懐かしい曲を大人数で豪勢に楽しく、と言う期待には及びませんでしたが、その中でお客さんもそれなりに楽しんでおられたようにも思います。個人的には、もう少しオリジナルに近い編曲の方が楽しめたでしょうか。


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