音楽と競馬、思ったことを書いて行きます -10ページ目

毎年行われているイベントです。

詳しくは、https://www.kansaibunka.com/ をご参照下さい。

 

折しも「第10回浜松国際ピアノコンクール」開催中ですが、身近な音楽家も「現在進行形」で活動をされています。明日・明後日は、若手音楽家の演奏を精一杯お聴きをしに、出没したいと思っています。

 

出演者の方にお誘い頂き、聴きに伺いました。会場は満席!

チェロの渡邉 弾楽さん、ピアノの山中 歩夢さんは、共にとても安定したアンサンブルを展開され、大変楽しませて頂きました。

ヴァイオリンの中嶋 弥生さん、個人的には少し苦手な傾向のヴァイオリン。ボウイングが少し粗い感じで、音そのものと一緒に、「音ではない音」がどうしても聴こえて来てしまい、聴く側も音楽そのものに集中出来ないような感じになります。また、ロングトーンの時、発音してすぐにヴィブラートをかけられるんですが、そこで右手の音量がその瞬間に一緒に膨らんでしまい、音を途中で「押してしまっている」ように聴こえ、どうしても違和感を覚えるんですよね・・・。ただ、彼女の演奏には常に「唄心」があり、そこは素晴らしいと思います。後者の方の「癖」は「個性」とも言えますので、それが好きだと感じられる方もおられるかも知れません。

ともかく、トリオとしての第一回目の公演が大盛況で、無事に行われまして、本当におめでとうございます。

 

譜めくりストとして、京芸1回生の金 未卯さんがお見えでした。先日お聴きしたラヴェルは、色彩感溢れるなかなかの演奏でしたが、今日彼女にお会い出来て、その時のことを、思わず思い出しました。

武岡 早紀さんのピアノは、譜読みの段階から曲の骨格をきちっと踏まえておられ、常に真摯でまっすぐ前を向かれた、とても端正で潔癖な演奏をされる、優れた奏者です。

一方で、弾かれる音楽がきちっとし過ぎていると感じられたり、あるいは、音楽的な「遊び・ゆとり」が幾分感じられ難い、そう感じる聴き手には、ほんの少しだけ息苦しく感じることもあり、聴き手がピアノと言う楽器が奏でる音楽から何を感じ得たいのか、言い換えれば、聴き手の音楽に対する求めたい部分が何であるのかによって、彼女のピアノに対する個々の聴き手の評価も変わって来るんでしょう。

世の中に多くのピアニストが存在しているのは、聴き手それぞれの求めるものが異なるからであって、そこが芸術(嗜好品)の面白いところでもありますよね。

今後の、早紀さんのご活躍を願っております。ありがとうございました。

日頃から仲良くして頂いている、素晴らしいピアニスト・天本 麻理絵さんから、面白そうな公演のお誘いを頂きました。

私は、都合がつかずに聴きに伺えませんが、ぜひひとりでも多くの方に足を運んで頂きたいと思い、こちらでお知らせをさせて頂きます。

公演日は、11月10日と間近に迫っておりますが、非常に豪華なメンバーによる、とても楽しい2手・4手・6手によるコンサートとなること請け合いです。

 

麻理絵さん、素晴らしい公演になりますよう、心から祈念しております。

 

ここ数年、お探ししていたピアニストに、やっと再会出来ました。

彼女のピアノですが、派手さやこれ見よがしのパフォーマンスなととは全く無縁で、曲の骨格をご自身ががっちりと受け止められた上で、それをご自分なりの解釈・弾き方で淡々と展開して行かれる、とても個性的ですが、含蓄のある演奏をされます。基本的に、楽譜には忠実ですが、ご自身がこう弾きたい、と言う思いが見事に表現として出て来ておられます。

弾かれた曲それぞれの成立過程を十分に把握されておられるのか、作品が書かれた時代背景が演奏に反映していますし、音色や弾き方も作品に則した見事なもので、演奏者のみならず、研究者としても将来がとても楽しみな方だと思います。

どの曲も大変聴き応えがありましたが、特にドビュッシーでの淡い色彩感、シューベルトでの重厚さ・実直さ、そして「道程」は、いつまでも心に残る、そんな貴重な体験をさせて頂きました。

 

今後、各方面でのご活躍を、心より祈念しています。素晴らしい演奏、ありがとうございました。