L-Magicianの独り言。 -20ページ目

L-Magicianの独り言。

某地方都市で活躍(?)するマジシャンの日々の出来事を綴っております。

L-Magicianとはローカルマジシャンのことです。

最初から読んでいただけたらマジで面白いかと。。。思ってます。

何度も説明しているが兄はガンなのである。


2度、手術をしている。


その2度目の手術の時のお話。


2度目の手術は6時間もかかる大手術だったらしい。


当然、妹はお見舞いにも来ず。。。。。。。。。


手術してしばらく経った後、連絡が来たらしい。


「兄はまだ生きてるの?」


兄は大手術だったが無事に済んで自宅療養をしていた。


「まだ生きてるんだ!しぶといわねぇ~~」


そう言って電話を切ったらしい。


兄も弟も開いた口がふさがらなかったらしい。


実の妹に死を望まれる。


そんな人生ってありますか?


が、現実にはあるんですね。


弁護士などに相談したかったのだが、どれだけお金がかかるか分からない。


保険会社にどれだけ言って、「書類が揃ってますので。」の一言で相手にしてくれない。


無料で行っている相談所のような所へも行ったらしい。


しかし、「酷い妹さんもいたもんですねぇ~」と言うだけで実際には何にもしてくらなかったらしい。


もう3人は泣き寝入りをすることにしたのだ。


たまたま今朝、弟嫁が俺に会い、そのことを俺に愚痴ったのだ。


「別にさ、お金が欲しいんじゃないんだよ。まぁどっちかって言ったら欲しいけど。」


非常に正直である。


俺もお金は欲しい。


「けどね、兄が弟のために残そうとしてくれた最後の気持ちを踏みにじったアイツが許せないの。。。。。。」


俺だって許せない。


「もし兄が死んだら、そのまま背負って車に乗せて妹の所へ運んでやるよ。そしてこう言うの。。。」


冗談だと思うが俺には冗談には聞こえなかった。。。。。


「最後くらいはあんたが面倒みなさいよ。あんたがお金を全部持って行ったんだから。きちんと葬式くらい出せ!ってね」


そして最後にこう言った。。。。


「私たちにはね、兄が死んでも葬式代を出してあげられる余裕もないんだよ。。。。。」


彼女の目には光るものがあった。


悔しさと怒りと虚しさと。。。。。。


色々な感情があったことだろう。


俺もなんて声をかけて良いのか分からなかった。




けど何とかしてあげたいのだ。


詐欺罪で訴えれば何とかなるかな?



非常に長くなりオチも笑えるところも一つもなかったですが、以上でこの話を終わります。


何か解決策があれば、ぜひ教えてください。


俺は俺で、今色々と調べています。


たとえ相手がいくつだろうと男は女の涙には弱いものなのだ。



悪いことをやったもん勝ちってのは絶対に許さない。









異変に気が付いたのは弟嫁だった。。。。。


「契約者」を弟に変えたはずななのに、一向に書類が届かない。


弟に聞いても、何にも知らないと。


そこで兄が担当者に確認したのだ。


担当者からの報告は信じられないものだった。。。。。。。


「現在、兄様の契約者も保険金の受取人も妹様になってますよ。」



と。。。。。



妹?


兄は怒鳴った。


「妹?どういうことよ!?俺はあんたに弟に変更するって言っただろうが!!!!」


「そう言われましても。こちらに妹さんに変更する書類もいただいております。」


そうなのだ。


弟が忙しいのをいいことに、妹は自分で書類を手に入れ、あろうことか「契約者」も「保険金の受取人」も自分に変更したのである。


「俺は妹にするなんて書類は出してないぞ!」


「そう言われまして、書類は全て揃っております。」


「ならもう一度変更する。受取人は弟にしてくれ!」


「それはできません。受取人の変更は契約者様である妹様からの申し出がないと。。。。」


「ふざけるな!!!!!!!!!!!!」


そう保険の契約者が一番の権力者なのだ。


現状としては兄は単なる「被保険者」でしかない。


で、実際にお金を払っているのは妹なのである。。。。。


妹からの申し出がないと、何にもできないのである。


当然、妹に連絡をとるも、妹は「変更する気はない!」と。


さらに「もうあんたら、○○家とは金輪際、付き合う気はないから!二度と連絡しないで!」。



     鬼である。




いや、これでは鬼に失礼だね。


悪魔でも思いつかないようなことを、この女は実践したのだ。



兄が40年も払った保険を、横取りする実の妹。。。。。。。


兄は何度も何度も保険会社に訴えかけたのだが、「被保険者」でしかない兄はどうすることもできなかった。


このままでは妹が僅かなお金で600万円という大金を手にするのだ。



保険業界の人間は知っているかと思うが保険にとっての「保険金の受取人」は絶対なのだ。



例えば、死亡保険金を妻ではなく、愛人などにしても問題ないのだ。


妻がどうあがこうと、そのお金は愛人のものとなる。


まぁこれも税制面の問題はあるけれども。割愛します。



今、兄が死んだら確実に600万円は妹のものになる。


そのためには受取人の変更をしないといけないのだが、それには契約者の意思が必要なのだ。


その契約者が妹。。。。。。



もう悪循環極まりない。。。。。。。。。。




どうすれば解決できるのだろう?


弟夫妻は泣き寝入りするしかないと言っている。


けど、そんなことはさせたくない。


と言っても俺にはどうしようもないけど。


この事件がちょうど1年くらい前の出来事らしい。。。。。。。。。。


そこから半年後、3人の怒りはピークに達する。。。







兄は保険の担当者に「契約者」と「保険金の受取人」を弟に変更することにした。


実際に一緒に暮らしてお世話になっているのは弟だ。


自分が死んで、弟にある程度のお金が残せるのならと兄も喜んで「契約者」の変更をすることにしたのだ。


弟もそれに了承した。


保険の担当者にそのことを伝えた。


「俺の保険は、契約者も受取人も弟に。。。」


後日、担当者は変更の書類を持ってきた。


どんな書類だったかは俺もよくは分からない。


まぁ書いた本人もよくわからないと言っていたので。


弟嫁いわく、委任状のようなものだったらしい。


兄は自分の名前と印鑑をついて、書類を弟に渡した。


が、弟はその時期、非常に忙しかったらしい。


帰りが遅くなることもしばしばだったとか。


そこで登場したのが妹だ。


妹が「弟が忙しいなら私が代わりに手続きしとくよ!」


と買って出たらしい。


弟も「じゃあ、頼むわ!」ってなったのだ。


まぁ当然だろう。


こうして無事に「契約者」の変更が済んだ。



と思ったのは、しばらくの間だけだったのだ。


続く。。。。