骨肉の争い 08  ~Vol.223~  事件② | L-Magicianの独り言。

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某地方都市で活躍(?)するマジシャンの日々の出来事を綴っております。

L-Magicianとはローカルマジシャンのことです。

最初から読んでいただけたらマジで面白いかと。。。思ってます。

異変に気が付いたのは弟嫁だった。。。。。


「契約者」を弟に変えたはずななのに、一向に書類が届かない。


弟に聞いても、何にも知らないと。


そこで兄が担当者に確認したのだ。


担当者からの報告は信じられないものだった。。。。。。。


「現在、兄様の契約者も保険金の受取人も妹様になってますよ。」



と。。。。。



妹?


兄は怒鳴った。


「妹?どういうことよ!?俺はあんたに弟に変更するって言っただろうが!!!!」


「そう言われましても。こちらに妹さんに変更する書類もいただいております。」


そうなのだ。


弟が忙しいのをいいことに、妹は自分で書類を手に入れ、あろうことか「契約者」「保険金の受取人」も自分に変更したのである。


「俺は妹にするなんて書類は出してないぞ!」


「そう言われまして、書類は全て揃っております。」


「ならもう一度変更する。受取人は弟にしてくれ!」


「それはできません。受取人の変更は契約者様である妹様からの申し出がないと。。。。」


「ふざけるな!!!!!!!!!!!!」


そう保険の契約者が一番の権力者なのだ。


現状としては兄は単なる「被保険者」でしかない。


で、実際にお金を払っているのは妹なのである。。。。。


妹からの申し出がないと、何にもできないのである。


当然、妹に連絡をとるも、妹は「変更する気はない!」と。


さらに「もうあんたら、○○家とは金輪際、付き合う気はないから!二度と連絡しないで!」



     鬼である。




いや、これでは鬼に失礼だね。


悪魔でも思いつかないようなことを、この女は実践したのだ。



兄が40年も払った保険を、横取りする実の妹。。。。。。。


兄は何度も何度も保険会社に訴えかけたのだが、「被保険者」でしかない兄はどうすることもできなかった。


このままでは妹が僅かなお金で600万円という大金を手にするのだ



保険業界の人間は知っているかと思うが保険にとっての「保険金の受取人」は絶対なのだ。



例えば、死亡保険金を妻ではなく、愛人などにしても問題ないのだ。


妻がどうあがこうと、そのお金は愛人のものとなる。


まぁこれも税制面の問題はあるけれども。割愛します。



今、兄が死んだら確実に600万円は妹のものになる。


そのためには受取人の変更をしないといけないのだが、それには契約者の意思が必要なのだ。


その契約者が妹。。。。。。



もう悪循環極まりない。。。。。。。。。。




どうすれば解決できるのだろう?


弟夫妻は泣き寝入りするしかないと言っている。


けど、そんなことはさせたくない。


と言っても俺にはどうしようもないけど。


この事件がちょうど1年くらい前の出来事らしい。。。。。。。。。。


そこから半年後、3人の怒りはピークに達する。。。