異変に気が付いたのは弟嫁だった。。。。。
「契約者」を弟に変えたはずななのに、一向に書類が届かない。
弟に聞いても、何にも知らないと。
そこで兄が担当者に確認したのだ。
担当者からの報告は信じられないものだった。。。。。。。
「現在、兄様の契約者も保険金の受取人も妹様になってますよ。」
と。。。。。
妹?
兄は怒鳴った。
「妹?どういうことよ!?俺はあんたに弟に変更するって言っただろうが!!!!」
「そう言われましても。こちらに妹さんに変更する書類もいただいております。」
そうなのだ。
弟が忙しいのをいいことに、妹は自分で書類を手に入れ、あろうことか「契約者」も「保険金の受取人」も自分に変更したのである。
「俺は妹にするなんて書類は出してないぞ!」
「そう言われまして、書類は全て揃っております。」
「ならもう一度変更する。受取人は弟にしてくれ!」
「それはできません。受取人の変更は契約者様である妹様からの申し出がないと。。。。」
「ふざけるな!!!!!!!!!!!!」
そう保険の契約者が一番の権力者なのだ。
現状としては兄は単なる「被保険者」でしかない。
で、実際にお金を払っているのは妹なのである。。。。。
妹からの申し出がないと、何にもできないのである。
当然、妹に連絡をとるも、妹は「変更する気はない!」と。
さらに「もうあんたら、○○家とは金輪際、付き合う気はないから!二度と連絡しないで!」。
鬼である。
いや、これでは鬼に失礼だね。
悪魔でも思いつかないようなことを、この女は実践したのだ。
兄が40年も払った保険を、横取りする実の妹。。。。。。。
兄は何度も何度も保険会社に訴えかけたのだが、「被保険者」でしかない兄はどうすることもできなかった。
このままでは妹が僅かなお金で600万円という大金を手にするのだ。
保険業界の人間は知っているかと思うが保険にとっての「保険金の受取人」は絶対なのだ。
例えば、死亡保険金を妻ではなく、愛人などにしても問題ないのだ。
妻がどうあがこうと、そのお金は愛人のものとなる。
まぁこれも税制面の問題はあるけれども。割愛します。
今、兄が死んだら確実に600万円は妹のものになる。
そのためには受取人の変更をしないといけないのだが、それには契約者の意思が必要なのだ。
その契約者が妹。。。。。。
もう悪循環極まりない。。。。。。。。。。
どうすれば解決できるのだろう?
弟夫妻は泣き寝入りするしかないと言っている。
けど、そんなことはさせたくない。
と言っても俺にはどうしようもないけど。
この事件がちょうど1年くらい前の出来事らしい。。。。。。。。。。
そこから半年後、3人の怒りはピークに達する。。。