骨肉の争い 09  ~Vol.224~  事件③ | L-Magicianの独り言。

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某地方都市で活躍(?)するマジシャンの日々の出来事を綴っております。

L-Magicianとはローカルマジシャンのことです。

最初から読んでいただけたらマジで面白いかと。。。思ってます。

何度も説明しているが兄はガンなのである。


2度、手術をしている。


その2度目の手術の時のお話。


2度目の手術は6時間もかかる大手術だったらしい。


当然、妹はお見舞いにも来ず。。。。。。。。。


手術してしばらく経った後、連絡が来たらしい。


「兄はまだ生きてるの?」


兄は大手術だったが無事に済んで自宅療養をしていた。


「まだ生きてるんだ!しぶといわねぇ~~」


そう言って電話を切ったらしい。


兄も弟も開いた口がふさがらなかったらしい。


実の妹に死を望まれる。


そんな人生ってありますか?


が、現実にはあるんですね。


弁護士などに相談したかったのだが、どれだけお金がかかるか分からない。


保険会社にどれだけ言って、「書類が揃ってますので。」の一言で相手にしてくれない。


無料で行っている相談所のような所へも行ったらしい。


しかし、「酷い妹さんもいたもんですねぇ~」と言うだけで実際には何にもしてくらなかったらしい。


もう3人は泣き寝入りをすることにしたのだ。


たまたま今朝、弟嫁が俺に会い、そのことを俺に愚痴ったのだ。


「別にさ、お金が欲しいんじゃないんだよ。まぁどっちかって言ったら欲しいけど。」


非常に正直である。


俺もお金は欲しい。


「けどね、兄が弟のために残そうとしてくれた最後の気持ちを踏みにじったアイツが許せないの。。。。。。」


俺だって許せない。


「もし兄が死んだら、そのまま背負って車に乗せて妹の所へ運んでやるよ。そしてこう言うの。。。」


冗談だと思うが俺には冗談には聞こえなかった。。。。。


「最後くらいはあんたが面倒みなさいよ。あんたがお金を全部持って行ったんだから。きちんと葬式くらい出せ!ってね」


そして最後にこう言った。。。。


「私たちにはね、兄が死んでも葬式代を出してあげられる余裕もないんだよ。。。。。」


彼女の目には光るものがあった。


悔しさと怒りと虚しさと。。。。。。


色々な感情があったことだろう。


俺もなんて声をかけて良いのか分からなかった。




けど何とかしてあげたいのだ。


詐欺罪で訴えれば何とかなるかな?



非常に長くなりオチも笑えるところも一つもなかったですが、以上でこの話を終わります。


何か解決策があれば、ぜひ教えてください。


俺は俺で、今色々と調べています。


たとえ相手がいくつだろうと男は女の涙には弱いものなのだ。



悪いことをやったもん勝ちってのは絶対に許さない。